TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

黒田里美「TO・Bi・RA」(2006年)

2006年07月09日 | アイドルPOPS【2000年代】
昔の話をして恐縮ですが、アナログ盤の時代はレコードを買ったら
それを聞くために、全力で自転車のペダルをこいで家に帰ったものでした。
シングル盤は直径約17センチですので、学生カバンにもそのまま
入ったのですが、アルバムとなるとそうはいかない。
自転車の前籠に斜めに入れたり、店で入れてもらった袋をハンドルに
引っ掛けて、細心の注意で走らせたものでした。

そして今はCDの時代。ポータブルプレーヤーもありますし、クルマには
必ずCDプレーヤーが装備されていて、買ったらすぐにでも聞く事が
出来るのです。手にしたらすぐに聞きたい!と言う思いはいつの時代も
変わらないですが、家に着く前に聞くことが出来る事を幸福に思います。

「ヤマギワソフト(ナディアパーク店)」で里美ちゃんの新曲「TO・Bi・RA」の
発売記念イベントが行われました。今回はライブは無く物販のみのイベント
でしたが、まだCDを持っていなかったので行ってきました。
Mujicaでのライブで曲は聞きましたが、CDを見ると「これかぁ~」という
感じですね。ジャケット写真も里美ちゃんらしくて良い出来栄えと思いました。
そしてもちろん帰りのクルマの中では何度も「TO・Bi・RA」を聞きました。

この曲は一般公募で行われた楽曲募集コンテストのグランプリ曲。
80年代のPOPSを彷彿させる詞と曲は女の子の気持ちを切なげに歌っていて
里美ちゃんに合っていると思うのです。ちょうど少女期から大人に変わる
微妙で危うげな世界が表現されていて、たとえそれが儚いものであっても
良いじゃない若いのだから・・・。そんなメッセージが込められているのでしょうか。

サウンド的にはファンキーでクールでとにかくカッコ良い音です。
何と言ってもキーボードがとても渋く、ギターの刻みは絶品。
リズム隊の安定感も良いし、おかずのバーチャイムで泣けるワタシ。
インストを聞いていると、ここにアルトサックスが入ったら・・・
と勝手に妄想しておりました。

とにかく楽曲として完成度の高い、黒田里美ちゃんの「TO・Bi・RA」
多くの方に聞いてもらって欲しいです。オススメの1曲です。

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