趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

初夏の展示会出展準備

2013-06-28 | ふうらん、富貴蘭


  7月2日(火)~7日(日) 花の文化園イベントホールで初夏の展示会、
   第24回「富貴蘭、春蘭・寒蘭の柄物と野生蘭の展示会」を開催する。
   第1回(平成2年)から昨年までは「富貴蘭とウチョウラン展」を実施して
  きたが、近年ウチョウランを栽培=出展する会員が少なくなってきたため、
  本年度より「富貴蘭」中心に変更し、会期も「富貴蘭」の開花する7月初めに
  変更した。また一人でも多くの会員の出展を促すため展示会の運営細則を 
  改正し、富貴蘭については一人当たり出展鉢数の上限を15鉢に制限した。
  私も本年は15鉢と山採りフウランの木枠付1点を出展する。
  花の咲き終わった品種、咲かない品種もあり、品種選びも手間がかかる。


   

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    <青星> あおぼし 紀州産の6弁花。天咲きの距のない花は、
         花火が夜空に開いたようで鑑賞価値が高い。     
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        <巨翆> おおみどり

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      <唐錦>  からにしき 
            虎斑の代表品種。泉州の産。
            緩やかに弧を描く姫葉で、白黄色の虎斑が切れよく入り、
            その斑は葉裏まで抜ける。日の採り具合で柄出しが決まる。
            その日の加減が問題で、採り過ぎれば葉全体が黄金色となり、
            作落ちの原因ともなりかねない。
            蔭作りだと虎斑がうまく出ず、鑑賞価値が落ちる。
            美術株に仕上げるには、経験が必要である。
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<旭昇> きょくしょう 
         産地は奄美徳之島。上芸品は虎斑もよく残り、          
         根先の色もルビー根に近くなるので人気が高い。
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      <金甲覆輪>きんかぶとふくりん 
            記録では母種の<金兜>から変化したものとされている。
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               <金広錦> きんこうにしき  岡山県の産。
                  葉幅の広さでは<大江丸縞>に匹敵するボリュームがある。
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       <翆華殿> すいかでん 
             肉厚の豆葉で、小型ながらボリューム満点の
             葉姿で人気が高い。また花変わりとしての評価も高い緑花である。
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       <青海>せいかい 
           これほど葉姿と銘がぴったり当てはまる品種も少ない。
           肉厚で丸みのある葉が軸元から半円を描くように湾曲する。
           その葉が重なった姿は、まさに江戸文様の青海波そのものである。
           産地不詳で、昔は<青海波>と呼ばれた。
           花もピンク色の強い大輪の変わり花で人気が高い。
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≪天恵覆輪> てんけいふくりん 
           白覆輪の<御城覆輪>が黄色の覆輪に変化したもの。
           黄色が強いほど上芸とされる。 
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    <花纏> はなまとい 
         中型の細葉で三蝶咲きと呼ばれる花変わりである。
         花は花弁が舌化したものである。舌が3枚になり、
         舌に付随している距も3本出て、ちょうど錨のような
         花型となった。
         フウランとしては初めての三蝶咲きで、
         1本でも目立つ距が3本も出るので、
         にぎやかで豪華な花である。そのにぎやかな花に、
         火消しの纏を連想して、<花纏>と命名したそうである。
         現在も鉢数は少なく、増殖が望まれる。人気が高い。
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      <飛翔天> ひしょうてん
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       <富貴殿> ふうきでん 
             葉幅広く、ゆったりとした姫葉で風格がある。
             富貴蘭を代表する人気品種で、常に銘鑑の上位中央に
             その座を保っている。万延年間(1860~1861)に豊後国で
             発見された。     
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    <満月> まんげつ
         がっしりとよくできた株は<富貴殿>とそっくりで、
         天葉が後冴えか天冴えかの違いと、
         下葉が黄色か乳白色かの違いがあるだけで、
         葉姿はよく似ている。産地不詳。
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    <紫式部> むらさきしきぶ  
          襟合わせの良い整った中型種である。
          本種の特徴は、青軸・青根で、ピンク花を咲かせるという
          フウランの常識では考えられないものである。
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   <羅紗王> らしゃおう



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ギボウシ2鉢

2013-06-23 | 山野草など


     ギボウシ。
     蕾の形が橋の欄干の擬宝珠(=ぎぼうし)に似ているから命名された。
     ユリ科の多年草。我が国は世界でもっとも野生種が多く、20を超す。
     それなのに、どちらかというと日陰者扱いだ。 
     庭の片隅の花といったイメージが強い。
     ひとつには強い光と猛暑が苦手で、日焼けする性質によるためか。
     夏が涼しいイギリスや北欧ではガーデニングの主役になっているそうだ。
     


    14
            <イワギボウシ> ギボウシの代表種。 
                     花は漏斗状で平開しない。
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    <黄斑乙女ギボウシ> 本来は済州島やその付近の
               諸島に分布している外来種。
               花は下向きに咲く。

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番外ーキュウリに実がなる

2013-06-22 | さくらそう


鉢植えのキュウリに1個実がなっていることに昨日気付いた。
 1日おいて今夜収獲した。長さ15cm。
 昨年までは近くの畑で栽培していたが、毎年6月30日に
 収獲していたので、やや早い感じだ。
 取り立てのキュウリに味噌を付けて、晩酌のあてにしたが、   
 歯触りよく、味もなかなかよかった。

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紫陽花と一才合歓の木

2013-06-18 | 庭木


  
5月末から咲き始めたヤマアジサイは今月15日前後には盛りを過ぎたため、
花柄を整理したり、挿し木を兼ねた選定をやっている。
1週間前から玄関脇に茂る紫陽花(アジサイ)が花盛りだ。

庭に2種類の1才合歓(ネム)の木がある。1つは純白の大きな花が咲く。
大変珍しい花の色だ。インド原産の落葉樹。マメ科でやせ地にも向く。
もう1種類は深紅の花でいわゆる緋合歓の木。メキシコ原産の常緑樹。


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   午後5時撮影。葉は眠るように閉じてきた。
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   午後4時30分撮影。純白の花が4輪。
   まだ全開していない。
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12・07 午前10時 緋合歓の葉はねむりから覚める。
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山アジサイ20鉢

2013-06-07 | 山野草など


ヤマアジサイの分布は広く、北は東北の太平洋側から南下して九州に至り 、
 一部は朝鮮半島南部にも認められる。 寒冷地・豪雪地帯を除く山岳地帯に見られ 、
 海岸近くの山間から標高1,000 m以上の高山にも自生している。 広範囲な分布と
 環境はそれだけ多くの変異種をも生み出し、一部には栽培の難しい種類もある。

 山野草趣味から山アジサイに心惹かれ、各地の山アジサイを通販リストで入手したが、
 とりわけ<七段花>はお気に入りだ。 淡青色星形の八重花。六甲山産。
 (写真14.38.18.37)
 <七段花>は江戸時代の図説に載っていたが、ながくその姿を見た者がいなかった。
 それが昭和 34年(1959年)六甲山中で再発見され、幻の花の出現として話題になり、
 アジサイブームの発端にもなった。


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   20鉢の山アジサイ。
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        38.17<酔湖の絣> 青紫系。絞の入る花では最高品。徳島産。
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       交配種?
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        <紅>くれない。長野県伊那谷産。 
           はじめ白に咲いて、のち深紅に色づく代表種。
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        <無名> 金剛山産。濃紺。
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   <みくるま返し> 小愕ウツギ。白の大輪八重咲き。
            主に関東地方以西の太平洋側に分布。
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    <湖畔の華> ブルー系へら状咲きの珍品。

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    14.36.19.37<七段花> 説明は本文。




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番外ーキュウリにネット

2013-06-06 | その他


 成長の速いキュウリのため、6月1日には支柱を9本立てて、よく伸びるツルを
 誘引したが、今日はその支柱の周囲にキュウリ用のネットを張りめぐらせた。
 鉢のすぐ上に黄色い花が1輪咲いているが、この1番花もふくめて子づるの
 剪定をした。 敷き藁の代わりに株もとに腐葉土を置く。 親ツルは今約90cm。


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番外ーキュウリに支柱

2013-06-01 | その他


     先日番外でキュウリの鉢植えを写真入りで記事にしたが、
     成長が早くツルが伸びてきたので、支柱を立てて誘引した。
     5月17日に苗を植え付けてから2週間目である。
     花でも野菜でも庭に植えていると毎日観察できるのがよい。
 

   
    
    
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