TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

Emerson,Lake&Palmer「Trilogy」(1972年)

2006年12月05日 | 海外アーティスト
エマーソン・レイク&パーマー、略して「EL&P」の4枚目のアルバムは
「3部作」と言われる「トリロジー」。あの有名な「展覧会の絵」の次に
発売されたアルバムで、いわゆるコテコテの「プログレッシブ・ロック」。

メンバーはキーボード:キース・エマーソン、ベース・ヴォーカル:グレッグ・レイク
ドラムス:カール・パーマーの3人。ということでギターが無いバンドなのです。
ROCKにはギターが絶対に必要なのですが、彼らの音楽はクラシック音楽が
基本になっていて、さらにJAZZ的要素もありますので、このスタイルがベスト
なのでしょう。

キース・エマーソンが「ホウダウン」や「「リヴィング・シン」で鳴らしている
ハモンドオルガンはファンキーでかっこ良く、モーグ・シンセサイザー
を使ったインストものは今聞いてもSFチックで、未来的な音です。

時々「あれぇこのフレーズ何処かで聞いたような・・・」
という事もありますが、それはそれとして、モーグ・シンセサイザーを
ROCKの演奏で使ったのは彼らが最初と言われているので
パイオニアであり、後のアーティストにとっては師匠でもあるのでしょうね。

A1 永遠の謎 パート1
A2 フーガ
A3 永遠の謎 パート2
A4 フロム・ザ・ビギニング
A5 シェリフ
A6 ホウダウン
B1 トリロジー
B2 リヴィング・シン
B3 奈落のボレロ

基本的にプログレッシブ・ロックは1曲の時間が長くて、このアルバムにも
6分とか8分の曲が収録されています。まぁアルバム片面で1曲という事も
ありますから、それと比べれば決して長くはないですが、最近のラジオ番組
ではまず耳にすることが無いですね。
この世の中からプログレファンが居なくなったからとは言わないですが
我々のプログレを初めて耳にしたのはラジオからでした。
プログレを聞いた事が無い人でも、一度は聞いておくのも悪くは無いと
思うのですが、リズム重視の方々には無理な要求でしょうね。

改めて聞いてみると、70年代のプログレは音に厚みと深みがあって
味わい深くかっこ良い音楽と思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿