TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

南沙織「人恋しくて」(1975年)

2007年03月17日 | アイドルPOPS【70年代】
音楽の世界では沖縄出身の歌手やバンドが大活躍していますが
沖縄出身といえば「南沙織」さんの名前が真っ先に思いつくのです。

デビュー曲は「17歳」。後にあの森高千里さんがカバーした名曲です。
当時はまだ沖縄はアメリカから返還されてなくて、沖縄というと
遠~いところという印象を持っていました。
ところがその沖縄から1971年に、長い黒髪に焼けた肌のキュートな
女の子がやってきたのです。

当時はまだ「女性アイドル歌手」というジャンルで活躍される方は
決して多くはなかったので、その健康的な姿と笑顔に若者たちは
くらくらとやられて一躍人気者になりました。

ただ、彼女の歌はアイドル歌手とは言え純粋なPOPS路線であり
一般的に言われる「歌謡曲」のくくりには入らないと思っています。
というのもデビュー曲からずっと作詞は有馬三恵子さん、そして
作曲が筒美京平さんという作家陣で曲が作られてきましたので
完全なる良質なアイドルPOPSであったのです。

ところがこの「人恋しくて」はその路線から離れ、ニューミュージックの
作家陣によって作られました。作詞は中里綴さん、作曲は田山雅充さん
そして編曲は水谷公生さんでありました。そしてこの曲は大ヒット。
そんなこともあってか、ニューニュージック系の歌がその後増えて
尾崎亜美さんの手による「春の予感」のヒットにもつながったと思います。

「人恋しくて」は夏に発売されたので、秋から冬の歌と思っていましたが
 
  風は昼間は 暖かいけれど 夜はまだまだ 肌寒くなって・・・

などという歌詞からすると、今の時期かもとも思っています。
何と言ってもこの「人恋しくて」はワタシが大好きな失恋ソング。
当時から良く聞いてはうるうるしておりました。
優しく切ない歌声は、一人で聞くとぐっと来るものがありますね。

ついでながらカップリング曲の「ひとつぶの涙」も作詞・作曲・編曲が
「人恋しくて」と同じであり、同じく失恋ソング。ただこちらの曲は
ウェストコーストサウンドで、明るくさっぱりと好きな人との別れを
歌っています。

歌詞には「さくらの花びら」や「花吹雪舞う頃」などという言葉が
ありますので、こちらは春の歌でしょう。そうすると、A面の
「人恋しくて」も春の歌かもと思ったのでした。

南沙織さんの歌は、良いですねぇ。
アルバムも持っているから、また聴きなおしてみようと思います。


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