趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

さくらそう開花 ① 

2007-03-31 | さくらそう


今年もさくらそうが開花し始めた。今日までに開花した品種は下記の6点。
 ①所縁の袖 ②陽春 ③八ヶ岳 ④標野行 ⑤金孔雀 ⑥香炉峰

 
 <所縁の袖> (ゆかりのそで)鑼弁抱え咲き。花弁の裏は桃色ぼかし、
         表は白色。江戸末期の作。

     
   <陽春>(ようしゅん)桜弁抱え車咲き花は桃色で底白.竹岡 泰通氏の作。

           
           <八ヶ岳> (やつがたけ)山梨県産の野生種。白花。

                
                <標野行>(しめのこう)鑼弁抱え車咲き。                       
                     花の裏は濃い桃色、表は白の染み出し。 山原 茂氏の作。

   
   <金孔雀>(きんくじゃく)鑼弁抱え咲き。江戸末期の作。花の裏は紅色、表は白。

          
          <香炉峰>(こうろほう)桜弁,掴み咲き。江戸末期の作。
                花の裏表とも純白色でさくらそうを代表する名花といわれてきた。
                <越路の雪>と同じ。

          (注)  山原  茂氏 浪華さくらそう会会長。
               竹岡 泰通氏 浪華さくらそう会幹事。
               
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その他の花木

2007-03-24 | 庭木

     <ヒュウガミズキ>マンサク科の花木で早春に咲く。
     最初の発見地は丹後の大江山山系の杉山で、シーボルトがその弟子と
     ともに見出したといわれている。それでは、なぜヒュウガ(日向)か。
     かつてその地を治めた明智日向守光秀にあやかったか。
     
     
 
           <ユキヤナギ> 関東以西の川岸の岩場などに自生する落葉の低木。 
             しなやかに弓状に枝垂れる枝に、雪を積もらせたような白い花。
             貝原益軒は「花譜」のなかで、「愛賞すべし」と称えている。
                   
        <ユキヤナギ>① 庭の西南隅、カイヅカイブキの生け垣の前。 
           
          <ユキヤナギ>② カイヅカイブキの生け垣から蘭舎の南壁に向かって撮影。
  
  <ユキヤナギ>③ 蘭舎の前からカイヅカイブキの生け垣に向かって撮影。
                        
           <ユキヤナギ>④ 西隣りのパン屋さんに向かって撮影。 



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<続>タツタソウ

2007-03-22 | 山野草など

    3月7日に<タツタソウ>を取り上げて記事にしたが、
    今年は株も増え、しかも2週間も咲きつづけた。
    今日午後の強い風で花弁が散り急いだため、この画像が見納めとなる。
    あとは種の採集と取りまき、秋まで葉を持たせる工夫を図ること。
     
3月22日午後1:10 強い光線を避けて蘭舎の陰で撮影したため、鉢全体が暗くなった。


「昨年3月25日に投稿した記事全文と画像5枚を参考のため添付しました。」
〔2006-03-25付けの記事と画像〕                 
タツタソウ(竜田草)は我が家の庭で10年ほど前から大きな浅鉢のなかで
消えもせず命を保っている。それでも毎年この季節になれば、地下茎から
伸びた茎の先にひときわ目を引く美しい薄紫の花が数輪は咲く。
とくに好きな山草なので、毎年タネをとり、鉢に蒔くが、さっぱり増えない。
種が熟すまでうっかり放置すると、スミレソウなどと同様、鉢のそとに
飛び散って蟻の餌になってしまう。(蟻の大好物だそうだ)
花はつぎつぎとあがってくるが、2日ほどで散ってしまう儚ないいのち。
花後の手入れとしては、蓮状の葉をいかにして秋まで長持ちさせるかだ。
花も葉も美しいが、極めて細い茎で風に折れやすく、しかもこれからの季節は
暑がるため、夏越しがきわめて難しい。

この花は日露戦争の際、軍艦「竜田」の乗組員木下邦道氏が
自生地の中国東北部満洲から持ち帰ったことからこの名前がついたそうだ。

   
    2006年3月25日撮影、
    蕾が数個見える。2~3日中に開花しそう。

     
     2006年3月28日撮影、白っぽく見えるのが開花中の花2輪。 

        
        2006年3月31日撮影、全開のタツタソウ

    
   2006年3月31日午後撮影、
   中心の緑色のポンポツはすでに結実した最初の花、
   そのバックにある白っぽい花がいま全開のタツタソウ、
   手前の薄紫色の花2輪が開花直後のタツタソウ。
                
                2006年4月13日午後撮影、
                花も終り、葉が緑に繁ったタツタソウを
                秋までもたす工夫をしたい。
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庭植えのバイモ

2007-03-22 | 山野草など

 貝母(バイモ)ユリ科バイモ属。 中国原産で薬用植物として入ってきたが、
 一般園芸植物としても広く栽培されていると思われる。
 こぼれた種子から自生するのか、庭のあちこちでうつむきかげんに咲いている。
 虚無僧のかぶる深編み笠に似ているところから、アミガサユリの別名がある。
 日本原産のものでは、コバイモがあり、アワコバイモ、イズモコバイモ、
 カイコバイモ、コシノコバイモ、トサコバイモ、ミノコバイモなどは
 絶滅危惧種に指定されている。
 高山植物のクロユリもバイモの仲間。 
   
   バイモ①
   高原に咲く花か? No! 下の②③と同じ株。
         
         バイモ②
             
             バイモ③
             玄関前の狭い花壇に十数本の株が毎年自生している。
         
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カイヅカイブキの剪定

2007-03-18 | 庭木

橘園芸さんは:河内長野市北貴望ヶ丘38-10-201 
問い合わせ電話:080-5332-4128(代)
道路に面して玄関ゲートの両側に植えたカイヅカイブキの生け垣はもう30年に
なります。当時この木の寿命は15年程度と聞いていたので、いずれ他の樹種に
植え替えたいと思いつつ、放置していました。
そのため、樹冠が伸び放題で見苦しく、たまたま4~5日前に入っていた
橘園芸の<植木剪定のご案内>のチラシを見て
近くにお住まいの職人さんと知り、今日の作業をお願いした次第でした。
橘園芸さんの仕事はたいへん丁寧で、かつ効率的で無駄がなく、私も意気に感じて
つい後片付けや掃除を手伝ったりしました。
見積もり費用が安かったのも、お願いした動機のひとつです。
お勧めできる職人さんです。
橘園芸さんは植木の剪定だけでなく、ガーデニング・アレンジメントも得意のようです。

写真①~④は剪定前、⑤~⑫は剪定後のカイヅカイブキです。


  ①3月18日午後撮影。玄関門扉から西、剪定前のカイヅカイブキ。

       ② 玄関門扉の東側、伸び放題のカイヅカイブキ。

         ③ 玄関門扉の西側。

                ④ 玄関門扉の西側。
     
                    
                  ⑤ 玄関門扉の西側。橘園芸さん剪定中。
           
           ⑥ 玄関門扉の西側。橘園芸さんの剪定作業ほぼ終る。
         
         ⑦ 剪定作業完了後、歩道の東から西に向かって撮影。
     
      ⑧ 剪定作業完了後、車道の反対側から撮影。        
           
            ⑨剪定作業完了後、車道の南側から撮影。
       
        ⑩剪定作業完了後、車道の南側から撮影。
             
             ⑪剪定作業完了後、玄関門扉前が広く感じられる。
                  
                  ⑫剪定作業完了後、車道の南側から撮影。    
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ハクモクレン盛りを過ぎる

2007-03-16 | 庭木

 3月3日、昨年より2~3週間早く咲き始めたハクモクレンも3月10日以降の
 寒波と強風に遭い、蕾、半開、全開を問わず、花弁が痛み茶褐色となって、
 見苦しくなったため、14日と16日の午後241輪の花を高枝鋏で剪定した。
 花がひどく痛んだ原因 のひとつに、花の数が多すぎ、 
 風に煽られた花と花が擦れ合うためと思われる。
 剪定後、半開の蕾がまだ200輪余り残っているが、風と雨さえなければ、
 寒さのおかげで20日過ぎまで、鑑賞できるかも知れない。
 残った花の数から見て、盛りは過ぎたようだ。
  
 
    3月14日午後撮影。
    ここ数日の寒波の戻りと強い西風により、花は無残にも傷がついて、
    鑑賞に堪えられなくなったため、
    高枝先の痛みのひどい花48輪を鋏で剪定した。そのあとの画像。
           
           3月14日午後撮影。 
                 
                 3月14日午後撮影。

 
  3月16日午後、2階のベランダから撮影。
  約240輪剪定したあとでも、なお200輪余りの花が残っている。
  
  
  3月16日午後撮影。

     
     3月16日午後撮影。

           
           3月16日午後撮影。

                 
                  3月16日午後撮影。
         
         3月16日午後撮影。全開した大輪の花。 
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春蘭展

2007-03-13 | らん


 3月13日(火)から18日(日)まで大阪府立花の文化園で河内長野愛蘭会
 の<春蘭展>を 開催します。 出展者24名、出展鉢数168点。
 中国春蘭が20数点もあり、多いせいか、会場のイベントホールに入ると
 よい香りが漂っています。
 
   会場風景①
     
       会場風景②
             
                会場風景③
                     
                       会場風景④
        
         会場風景⑤  
   
      席飾り、谷賀康郎さんの展示コーナー。 
 
   私の出展した4点。前日の記事と画像をご参照
   後列、「山の端」蕾が固い。「日輪」覆輪花7本。
   前列、「乙女素心」まだ花蕾が固い。「老文団素」7本の花よく香る。     
           
             春蘭即売コーナー。
                
                  会員による手製の蘭鉢即売コーナー。
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春蘭展に出品する4点

2007-03-09 | らん

今月13日から19日まで花の文化園で河内長野愛蘭会の春蘭展を開催します。
 10日までに出展数を把握しますが、ターゲットは180鉢として、
 その過不足は前日までに調整します。
 昨年は198鉢の出展があり、若干窮屈な感じがしたためです。
 花の文化園を利用して春蘭の展示会を開催するようになったのは、
 平成2年だったので、今回で18回目になります。
 その前年平成元年に私を含む4人で発足した会も、
 今では40名の会員を擁し、東洋蘭を愛好する趣味の会としては、
 人の面でも、運営面でも、うまくいっていると自負しています。
 来年は20周年を迎えるため、会長として何か記念すべき企画を立案中です。 
 私は下記の4点を出展する予定で、鉢の上土を入れかえたり、
 花のラベルを新しく書き換えるなど手入れをしました。
 会期中は毎日会場に出向くため、割り込みの予定は組まないことにしています。


  <山の端> 散り斑縞斑、散り斑覆輪花。栃木県産。
        幅の広い中垂れ葉。堂々たる風格がある。

        
      <乙女素心> 未登録品。 産地不詳。

            
<日輪> 黄橙色覆輪。産地茨城県.厚肉の大葉性の中立ち葉。
        花は水仙弁。丈夫で繁殖力が強く、花つきもよい。

 
 <老文団素> 180年前、中国蘇州で発見、我国には昭和4(1929)年に渡来。
  翠緑色の花弁。弁先はそいだように切れ味のよいのが特徴で、平肩咲き。
  幅広い純白の大巻舌は、散るまで白さを失わない。
  葉は濃紺地で鋸歯が強く、厚肉幅広で半垂れ。性質は丈夫で花つきがよい。
           
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タツタソウ

2007-03-07 | 山野草など
 
 タツタソウは中国東北部満州から朝鮮半島北部、さらにカムチャツカなど
 に分布し、山地の林のなかや草むらなどに自生しているそうです。 
 当地での栽培品は3月末から4月の始めにかけて、
 地下茎から伸びたいまにも折れそうな細い茎の先に、
 ひときわ目をひく茜色の葉と、美しい薄紫色の花を咲かせます。
 今年は2~3週間も開花が早くなりそうです。 
 去年に比べ、何株か増えたような気がします。
 タツタソウはたいへん花もちが悪く、
 強風や乾燥ですぐに花びらが飛び散ります。 

  
 3月8日午後撮影①。
             
          
      3月8日午後撮影②、①の画像を拡大。                                               
             
            3月10日朝撮影。全開した花3輪。

   
   3月13日午後撮影。

  
  3月14日午後撮影。

       
        3月14日午後撮影。

                  
                  3月14日午後撮影。


3月16日朝撮影。




  「昨年3月25日に投稿した記事全文と画像5枚を参考のため添付しました。」

〔2006-03-25付けの記事と画像〕                 
タツタソウ(竜田草)は我が家の庭で10年ほど前から大きな浅鉢のなかで
消えもせず命を保っている。それでも毎年この季節になれば、地下茎から
伸びた茎の先にひときわ目を引く美しい薄紫の花が数輪は咲く。
とくに好きな山草なので、毎年タネをとり、鉢に蒔くが、さっぱり増えない。
種が熟すまでうっかり放置すると、スミレソウなどと同様、鉢のそとに
飛び散って蟻の餌になってしまう。(蟻の大好物だそうだ)
花はつぎつぎとあがってくるが、2日ほどで散ってしまう儚ないいのち。
花後の手入れとしては、蓮状の葉をいかにして秋まで長持ちさせるかだ。
花も葉も美しいが、極めて細い茎で風に折れやすく、しかもこれからの季節は
暑がるため、夏越しがきわめて難しい。

この花は日露戦争の際、軍艦「竜田」の乗組員木下邦道氏が
自生地の中国東北部満洲から持ち帰ったことからこの名前がついたそうだ。

   
    2006年3月25日撮影、
    蕾が数個見える。2~3日中に開花しそう。

     
     2006年3月28日撮影、白っぽく見えるのが開花中の花2輪。 

        
        2006年3月31日撮影、全開のタツタソウ

    
   2006年3月31日午後撮影、
   中心の緑色のポンポツはすでに結実した最初の花、
   そのバックにある白っぽい花がいま全開のタツタソウ、
   手前の薄紫色の花2輪が開花直後のタツタソウ。
                
                2006年4月13日午後撮影、
                花も終り、葉が緑に繁ったタツタソウを
                秋までもたす工夫をしたい。
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クリスマスローズ

2007-03-05 | 山野草など


 
  ローズといってもバラではない。クリスマスごろに花の咲く種類があるので
 そう呼ばれるが、むしろ春咲きが多い。 私の好きなキンポウゲ科の多年草で、
 花びらのように大きいのは、萼片。 花弁は花の中心にある黄色の小さな部分。
 萼片はながく姿をとどめ、やがて緑色に変わる。
 前年に成長した葉は切り取っても問題ない。12月ごろ痛んだ葉から切り取る。
 洋風のイメージが強いクリスマスローズだが、鉢の選び方次第で、
 意外にも和の雰囲気があり、茶花としても定番の花材。
   

   
        
           

  
  我が家の庭では一番の大株だが、今年は11輪の花が
2月はじめから咲きつづける。まだ9輪の蕾がある。

       
        その拡大写真


          
         
                 木立ち性のフェチダス2鉢とその拡大写真。       
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