趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

庭木の剪定 2) ハクモクレン

2006-10-19 | 庭木


 我が家の白木蓮(=ハクモクレン)は庭の桜に次ぐ巨木です。
 放置すると、樹高が10~15㍍にもなるそうで、このことを知るまでは、
 剪定もしなかったので大きくなり過ぎました。花後すぐ翌年の花芽が
 着くと聞いたため、ここ数年間花が開いて4~5日目には花ごと剪定して
 おりました。花が散り落ちるまで木にとめおくと見苦しいからです。
 しかし、この木は一日中陽の当たる庭の真南にあって、花後よく葉が茂り
 木陰をつくってくれるため、夏はたいへん貴重な存在です。
 冬に向かうこの時期に蕾の少ない徒長枝を剪定しています。
 今年は2㍍前後の徒長した枝を30本、50㌢~1㍍余りの枝を約80本
 剪定したので、庭が明るくなった感じです。 

                 
                 ハクモクレンの花。18年4月25日に撮影したもの。
  
   剪定前のハクモクレン樹高6㍍ ① 10月14日撮影

           
           剪定前のハクモクレン② 10月14日撮影
 
         
         剪定後のハクモクレン① 2㍍あまりの徒長枝を30本以上切り落としたため、
                樹高は一挙に4㍍に戻る。 10月19日撮影
    
                 剪定後のハクモクレン② 10月19日撮影

                剪定後のハクモクレン③ 10月19日撮影

     
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庭木の剪定 1)金木犀

2006-10-19 | 庭木

 
 沈丁花、梔子とともに三香木といわれる金木犀を、花の満開を待たずに強剪定しました。
 この木の下で長生蘭を栽培しており、金木犀の花柄が長生蘭の鉢にこぼれるのを 
 未然に防ぎたいからです。
 この木の花柄を鉢のなかに放置すると、雨や水やりを繰り返すうちに、カビとなって、
 長生蘭の根に悪影響を及ぼします。
 毎年この木の花柄をピンセットで取り除くのは、時間と労力を要しましたが、
 思い切って一花も残さず強い剪定をしたので、気分もすっきりしました。

 庭の金木犀は樹齢30年、桜に次いで、古い庭木ですが、毎年春の芽吹きに
 先立ち、2月か3月に剪定しているため、大木になっていませんが、
 株元はだいぶ太くなっています。
 
  
  剪定前の金木犀①、10月14日撮影

       
       剪定前の金木犀②、10月14日撮影

                       
                    剪定前の金木犀③、10月14日撮影
           
          剪定後の金木犀①、10月15日撮影

       
         剪定後の金木犀②、10月15日撮影

        

              剪定後の金木犀③、10月15日撮影
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長生蘭=セッコク

2006-10-12 | らん

 
 10月8~9日、河内長野愛蘭会の一泊ツアーで、伊勢・志摩を周遊してきました。
 帰途三重県多気町の<フラワーガーデン多気>に立ち寄り、長生蘭=セッコクを
 5点買い求めました。
  
  
   <雅寶丸> 丸葉に白い曙斑をあらわす中型種で、採光を強くして
   作ると、丸葉がさらに詰まって、スプーンを伏せたような格好になり、
   草姿は一見刈り込んだツゲの庭木のように見えます。
   花は枝咲きになり、一つの花房に4輪もつけることがあります。

           
               <雅寶丸>を上から撮影したもの。丸葉の様子がよくわかります。


    <紅小町> 白中透けの中型種。飴矢品種としては性質も強く繁殖も良いので、
     株数が多くなっています。
     花は淡い紅色を含み,喉元に紅点があるので、紅一点花といえます。

 
     <紅小町> 上から撮影。葉の柄がよく見えます。



  <濡鷺>矢も葉も細いため独特の草姿となりますが、2~3本立ちだと
  寂しいので株立ちにするとよい。
  中透けや飴矢へとは進化しにくい品種ですが、高子や矢伏せで
  矢の上部から発芽したものは変化しやすい。
  本種の飴矢になったのが、<隼>です。
  花付きは極めて良く、この季節でも次ぎつぎと蕾がふくらんでいます。



    <極黄流し> 肉厚の葉に黄色の中斑をあらわす中型種。
     黄三光中斑の<黄流し>の斑が派手になったものです。
     出芽は萌黄色ですが、秋の完成時には極黄色に冴えます。

 
       
      <白鶴>やや長めの大葉に白色の中透けが入る大型種で、
       矢も太くて長く雄大な感じがします。
       昭和59年に登録された実生作出品種。
       葉は照り葉で紺性が良く美しい。 葉持ちもよい。        
     
    <長生蘭=セッコク> キンモクセイの庭木の下の棚で100品種100鉢を栽培しています。
     これから冬を越して春までは日除けネットも撤去して、日作りしたいと考えています。
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庭にある花の寄せ集め Ⅲ

2006-10-02 | 山野草など


秋も10月に入って、庭のヒガンバナは赤2本、黄2本を残すのみとなりました。
秋が深くなって、葉が地上部に出るころ、
黄色のヒガンバナ(=ショウキズイセン)の球根を掘り起こして、
施肥のうえ同じ場所に植え戻して増殖してみたい。
    
  上の画像は、下の画像の背景にある鉢や敷板などをブルーのパネルで覆い、撮影し拡大したもの。
   

   
   昨日載せた白のジンジャーの横に、オレンジ色のカンナが咲き始めた。
   このカンナは例年暮れ近くまで咲いている。               
 
   これも昨日載せた<鷹の羽すすき>の鷹の羽部分を強調するため、
   撮影しました。
   「鷹の羽」とは、春蘭などの虎斑に相当するもので、この葉はたいへん
   斑きれのよい柄です。

           
コメント (1)
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