私は15年前、花の文化園で初めて日本さくらそうと出会いました。
平成5年3月21日、別表1の4品種を買い求めたのが栽培のきっかけです。
平成3年9月、河内長野市に<大阪府立花の文化園>が開園し、
設立3年目の河内長野愛蘭会が同園のイベントホールを借りて
展示会を開催できるようになったのは、その年の11月<寒蘭展>
が契機でした。
以来毎年3月<春蘭展>、6月<富貴蘭展>および11月と、
年3回展示会を開催しています。
<文化園>は開園の翌々年の3月から園内で育てた<さくらそう>の
展示・販売をしており、私たちの<春蘭展>も同時期だったので、
時間の合間をみて<さくらそう>を鑑賞し、
一見して丈夫でさくらそうらしい色合いの4点に絞って、買い求めました。
1)15年間愛培してきたその丈夫な品種を、今年2月、
私の不注意というか不手際で、2点も枯らしてしまいました。
<表1>の1<朝日>と2<天晴>です。
2)<表2>の37<東鑑>を入手早々消滅した品種扱いにした事情は
以下のとおりです。
<東鑑>は5月3日に入手し、翌日づけのブログにその画像を掲載しました。
私のブログを折々ご高覧いただいている浪華さくらそう会会長の山原 茂氏より
5月6日、その画像は「品名相違と思われる」旨のコメントをいただきました。
手持ちの図鑑などで照合し、花の色、花の形、花の咲き方などすべての点で
異なることに気づき、ご指摘の正しいことを確認しました。
山原氏の慧眼に脱帽するとともに、たいへん感謝しているところです。
その翌日直ちに花の文化園の担当者に電話で対応を依頼しましたが、
開花した同一名のストックがないため、他の代替品と取り替えることで了解し、
今日同園へ出向き、持参した<東鑑>はラベルを抜いて返却し、
<表2>の42<沖の浪>43<雪中花>44<妙智力>の3点を代替品として
持ち帰りました。
42 <沖の浪>
43 <雪中花>
44 <妙智力>
群馬県伊勢崎市にある<みやこ花壇>より通販ベースで
さくらそうを入手したのは、平成7年12月からです。
娘家族のいる東京へ出かける折には、足を延ばして店を訪れ、
店主ご夫婦とも親しくしています。
前田 繁氏は河内長野愛蘭会を設立した当時からの
古いなかまで、蘭に精力を集中するため、
手元の山野草やさくらそうを処分するというので、
分けてもらった。