北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

美脚のシマウマ

2016-03-06 19:56:00 | 日記
テルテルに「動物園へ行ってみたら」と提案された。
そう云えば、もう何十年も動物園へは行ったことが無い。

気持ちが動いて市街地の外れにある動物園へ向かった。

市営だから安いハズと思ったのだが大人は570円。中学生以下は無料。
立派に税金を完納していても570円。



「60歳以上は半額とか無いの?」と弱った老人の仕草で訊いてみたがダメ。
ルンバは私の隣で小さく縮こまり「お子ちゃま」に見せようと必死だが苦笑いされただけ。

そうだ「JAF割は?」と訊いてみたが、これもダメ。結局二人分1140円も払って入場した。
園内には中学生の団体がいたが、(こいつら 皆タダなのか) と思うと悔しくて仕方が無い。



そう云えば、釧路市動物園は経営難で、亡くなった象やキリンを補充できず、「張りぼて」を置いていた時期があったらしい。

ある日 子供から「動物園には、どうして象やキリンがいないの?」と言われた女性達。
何とかキリンを手に入れようと募金活動開始。自費で渡米までして交渉に奔走し、やっとキリンが来ることになったオハナシが有名で、
本になりテレビでも取り上げられた感動の実話があったことを思い出した。



だから、キリンを見ているうちに 570円の入園料を何とかしようと小芝居をしていた自分が恥ずかしくなった。

シマウマのお尻は妙に色っぽい。あの丸みが何ともいえない。スラッと延びたモデルのような脚を横のルンバと見比べた。



面白いのは羆(ヒグマ)舎の近くに「熊出没注意」の看板があることだ。



そして雪の中からは 熊の頭がコンニチワしている。



アムール虎にライオン、それにホッキョクグマは やっぱり迫力あるが、餌を充分に与えられているからか「ヤル気」が感じられない。







肘枕をしてテレビを見ている誰かさんに似ていなくもない。

動物園は原野との境にあり、自然の起伏の上に作られているので園内を歩くだけで かなりの運動量だ。



土産物屋をチラ見し、豪快にソリで滑る子を眺めて見物は終了。



切符売り場の女性に「先ほどは失礼しました」と云うように丁寧にお辞儀をして動物園を後にした。

それにしても、あのシマウマ・・・・美脚だったなぁ。