![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a1/555cbe3650b52cd37b080bc6803a3cae.png)
4月8日以来開花したさくらそうをこのブログに掲載してきたが、
今日は8回目。下記の10品種で累計110点となる。
101鶯宿梅、 102寿、 103京の雛桜 104獅子奮迅、 105白妙、
106濡れ燕、 107倍 王、 108フェニックス 109松の位、 110三保の古事。
鶯宿梅(おうしゅくばい。濃い紫色、爪白の梅弁で梅花咲き。
「紫光梅」からの実生。
昭和44年中村 長次郎氏の作出)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d3/1f72691e445d7babe54b72f5d7f45549.jpg)
寿(ことぶき。深い鑼弁、受け咲き。花弁の裏表とも濃い紅色。)
増えやすいが、花つきが悪く、咲かないこともある。
咲いても写真のように、色が抜けることがあり、不安定。
昭和初期の作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a5/66acb033e478855912325969d2158a42.jpg)
京の雛桜(徳永雅明氏の作)
獅子奮迅(ししふんじん。星形掴み咲き、花弁の裏は濃い紅色、
表は染め出し、すべての弁がよじれているため裏の紅色が強調される。
波打つ獅子咲きという特異な花。
解説書などでは、豪快な花で江戸末期から愛好家が多いそうだが、
我が家では12年前、さくらそうをやり始めた最初から入手して
栽培してきたが、ほとんど毎年消えてしまい、依怙地になって毎年芽を
買い求め挑戦するも、相性が悪いのか同じことを繰り替えしてきた。
やっと今年はまづまづの花が咲いてくれて、満足している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/30/90adaaef498a68afbf68821870b560e0.jpg)
白妙(しろたえ。浅い鑼弁。掴み咲き、垂れ咲き。
花弁は表裏とも純白。大正時代の作か)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/00/3abeae56d3f50ff227ea1ead15a8bffa.jpg)
濡れ燕(桜弁、平咲き。花弁の裏側は
淡い桃色、表は底紅で目がある。
花形、花色とも野生種に近く、
花茎が長く伸びる。江戸末期の作。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7a/299594fdfc13b0cad23adb381dbac6f9.jpg)
倍王(ばいおう。広い桜弁、抱え咲き。花弁の裏は紅ぼかし、
表は底白で刷毛目。昭和14年ごろにはあったらしい。)
フェニックス(出所不明)
松の位(まつのくらい。広い桜弁、抱え咲き。)花弁の裏は淡い紫色、表は染め出し。
明治中期の作か)
三保の古事(みほのこじ。鑼弁、抱え咲き。
花弁の裏は濃紅色、表は内白、
花の表側がよく見え、繊細な鑼と
紅白の色の対照が美しく、古くから
名花と伝えられる。江戸末期の作)