TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

京都に行ってきた【その三】

2006年04月03日 | 京都・奈良・鎌倉
清水寺へ行った後、清水坂を下り、情緒豊かな産寧坂、二年坂
の洒落た店を眺めて歩く。途中でしょうゆで焼いた丸餅に海苔を巻いた
おやつについつい目が止まり、気が付いたらお金払って食べていた。
これが素朴な味でおいしかったのです。

そしてねねの道を歩き円山公園へ。ここで見事なしだれ桜を見てから
知恩院の大きな三門に驚きつつ祇園に向かう。
ここからまたしても「100番系統」のバスに乗り銀閣寺に向かう。

銀閣寺は初めてであり、予備知識も持たず訪れたのです。
まず総門をくぐり角を回った時に「おおぉ・・」と口走ってしまいました。
総門から中門までの参道は両側が高い生垣になっていて
これが「愛・地球博」で見た緑化壁面の「バイオラング」に
よ~く似ていたからです。
もしかすると「バイオラング」はこれがモデル?と思ってしまったのです。

銀閣と呼ばれる国宝の観音殿、実物を見てあまりの地味さにびっくり。
でもじっくりと庭から眺めると、つつましく落ち着きがあり
「しっかりしろよ」と言われたような気になったのです。
日本人の持つ侘び寂びの感覚の極地ともいえる、銀閣と庭園。

ただ現在の生活感からすると、この庭園と建物の造形美は
「非日常空間」であると思うのです。
しかし本来の日本人のあるべき姿を探しに来ようと
こういう古いお寺に惹かれるのでしょう。

またココロが疲れたら訪れたいです。この場所に。

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