趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

早春の花木と草花 1

2010-01-29 | 庭木


 1)立春を間近かにした1月末、毎年玄関脇に<ソシンロウバイ>=素心蠟梅の花が強い芳香を漂わせて、
   澄んだ黄色の花を開く。 小枝の数が増えれば、花着きがよくなるそうだ。
   5年前に植えた若木で、枝の数もまだ少ないが、あと数年経てば、見事な花を楽しめるかもしれない。
 2)ツバキ=椿はハクモクレンの真下にあって、年々枝が分岐して樹が大きくなるため、1昨年思い切って
   丸坊主になるくらい強く剪定した。 それでも昨年暮れには小枝が茂り、密生したため、花蕾のない枝を
   すべて間引いた結果、数えきれないほど多くの蕾がついた姿になっている。
   我が家のこの椿は白と紅白の斑入り花で、たまに赤い花が散見される、いわゆる咲き分ける品種で、
   花の時期は2月中旬から3月末が盛りである。 今はチラホラ咲きである。
 3) ハクモクレン=白木蓮
   庭木でサクラに次ぐ大木であるが、昨年秋、徒長枝(2メートル以上の枝)約150本を強剪定したあと、
   短い枝約100本も剪定したため、写真のごとく、たいへんこじんまりとした木姿となってしまった。
   花の蕾は数えていないが、100個ぐらいか。 毎年300以上の花が咲くので、さみしい気がする。
 4)スイセン=水仙。 寒咲き日本水仙で、房咲き種。
   玄関前のコーナーに毎年1月下旬から3月はじめにかけて咲き続ける。ここ数年植えっぱなしのため、
   球根が分球して、小さくなっていると思われる。折をみて堀り起こして整理したい。
  

 
 


           
                    
                          
                     <ソシンロウバイ>=素心蠟梅。

        

              

          
               
                   <ツバキ>=椿。
 
      
          
                            
                     <ハクモクレン>=白木蓮
       
                    
                        
       
          <スイセン>= 日本水仙。
     
      

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セツブンソウー春の訪れ

2010-01-27 | 山野草など

   庭のセツブンソウが1年ぶりに土を割って七つ八つ発芽しているのは、1週間前から気づいていたが、
   あいにく風邪でダウンしていたため、よく観察していなかった。
   今日は快晴で暖かく、3月上旬の陽気だそうで、久しぶりにカメラを持ち出し、下掲のスナップ2枚を
   撮ったとたん、「電池容量がなくなりました」というエラーメッセージが出て、撮影不能となったため、
   中止。(電池充電後、29日と30日にも撮影) 
   参考のため、昨年~1昨年のセツブンソウ関連のブログ記事を転載した。 セツブンソウのことや、
   我が家の栽培環境、栽培方法などを参照されたい。
     
         1月27日午後撮影。

                 1月27日午後撮影。
    
               1月30日午後撮影。    

        1月30日午後撮影。
  

              2月2日午後撮影。  いまこのコーナーで30株のセツブンソウが咲いている。

 
下線の次の記事は昨年の記録です

  <平成21年2月4日の記事>
    今年も庭の白木蓮と椿の根元に、セツブンソウ(=節分草)が開花した。
    昨年、一昨年並みに1月中旬に発芽し、節分前後につぎつぎと開花する。
    早春にふさわしい可憐な花だ。あまりに短命なので、ephemera(=かげろう)
    に喩えられた。今日現在、開花株42、葉のみの株32=74株。
 
    
     <セツブンソウ>
     
下線の次の記事は1昨年の記録です

  <平成20年1月6日の記事>
 庭のハクモクレンとツバキの株元の50㌢四方のスペースを、元日から毎日観察していますが、
 3日の朝、何か雑草の芽かと思われる緑の芽生えを、ピンセットで抜きかけるところでした。
 しかし、よく見るとこの場所に毎年節分前後には必ず開花するセツブンソウです。
 こんなに早い時期に発芽したので、驚きました。
 去年は1月10日に10芽発芽しました。
 日がたつにつれ、今日現在その芽生え4芽のうち白い蕾のある芽が1個土を割って
 地表に顔を出しました。
 昨年は初めて100本のセツブンソウの株を数えることができました。
 地下10㌢の深いところに球根があるそうですが、球根はほとんど分球しないので、
 増殖させるためには、タネを取り蒔きします。
 翌年春には発芽しますが、花が咲くのは早くても3年か4年後なので、気長に栽培します。                    
                       20年1月6日午前11:00撮影。4芽が発芽したと思われる。

  下線の次の記事は平成19年の記録です

  <平成19年2月10日の記事> 
 まだ咲く花の少ない早春に、春を呼ぶ使者のようにかわいい花を開きます。
 毎年必ず節分の前後に開花する節分草は、我が家の白木蓮と椿の根元の
 斜面に咲きます。
 白木蓮は落葉樹ですから、その根元は冬のあいだは一日中よく陽があたり、
 夏は木陰になるため、節分草にとっては、居心地のよい場所です。
 今年は暖冬のせいか、1月10日には10芽も発芽して,驚きました。
 数年まえまでは30芽ほどでしたが、年々増えて今年は90芽余り重なりあう
 ように密集しています。
 花は径2㌢で白に近い淡紫色ですが、花弁に見えるのは萼(がく)で、
 普通5枚あります。種は1袋に数個あり、茶色で丸く、径2㍉です。
 球根は分球しないため、もっぱら種を蒔いて増やします。

 3月ごろ、種が熟すのを待って、取り蒔きします。
 発芽は翌年の1月末か2月初めで、丸い1枚葉の芽が出てきますが、
 2年目に三裂した本葉が出て、3~4年目にやっと開花します。
 晩春には、地上部はすべて枯れ、地下10㌢位の深さにある球根(塊茎)
 だけで夏を越します。
 


      

          

               


  
  丸い葉は昨年3月に蒔いた種から発芽したもの。1年目は一つ葉で2年目に
  双葉となる。写真に写った3芽のほか、7芽あり、これを加えると今年は100芽となる。
  写真の左上隅の芽は花が散ったあと。



   
   19年3月3日撮影。花が終ったあと結実するタネをとって、直蒔きする。

  

    下線の次の記事も1昨年の記録です

  <平成20年1月21日の記事>
   1月6日のブログにセツブンソウが4芽顔を出したと書きましたが、
 それからポツポツ発芽して、この数日来の寒波にもめげず、
 先の4芽を加えて16芽発芽、そのうち7芽は白い花が開いています。
 節分の前後に昨年を上回るセツブンソウをカウントできるかどうか、
 楽しみです。

     


       

           
20年1月20日撮影

       

20年2月 2日撮影



20年 2月7日撮影。 30個発芽うち開花中16個。

20年2月10日観察。 46個(20開花、20花なし、6個一枚葉)

     
       20年2月13日撮影。
             
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新しいカメラで撮影した <舞鶴> と <天恵覆輪> など

2010-01-25 | ふうらん、富貴蘭


 私のブログをいつも見てくれている娘夫婦が、昨年の暮れ、クリスマスプレゼントとして、
 Pentax のデジタル一眼レフカメラ(K-xダブルズームキット)を贈ってくれた。
 いまもっとも人気のあるカメラだそうだ。
 自分の今までのカメラではフウランなどの接写が難しく、背景をうまくボカスことができない
 などと、かねてから彼らにも、ボヤキを聞いてもらっていたからだと思う。
 この機会にDA35mmF2.8 Macro Limited という交換レンズを取り寄せ注文し、
 昨日手元に届いた。
 これに加えて、愛蘭会のなかまのKAさん(=カメラのボヤキの聞き手の一人)が、
 自分は使うカメラを持っていないからと言って、今日の午後まっさらの三脚を届けてくれた。
 手振れ補正のためには、三脚の使用は不可欠かもしれない。
 このマクロレンズを取り付けて、撮影したのが今回の <舞鶴> と<天恵覆輪> だ。
 
   
     <舞 鶴>
 
 
 
     <天恵覆輪>
  
     
        <金幽晃>
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富貴蘭<玉金剛>の植え替え

2010-01-19 | ふうらん、富貴蘭

  以前ご近所のH.Kさんへ差し上げた<玉金剛>の植え替えを
  引き受けることになり、持ち帰って鉢から抜いてみた。
  この2~3年に延びた根が鉢のうえにはみ出して、いかにも見苦しい。
  思い切って荒療治した。伸びた根はだいじに行儀よく株の下方に
  捲きおろし、姿を整えた。写真はその過程を示すもの。

  植え替えまえの<玉金剛>

      横から見た<玉金剛>

   鉢から抜き、古いミズゴケを取り去った<玉金剛>     
           古い袴や傷んだ根は鋏で丁寧にカット。そのゴミ。 
           古いミズゴケはすでに処分。
     
        新しいミズゴケで植え替えた<玉金剛>
        
             うえから写した<玉金剛>

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富貴蘭<舞鶴>と<桂月>

2010-01-10 | ふうらん、富貴蘭

 <舞鶴>と<桂月>が我が家の蘭舎の棚に入った。
 <舞鶴>の株立ちは長年求めてきたが、5本立ちのこの株は見ごたえがある。
  棚に入ってから、よく観察すると3本目の株元に子が着いている。 儲かった感じ。
  葉重ねが強く、元来子出しが悪いので、出回っている鉢数が極めて少ないそうだ。
  豆葉のなかでは<青海>や<十二単>とともに最高の人気品種だろう。
 <桂月>
  高知産の小型種で、花は弁元が濃いピンクで天咲きとなり、<青海>の花によく
  似ているそうだから、この夏、花の時季が楽しみだ。 これから陽をよく取ろう。                    
 
       <舞鶴> 正面から。
 
                <舞鶴> その大写し。
     
      <舞鶴> 横から撮影。株元に子が見える。

       <桂月>


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蘭舎の防風対策

2010-01-02 | その他

  冬のあいだ西風もしくは北風が強く吹き荒れる日が多いため、毎年蘭舎の廻り
  を厚手のシルバークロスと透明のビニールカバーで覆っている。
  蘭舎内で春蘭と寒蘭約100鉢および富貴蘭約100鉢を栽培しているが、
  風を防ぐだけで、加温はしていないため、蘭舎のなかは外気温と変わらない。
  
     蘭舎北側、シルバークロスを張る。クロス2枚を西側の中ほどでジョイント。
       
         蘭舎北側と西側。冬のあいだ風がもっとも強く当たる。
              
                蘭舎東側の遠景。手前の棚は植え替えの終わったサクラソウ100鉢。
                残り50鉢は植え替えの都度、左の棚に載せる予定。
                蘭舎右端のブルーシートは蘭鉢などを撮影する台の背景。
  
     蘭舎東側、朝日を採光するため透明のカバーで覆う。
     
        蘭舎南側、西側から捲いてきたシルバーのクロスと東側に捲いた
        透明のビニールカバーをジョイント。          
    
        蘭舎西側、お隣のパン屋の駐車場から撮影。
        冬のあいだ、西風が強いので、シルバーのクロスにヨシズを重ねる。
        隣りとの境界のブロック塀の内側に物置小屋と物置棚を並べ、
        西風を遮る役目を果たす。
        
          蘭舎のなか。正面からみた富貴蘭のハンギングの1部。

    蘭舎のなか。

    蘭舎のなか。

    蘭舎のなか。

       蘭舎のなか。

   
        蘭舎の正面。照明器具の下に正月の注連飾りを取り付ける。 


<蘭舎の防風対策> 2009年1月1日の記事

    昨年暮れの風のない日に3日がかりで蘭舎の廻りにシルバーシート2枚
  と透明の塩化ビニールシート2枚を張りめぐらし、風除け対策を講じた。
  北側の入り口戸の内側にも包装用のミナパックを張り付けて北からの風
  が入らないようにした。戸のうえには車用の小さい注連縄をとりつけた。
  これで蘭舎にも正月がやってくる。
  
   蘭舎の東側。
    
      蘭舎の西側。当地は西風が強いので、カバーは厳重。
      
        蘭舎の南側。  
        
         
          蘭舎北側入り口戸の上の注連飾。
        
        
          蘭舎の北側。
                 
     
       蘭舎内の富貴蘭①
          
            蘭舎内の富貴蘭②         
               
                    蘭舎内の富貴蘭③            

<蘭舎の防風対策> 2008年1月1日の記事
 
謹賀新年
 1)らん舎の入り口に注連縄を飾り、正月のめでたさの気分を祝いました。
 2)暮れに一週間かけて、らん舎の廻りを防風シートで覆いました。
 昨年までは、西側の壁に西風を避けるだけのシート張りでしたが、
 数日前の強い風は、西側からの風だけでなく、北からも東からも風が廻り、
 終日吹き荒れたため、東側の一部を除いて、ほぼ全体をシートと波板で囲みました。
 この囲いによっても、らん舎内外の温度はほとんど変わりませんが、
 冷たい風だけはシャットアウトできました。
 3)一番寒がる蘭(9鉢)だけ、室内に持ち込みました。
 例年富貴蘭も廊下に取り込みましたが、成績がよくないどころか、失敗の
 原因でもあったので、今年はらん舎内に留めて、管理します。
 4)昨日はすべての蘭にたっぷりと水やりして、越年させました。
 (天気予報に反し、元日の最低気温は0℃で、かなり冷え込みましたが、
 凍てつくほどではなかったようです。

   
   らん舎の入り口に飾った注連縄。車やカーポートに飾るささやかな飾り。
       
     
     らん舎の東壁。画像で見るかぎり、ムシロを掛けたみたいにやや仰々しいが、
     夏用のスダレのうえに、 透明の糸入りビニールシートを重ねてカバーしたため。
     東から差し込む朝日をシャットアウトすることになるが、厳寒期はらん舎内の
     すべての蘭は休眠中で、明かりも光も不要。 

            
            昨年初夏5月2日のらん舎東側の画像。
            らん舎の西側にはまだ風除けのブルーシートが残っている。
 
             
               昨年春先2月のらん舎東側。手前のさくらそうもかなり発芽している状態。

  
  
  
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