TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

アグネス・チャン「ひなげしの花」(1972年)

2009年01月15日 | アグネス・チャン
このブログで何度もアグネス・チャンさんについて語っていますが
日本でのデビュー曲「ひなげしの花」でネタは書いていないですね。

デビューした時には「香港からやって来た妖精」と言われていました。
たどたどしい日本語で(今でもそうかも知れないけど・・・)
我々の前に現れたアグネス。(と言ってもテレビのブラウン管越しではありましたが)

1972年と言うと、世の中はフォークソングの大ブームでした。
若者達がフォークギターを抱えて、歌っていた時代です。
フォーク以外では歌謡曲が全盛で、野口五郎さん、郷ひろみさん、西城秀樹さんの
「新御三家」。そして麻丘めぐみさんに天地真理さん、南沙織さん。
アイドルの時代が始まりつつある、今思うとわくわくするような時代でした。

そこに現れたのがアグネス・チャンさん。香港からやってきたのですが
大和撫子的な雰囲気もあって、すぐに人気者になりました。

 「おっかのうえ ひなげしのはぁなでぇ~」

と言う今でも、ものまね番組でまねされる独特の歌い方は、当時でも印象的でありました。
アグネスは高い声で歌うと言うイメージがあるのですが、「ひなげしの花」の歌い始めが
いきなり高い音からなので、そういう印象を持ってしまうのです。
「ひなげしの花」もずっと高い音ばかりではなくて、ジャケット裏面の楽譜によりますと
「今日もひとり」の所ではハ長調の‘レ‘まで下がります。

実はワタシは、その低い所のアグネスの声が好きなんですよ。
やわらかい声質が良いのです。

アグネスがデビューした時からファンになったワタシは、いろいろな音楽
歌手を聞いて応援してきましたが、やはり基本はアグネスなんですね。
長い付き合いというか(別に付き合っている訳ではないけど・・・)
ずっと応援し続けてきましたね。36年ですかぁ・・・。

「ひなげしの花」作詞:山上路夫さん、作曲:森田公一さん、編曲:馬飼野俊一さん
馬飼野俊一さんの編曲と言えば、イントロがドラムから始まるという曲が多いですが
この曲もシンバルからですね。そしてこの後も、アグネスの曲の編曲を数多く手がけられました。

さて、ふと思った事があるのです。
「今までで一番聞いた回数が多い曲は何だろうか」

耳にタコが出来るように流れる店舗のBGMやCMソングを除いて
自ら楽しんで聞いた曲ですと、何になるだろうか。

そう思った結果、「ひなげしの花」という結論に至りました。
レコードやテープ、CDで何度も聞きましたし、コンサートでは
いつも歌ってくれますから、間違いないと思います。
そして、今もYouTubeなどにもアップされていると、ついつい聞いてしまいます。

「ひなげしの花」がワタシにとって、人生で一番多く聞いた曲って事になりそうです。

さて、このシングルのB面は「初恋」。
この曲は隠れた名曲と思っています。ものすごく切ない歌で「淡い初恋」がテーマ。
今の言い方ですと「胸キュンソング」ですね。
作詞:安井かずみさん、作曲:平尾昌晃さん、編曲:森岡賢一郎さん。

おそらく聞いたことがない方が多いと思います。
でも今ならYouTubeにアップされています。

アグネス・チャン「初恋」です

節回しは「アグネス節」ですね。
この歌い方が、最も好きなアグネスの歌声と思うのはワタシだけではないと思う。



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