5月18日付けの<初夏の花木>につづく<初夏もの>の連載。
しかし多分もう品切れのため、<盛夏>の花木の現在の様子を
2点織り込む。
夏の花木は、花が咲いて気付くころまでに、毛虫かコガネムシに
葉を喰われてしまうので、今からブログに載せて観察管理したい。
この時期の山野草で我が家の庭に比較的多いのは、
もうすでに花の終った<ユリ科チゴユリ属>のなかまと、
これから開花に向かう<キキョウ科ホタルブクロ属>のなかま。
<ホタルブクロ>とその花の拡大写真。
全国各地の山野の道端に普通に生える。
その昔、花のなかにホタルを入れて遊んだことからその名があるとか。
<カンパヌラ・アルペンブルー>
キキョウ科ホタルブクロ属のなかま。
スイス産のもので、わが国のイワキキョウと同じ。
濃い花色でいっせいに開花する姿がよい。
<風知草>
初夏の山野草というよりも、盛夏から初秋のもの。
いまでも風を感じてそよぐ風情は、涼を呼ぶ。
覆論の葉が美しくなりはじめたので再びお目見え。
かって4月12日と28日のブログに芽出しの写真を掲載。
<タツタソウ>
早春の花ではあるが、私の最も好きな山草で、明春のために
花後の葉を一日でも長く残したいので観察管理中。
例年は7月の末に葉がなくなるが、目標は9~10月まで。
ブログの3月13日の記事のあと4月13日の写真も追加掲載。
<美男カヅラ>
モクレン科のつる性の木。おもに秋の実を楽しむ。
美男葛の名は,昔樹皮の粘膜で男の髪を整えたからといわれている。
昨年の秋、友人から譲り受けた盆栽作り。
春先赤い実も黄変した葉も落ちて枯れたかと思ったが、
先週ごろ新しい照り葉が茂る。
<蜀紅葵>
アオイの仲間。盛夏から秋にかけて、真っ赤な5弁の花が咲く。
冬地上部がなくなり、初夏のいま若葉が茂り、樹高2㍍くらいに育つ。
<酔芙蓉>
アオイ科の低木。
7月下旬から9月下旬にかけて開花。
朝の咲き始めは白く、午後には淡紅色から夕方紅色に変わってしぼむ。
(朝から晩まで酔いを保っているのか)