趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

セッコク ー 長生蘭(2)

2006-05-28 | らん

先月の中頃(4月17日づけ)早咲きのセッコク3点の画像を掲載したが、
今年は春先天候不順でセッコクー長生蘭の成績が悪かった。
それでもすでに30品種余りの花は終り、遅咲きの花で残ったものを
見ていただく。香りをお届けできないのがたいへん残念だ。

 
 <緑王殿>

    
               
               <南十字星>とその拡大写真

                       
                       <紅牡丹>

 
  大塔木守

         
         <萬宝龍> 

               
               <桃苑>

                       
                       <大紫宝x天紫晃>

<紫金剛>
     
     <翁>
          
           <交配種>
               
                 
                 <流星晃>









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初夏の山野草

2006-05-23 | 山野草など

 5月18日付けの<初夏の花木>につづく<初夏もの>の連載。
 しかし多分もう品切れのため、<盛夏>の花木の現在の様子を
 2点織り込む。
 夏の花木は、花が咲いて気付くころまでに、毛虫かコガネムシに
 葉を喰われてしまうので、今からブログに載せて観察管理したい。

 この時期の山野草で我が家の庭に比較的多いのは、
 もうすでに花の終った<ユリ科チゴユリ属>のなかまと、
 これから開花に向かう<キキョウ科ホタルブクロ属>のなかま。
   
   
                                 
                   <ホタルブクロ>とその花の拡大写真。
                   全国各地の山野の道端に普通に生える。
                   その昔、花のなかにホタルを入れて遊んだことからその名があるとか。
                      
                    

     
           
     <カンパヌラ・アルペンブルー>
     キキョウ科ホタルブクロ属のなかま。
     スイス産のもので、わが国のイワキキョウと同じ。
     濃い花色でいっせいに開花する姿がよい。

    
<風知草> 
 初夏の山野草というよりも、盛夏から初秋のもの。
 いまでも風を感じてそよぐ風情は、涼を呼ぶ。
 覆論の葉が美しくなりはじめたので再びお目見え。
 かって4月12日と28日のブログに芽出しの写真を掲載。

                
       
      <タツタソウ>
       早春の花ではあるが、私の最も好きな山草で、明春のために
       花後の葉を一日でも長く残したいので観察管理中。
       例年は7月の末に葉がなくなるが、目標は9~10月まで。
       ブログの3月13日の記事のあと4月13日の写真も追加掲載。

                 
                 <美男カヅラ>
                  モクレン科のつる性の木。おもに秋の実を楽しむ。
                  美男葛の名は,昔樹皮の粘膜で男の髪を整えたからといわれている。
                  昨年の秋、友人から譲り受けた盆栽作り。
                  春先赤い実も黄変した葉も落ちて枯れたかと思ったが、
                  先週ごろ新しい照り葉が茂る。

 
  <蜀紅葵>
   アオイの仲間。盛夏から秋にかけて、真っ赤な5弁の花が咲く。
   冬地上部がなくなり、初夏のいま若葉が茂り、樹高2㍍くらいに育つ。

           
           <酔芙蓉>
            アオイ科の低木。
            7月下旬から9月下旬にかけて開花。
            朝の咲き始めは白く、午後には淡紅色から夕方紅色に変わってしぼむ。
            (朝から晩まで酔いを保っているのか)     
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ふうらん  <立大鵬>の植え替え

2006-05-23 | ふうらん、富貴蘭

 今年の3月・4月は例年に比べ寒かったので、ふうらんの冬眠から覚めるのが
遅く根が動いていないため、5月下旬にもかかわらず植え替えが可能だ。
きょうの午後、一番大株の<立大鵬>を植え替えた。
根が傷んでいたため、その整理に思わぬ時間を要した。
来月13~18日開催予定の<初夏の展示会>に出品したいので、
鉢も豪華な赤富士の絵柄のある6角鉢を用いることにした。
このサイズの鉢に似合う大株は、いまのところ、ほかにない。

  
  植え替えた<立大鵬>。約100本立ちの大株。
  紺性よく、葉の艶もよい立ち葉の和歌山県産。
  昭和初期の文献に名がある。 花は天咲き。
           
           鉢の正面をずらし<赤富士>の絵柄のある六角鉢を見る 
                          
                           植え替え前の立大鵬。根の整理に時間を要した。

        
        仕上げに使う化粧苔。平均35㌢の長さ。
                   
                  いわゆる台苔、広島県産の良質の水苔。
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初夏の花木

2006-05-18 | 庭木

 早春の花や春たけなわのサクラやサクラソウなどの花木、山野草も花後すっかり
緑一色となり、庭も初夏の花木や草花に衣替えし始めた。
    
    
    玄関のシンビジウム前に置いた<墨田の花火>の鉢植え。

    墨田の花火(がくあじさい)5月1日に買い求めた鉢、その大写し。
    毎日玄関から庭に出して軽く風にあて、2日に一度の頻度で水やり。
           
           
           シラン白花、白覆輪の葉。
               
                シラン白花の拡大写真

                    
                    シラン普通花
                    毎年雑草のごとく生い茂るため、根茎ごと抜き取っているが、増え続ける。

                             
                            ムラサキツユクサ
                            今庭にはびこっているのは、濃いピンク色のもの。  
                            土がアルカリ性のためか。
                            いわゆるムラサキツユクサ(薄紫色)の株は鉢植えで、まだ蕾も見えない。

    
    ロードヒポキシス(=アッツザクラ)赤、ピンク、白の3色、4鉢。 
   
                 
        
             
                                
                    
            芍薬とその拡大写真。
            平成8年11月(10年前)、山陰の牡丹島の由志園で買い求めた黄花の牡丹<金晃>が、
            数年前から先祖がえりしてしまい、芍薬しか咲かなくなった。
 

      
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松盆栽など

2006-05-11 | 山野草など

週間天気予報によれば、今週は連日雨模様であり、昨夜もよく降り続いた。
今朝は梅雨の晴れ間のように雨もあがり、庭作業もはかどった。

1)我が家で唯一の盆栽である三河の黒松。 その緑摘みと枯葉の整理。
  葉性がよく、しかも短いため剪定はめったにしない。
2)雪割草15鉢の花柄を鋏で切り取る。零れタネを取り蒔き。
3)蜀紅葵の昨年の古い茎を剪定鋏で切る。新芽が12本伸びている。
4)屋久島ウツギに白い花が咲き始める。徒長枝の剪定。
5)開花した長生蘭の手入れ。とりあえず5鉢。
                                  
          三河の黒松、樹齢30年(我が家の庭で12年)

       
       屋久島ウツギ。赤い花はお邪魔虫のタツナミソウ。
                 
                                            
                 ホウチャクソウとその花の拡大写真
                
                
                                                                          
                      アマドコロとその花の拡大写真 
                    
                           ヒメイズイ、大写し。
            
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さくらそうの苗を買う

2006-05-10 | さくらそう


河内長野愛蘭会の6月展示会の打ち合わせのため、花の文化園を訪問、
帰途売店で下記の2品種の苗を買い求めた。

1.還城楽(げんじょうらく) 花の裏表とも薄い藤色のやや掴み咲き大輪。
    花色、花容とも優雅だが、性質は弱いそうだ。
    類似品に<瑠璃殿>があり、同一品種ともいわれている。
    明春、双方ともに咲けば、同定してみたい。
    謡曲の高砂から江戸末期に命名された。
2.晩  春(ばんしゅん) 表移り白、裏桃色、鑼弁狂い咲きの大輪。
    名前から推して遅咲き種か。
    明治21年刊行の伊藤 重兵衛の「桜草銘鑑」に載る。
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富貴殿ほか

2006-05-10 | ふうらん、富貴蘭


池田の増田園芸で、富貴殿、曙、牛若丸の3点を買った。
帰宅後、別の鉢に植え替えて、一晩らん舎で休ませ、今日の午後、
部屋に持ち込み、撮影した。
    
    <富貴殿> 5本立ちの大株。鉢は龍山の山水画。
     葉幅広く、ゆったりとした姫葉で風格がある。
     富貴蘭を代表する人気品種で,常に銘鑑の上位中央に
     その座を保っている。万延年間(1860年代)に豊後国
     で発見されたもの。
          
           
           <曙>子株を入れて10本立ち。立ち葉で襟あわせがよく、
            シャープな葉姿である。山城国で発見された。
            独特の中斑のなかに細かい松葉が散り、
            一風変わった雰囲気を持っている。
            10本とも黄色斑で、葉幅も広い。
                    
                      
                     <牛若丸>14本の株立ち。
                      鉢はこの品種のために碧南の窯で焼かれた錦鉢。
                      静岡県産の比較的新しい品種で、昭和58年の登録。
                      当時無地葉変わり品種で人気の高かった<弁慶丸>より
                      芸が上であるということで、この命名に至ったと聞いている。  
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さくらそうー花の終った鉢の移動 その4(最終)

2006-05-09 | さくらそう

 数日前から雨や風、それに6月を思わせる強い日差しに、
さくらそうもかなり疲れが見えてきたので、
<京の雛桜>を除いて、残りの花をすべて整理した。
<京の雛桜>は4月27日に開花して以来、まだ鑑賞に堪える姿をしており、
花を折るのをためらった。
実は<京の雛桜>以外にも、梅弁の品種(小輪花)は花持ちがよく、
<駅路の鈴><南京小桜><匂う梅><白梅><瑠璃源氏>など
いつまでも見飽きない。

花を整理して,夏作場に移動した81点
34赤城山~81瑠璃源氏
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マサキの剪定

2006-05-05 | 庭木


  庭の西隅、サクラの真下にある大株のマサキ(柾)が茂って、
  隣のパン屋さんの駐車場にはみ出し、新葉と更新中の枯葉が毎日落ちる。
  前から気になっていたが、たまたまパン屋さんがこの連休に休むので、
  強剪定した。
  この木は、風通しが悪いとウドンコ病やカイガラムシが発生することがある
  ので、ちょうど良い機会だった。
      
      
      剪定前のマサキ          
 
                                 
           

         強剪定したマサキ        
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さくらそうー花の終った鉢の移動 その3

2006-05-02 | さくらそう

下記の16点の花を折り増土をして、日の当たらない東側の夏作場に移動。
19赤蜻蛉    20朝 日   21旭 鶴   22獅子頭   23獅子奮迅
24柴垣の桃園 25白 妙   26玉芙蓉   27童子梅   28朱鷺の雛
29白 梅    30春 霞   31人 丸   32紅葉川   33雪  舞
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