TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

J-POPの歌詞はどうなのか・・・

2011年11月15日 | アイドルPOPS【2000年代】
「会いたくて~♪ 会いたくて~♪」

FMラジオから流れるJ-POPの歌詞を聞いていると、このフレーズが

 「どれだけ会いたいのですか?」と言いたくなる程、多用されてます。

そして、まだまだ出て来る

 「君とめぐり会えた奇跡~♪」そして「翼広げ~♪」

もはやこの言葉は、J-POPでは無くてはならない言い回しなのですね。

昼間のラジオから流れる曲は、楽曲的にも軽めの曲が多くなります。
それだけでも無いですが、最近のJ-POPと言うと今風のシンガーソングライター
もしくはグループ・ユニットの作詞担当のメンバーが書かれることが多いので
言っちゃ悪いとは思いますが、言葉が深く無いなぁと思ってしまいます。

歌詞の内容が全てであって、意味を深く考える事が出来るような歌は
少なくなっていると思います。良い言い方をすれば、ストレートな歌詞
なのですが、そこには想像の余地が無いとさえ思ってしまいます。

プロの作詞家先生ならこんな言葉を使うことなく、同じ意味合いの
歌詞を他の言い回しで書かれるだろうな・・・と思うこともしばしば。

80年代のアイドルPOPS全盛の頃は、プロの作詞家先生の仕事が多かったです。
 
 「デビューしたばかりのアイドルに、こんな方が作詞・作曲されるとは!」

という事が日常的で、アイドルPOPファンとしては良かったですよ。

今でも、松田聖子さんなどのアイドル曲の歌詞を数多く書かれてきた
三浦徳子さんがハロプロの「Buono!(ボーノ)」と真野恵里菜ちゃんの
作詞をされることが多いので、アイドルPOPファン的には嬉しいです。

それにしても、秋元康さんは凄いと思います。ウィキペディアによりますと
1980年代から今までに作詞家として4000曲以上を世に送り出してきたとの事。
おニャン子の時代から、今まで量産を続けてきましたからね。
そして、ヒット曲を連発しているのですから、その才能は素晴らしいです。

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そして、つんく♂氏も1998年頃から主にハロー!プロジェクト関連の楽曲を
量産しています。つんく♂氏の場合は作詞と作曲両方を手がけているので
凄い方と思っています。

秋元康さんもつんく♂氏も、量産できる才能はどこからやって来るのか・・・
と思うのですが、このお二人以外で楽曲を量産する事が出来る方は
いらっしゃるのでしょうか。

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ハロプロとAKB関連以外のアイドルグループの楽曲を提供されている方が
どんな方達なのかワタシは知らないのです。こんな記事を書く以上調べる必要が
あるのですが、今でもプロの作詞家さんの仕事はあるのでしょうか。

秋元康さんやつんく♂氏が、もし作詞の現場から引退した場合を考えると
果たして歌詞を聞かせる「正統派アイドル曲」は存続が可能なのか。
書く人がいなくなったら、カバー曲しか無くなってしまうのでは。

たとえば、10年後にアイドル曲を量産をするような作家さんがいると
するならば、今すでに仕事を始めていてもおかしくないはず。

もしかすると、初音ミクなどのボーカロイド曲を書いている方達の中に
上記のお二人に続くような才能を持つ方がいらっしゃるかも知れない。
そう思ってはいますが、次の時代のプロ作詞家さんの登場を期待している
ワタシなのです。



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