趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

さくらそうの植替え

2015-01-10 | さくらそう
  

  さくらそう116品種120鉢は、昨年4月~5月に開花した順に鉢を並べ替えて
  鑑賞したまま、水やりを続けて越年した。
  今日家の北側の置場から庭の南の日のよく当たる棚へ移動し、あらためて
  50音順に並べなおしたので、明日から植替え作業に取り掛かる。


下記の抜粋記事のとおり、 平成24年は11月末にはさくらそうの植替え作業に
取り掛かっていたのに、その翌年は庭作業全般に遅れが目立ち、庭木の剪定、
蘭舎の冬支度などやっと終えたばかりだ。
しかし、2年間放置していた生垣のカイズカイブキの剪定を友人にやってもらい、
蘭舎に防風用のシルバーシートをカバーし終えたので、 さくらそうの植替えに
着手するため、 明日から鉢の並べ替え、 鉢数の確認などにとりかかりたい。

平成25年1月7日付のブログの記事を抜粋
昨年晩秋の11月30日から着手したさくらそうの植替え作業は 中断していたが、
年が明けて1月5日より再開した。  115鉢あるので1日10鉢づつ植替えすれば
約10日で完了するものの、 無理をしないで1日5鉢20日見ておけば今月中には
完了し、 2月に入れば、ぼちぼち発芽という段取りになる。 さくらそうの開花は
3月下旬から4月半ばであるが、 年によって5月にずれ込むこともある。

さくらそうを栽培し始めたのは蘭の栽培よりも遅く、平成元年の春だったと思う。
最初30品種でスタートしたが、平成2年に「花の文化園」が開園し、その売店に
約100品種のさくらそうの苗が並べられたので、花を見ないまま、優雅な名前に
釣られて、そのすべての苗を買い集めたのであった。
「花の文化園」の開園と同時に、河内長野愛蘭会の展示会(最初は寒蘭展)も
やることになったので、園長や職員とも親しくなり、 さくらそうの入手にも便宜を
図ってもらえた。
追って数年後「浪華さくらそう会」にも入会し仲間も増え、 栽培技術も向上して、
いっとき200品種の鉢を庭一杯に並べて、手入れ―鑑賞していたこともあった。
数年前から自分の年を考え、園芸は風蘭一本にしぼることを目標にして以来、
さくらそうは漸次鉢数を減らしていくように努めているところである。
当面の目標は好きな品種100にしぼりたい思いであるが、 昨年4月初め私の
このブログを見てコメントを投稿してくださった宇都宮(=さくらそうの本場)の
KSさんが八重のさくらそう12品種もくださったので、現在116品種120鉢である。




<ご参考> 
<平成22年=2010年4月10日の記事> 4月10日までに開花した79品種のリスト
          




品番1 <青葉の笛>


品番2 <赤蜻蛉>


品番3 <天晴>


     
         品番4 <十六夜>


品番5 <浮間白>


品番6 <空穂猿>


品番7 <江戸紫>


品番8 <沖の浪>


品番9 <鹿島>

          
            品番10 <喝采>


品番11 <公達>


         
              品番12 <銀覆輪>


品番13 <喰裂紙>


品番14 <源氏車>


品番15 <小桜源氏>


品番16 <琴の調>


品番17  <讃歌> (4月7日撮影)


       
         品番18 <汐煙>


品番19 <獅子頭>


品番20 <標野行>


品番21 <柴垣の桃園> 4月7日撮影。

品番22 <白鷺>


品番23 <新梅ケ枝>


           
               品番24 <十二単>


品番25 <春湖>


          
              品番26 <十州の空>


品番27 <白鈴>


品番28 <白蜻蛉>


品番29 <神通力>




品番31 <墨染源氏>


品番32 <墨田の花火>


品番33 <前代未聞>


品番34 <草紙洗>


品番35 <田島濃紅>


品番36 <但馬の舞>


品番37 <田鶴>


品番38 <伊達男>


品番39 <玉川>


品番40 <玉の宮>


品番41 <唐縮緬>


           
                品番42 <遠山桜>


            
                 品番43 <朱鷺の雛>


品番44 <流れ星> 


品番45 <南京小桜> 


品番46 <濡れ燕> 


品番47 <白梅> 


              
                   品番48 <花筏>


品番49 <花霞>


          
               品番50 <母の恵>


品番51 <浜名の重>


品番52 <春霞>


        
              品番53 <春の海>


品番54 <日暮し>


品番55 <人丸>


品番56 <冨士越>


              
                    品番57 <藤の里> 


           
              品番58 <舞紅葉> 


品番59 <松の位> 


               
                     品番60 <松の雪>  

 

 



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読 書 4

2015-01-06 | 読書
 

続 「日本の七十二候を楽しむ」 旧暦のある暮らし 白井 明大著

 1月2・5日付の「読書2・3」に続き 、この本の 四季の構成 について紹介したい。

  立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑         
    立夏  蛙始めて鳴く   野原や田んぼで、蛙が鳴き始めるころ。
                    オスの蛙が、メスの蛙を恋しがって鳴く声だとか。
                    新暦では、およそ五月五日~五月九日ごろ。
         蚯蚓出ずる   みみずが土のなかから出てくるころ。
                    土を肥やしてくれる、田畑の隠れた味方。
                    新暦では、およそ五月五日~五月九日ごろ。
         竹笋生ず      たけのこが、ひょっこり出てくるころ。
                    新暦では、およそ五月十五日~五月廿日ごろ。
    小満  蚕起きて桑を食う  蚕が、桑の葉をいっぱい食べて育つころ。
                    小満とは、命が次第に満ち満ちていくころのこと。
                    新暦では、およそ五月廿一日~五月廿五日ごろ。
         紅花栄う     紅花が一面に咲くころ。
                    新暦では、およそ五月廿六日~五月三十日ごろ。
         麦秋至る     麦が熟して、収獲するころ。                         
                    新暦では、およそ五月三十一日~六月四日ごろ。
    芒種  蟷螂生ず     かまきりが生まれるころ。
                    芒種とは、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔くころのこと。
                    新暦では、およそ六月五日~六月九日ごろ。
         腐草蛍となる   蛍が明かりをともし、飛び交うころ。
                    昔の人は、腐った草が蛍に生まれ変わると信じていたそう。
                    新暦では、およそ六月十日~六月十五日ごろ。           
         梅子黄なり    梅の実が熟して色づくころ。
                    季節は梅雨へ、しとしとと降る雨を惠みに。
                    新暦では、およそ六月十六日~六月二十日ごろ。
    夏至  乃東枯る     うつぼぐさの花穂が黒ずんで、枯れたように見えるころ。
                    その花穂は生薬として、洋の東西を問わず役立っていた。
                    新暦では、およそ六月二十一日~六月二十五日ごろ。
         菖蒲花咲く     あやめが花を咲かせるころ。
                    この花が咲いたら、梅雨到来の目安だった。
                    新暦では、およそ六月二十六日~六月三十日ごろ。
         半夏生ず     半夏(からすびしゃく)が生えはじめるころ。
                    田植えを終わらせる、農事の節目とされた。
                    新暦では、およそ七月一日~七月六日ごろ。
    小暑  温風至る     夏の風が、熱気を運んでくるころ。
                    小暑とは、梅雨が明けて本格的に夏になるころのこと。
                    この小暑から立秋になるまでが、暑中見舞いの時期。
                    新暦では、およそ七月七日~七月十一日ごろ。
         蓮始めて開く   蓮の花が咲き始めるころ。
                    新暦では、およそ七月十二日~七月十六日ごろ。
         鷹乃学を習う   鷹の雛が、飛び方を覚えるころ。
                    新暦では、およそ七月十七日~七月二十一日ごろ。
    大暑  桐始めて花を結ぶ  桐の花が梢高く、花を咲かせるころ。
                    大暑とは、もっとも暑い真夏のころのこと。
                    新暦では、およそ七月二十二日~七月二十七日ごろ。
         土潤いて溽し暑し   熱気がまとわりつく蒸し暑いころ。
                    打ち水や夕涼みなど、暑さをしのぐひと時を。
                    新暦では、およそ七月二十八日~八月一日ごろ。   
         大雨時行る    夏の雨が時に激しく降るころ。
                    むくむくと青空に広がる入道雲が夕立に。
                    新暦では、およそ八月二日~八月六日ごろ。。


      
  =しばらく先 に繰り越す=


 



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読 書 3

2015-01-05 | その他
 
 

  続 「日本の七十二候を楽しむ」 旧暦のある暮らし 白井 明大著

     1月2日付の「読書2」に続き 、この本の 四季の構成 について紹介したい。
    裏表紙の帯封に「四季のある国に生まれた喜びを味わう。自然によりそう。
    昔ながらの生活を大切にしなおすことのなかに、 人が自然とむすびつき、
    生き生きと暮らせる知恵が宿っている。    

           
春  立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨  
      立春  東風凍りを解く    暖かい風が吹いて、川や湖の氷が解けだすころ。
                      旧暦の七十二候では、この季節から新年がはじまる。
                      新暦では、およそ二月四日~八日ごろ。
           黄鶯鳴く       春の到来を告げる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころ。
                      かつては梅の咲く季節。
                      新暦では、およそ二月九日~十三日ごろ。
          魚氷に上がる   暖かくなって湖の氷が割れ、魚が跳ね上がるころ。
                      新暦では、およそ二月十四日~十八日ごろ。
 
     雨水  土脈潤い起こる  早春の暖かな雨が降り注ぎ、
                      大地がうるおい目覚めるころ。
                      古くは「獺魚を祭る」という不思議な季節とされていた。
                      新暦では、およそ二月十九日~二十三日ごろ。
          霞始めてたなびく 春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。
                      春には霞、秋には霧と呼び分ける。
                      新暦では、およそ二月二十四日~二十九日ごろ。
          草木萌え動く    次第に和らぐ陽光の下、草木が芽吹きだすころ。
                      新暦では、およそ三月一日~四日ごろ。
     啓蟄  蟄虫戸を啓く    (すごもりのむしとをひらく)
                      冬籠りしていた虫が姿を現しだすころ。
                      虫にかぎらず、さまざまな生き物が目覚め始める。
                      新暦では、およそ三月五日~九日ごろ。
          桃初めて笑う   桃の蕾がほころび、花が咲きはじめるころ。
                      花が咲くことを、昔は、笑うといっていた。
                      新暦では、およそ三月十日~十四日ごろ。
          菜虫蝶と化す   冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。
                      新暦では、およそ三月十五日~十九日ごろ。
     春分  雀始めて巣くう   雀が枯草や毛を集め、巣をつくり始めるころ。
                      新暦では、およそ三月二十日~二十四日ごろ。
          桜始めて開く   その春に初めて桜の花が開くころ。
                      古来、人は桜を愛で、数々の歌を詠んできた。
                      新暦では、およそ三月二十五日~二十九日ごろ。
          雷の声を発す   春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころ。
                      惠の雨を呼ぶ兆しとして、喜ばれたそう。
                      新暦では、およそ三月三十日~四月三日ごろ。
     清明  玄鳥至る      海を渡って、燕が南からやってくるころ。
                      また去年の巣に戻ってくるだろうかと気にかけたり。
                      新暦では、およそ四月四日~四月八日ごろ。
          鴻雁北へ帰る   日が暖かくなり、雁が北へ帰っていくころ。
                      新暦では、およそ四月九日~四月十三日ごろ。
          虹始めて見る   春の雨あがり、空に初めて虹がかかるころ。
                      新暦では、およそ四月十四日~四月十九日ごろ。
     穀雨  葭始めて生ず   水辺の葦が、芽をふきはじめるころ。
                      穀雨とは、たくさんの穀物を潤す春の雨が降る
                      ころのこと。
                      新暦では、およそ四月二十日~四月二十四日ごろ。
          霜止んで苗出ず 霜の蔽いがとれ、健やかに苗が育つこと。
                      新暦では、およそ四月二十五日~四月二十九日ごろ。
          牡丹花咲く     牡丹の花が咲きだすころ。
                      新暦では、およそ四月三十日~五月四日ごろ。


      =次回の [読書 4] に繰り越す=


 
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読 書 2

2015-01-02 | その他
 


 
 「日本の七十二候を楽しむ」 旧暦のある暮らし 白井 明大著
 この本は平成24年3月に初版が発行され、その年の12月には早くも第7版が発行されて
 近くの本屋の店頭に積まれていたので、通りすがりに立ち読みして、 買ったものである。

 
 本の副題に ー旧暦のある暮らしー とあり、さらに帯封には「日本には二十四の節気と
 七十二もの季節があることを知っていますか? のほか、 鶯の谷渡り、蛍狩り、十三夜、
 落ち葉焚き、ふろふき大根などなど、旧暦は心と体で感じる日々の楽しみに満ちている。
 と書かれていて、自ずと本の内容が感じとれる。

 机のうえにこの本を置いて、折々読むというより、拾い読みして、おおいに活用している。
 正月早々、 本を開くと、 「春は立春から始まり、 記事は東風・・蕗の薹・・白魚とつづく」。
 



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