毎年9月という月は、とくに山野草の花の少ない月で、我が家の庭でもめぼしいものがありません。
今日はお彼岸の中日で、折りよく紅白のヒガンバナが満開で、これを目玉にしました。
彼岸花は日本中に分布していますが、人里近くの道端、墓地、田の畦などに群生します。
彼岸花はもともと日本列島に自生していた植物ではなく、古い時代に中国から渡来して
きたそうです。
彼岸花は種ができないので、地下の球根が増殖してよく増えます。
彼岸花は強烈な赤が印象的。
まれに白い花が栽培されて、シロバナマンジュシャゲと呼ばれますが、
素性はヒガンバナと近縁のショウキズイセンの雑種です。
よく見れば、花形は似ていますが、色はすこし黄色味をおび乳白色です。
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乳白色のシロバナマンジュシャゲまたはシロバナヒガンバナ。9月21日撮影。
9月21日撮影。
9月21日撮影。
乳白色の彼岸花が先に開花し、数日後に赤い花が開花。
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これは鉢植えの彼岸花です。9月25日撮影。
彼岸の中日から1週間経ち、最初に開花した乳白色の彼岸花はすっかり枯れて、
そのあと開花した真紅の花も盛りを過ぎて、この数日前から庭の同じ場所に
黄色のショウキズイセンが咲きはじめました。
ヒガンバナそっくりですが、ショウキズイセンとかショウキランと呼ばれている、
ランでもスイセンでもないヒガンバナのなかまです。 花は画像のとおり大型です。
黄色の花はショウキズイセン。 9月29日撮影。
ショウキズイセン。 9月29日撮影。
ショウキズイセン。 9月29日撮影。
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ショウキズイセン。花はヒガンバナより大型です。 9月29日撮影。