今日で100鉢を超えて109鉢も植え替えることができた。
18日から24日まで開催した「寒蘭展」に、毎日9時から5時まで会場へ張り付いて
いたため、その間まったく植え替えできなかったが、その前後よくがんばったと思う。
それはともかく、植え替えた100鉢中8鉢(8品種)も枯死していたのは残念だった。
原因として考えられるのは、根腐れ線虫による被害と思われる。
成績のよくない品種があったのは、植え替え作業の便を考えて先月末から水やりを
断ち、用土をからからに乾燥させたことが影響したのではないか。
明春の発芽時以降対応策を講じる必要がある。
下の画像はすべて本年4月庭で撮影したもの
97.<倍王>18年4月25日撮影。
櫻弁抱え咲き。裏は紅ぼかし、表は底白で刷毛目。大輪花。
昭和初期。
<倍王> 花の裏側を18年4月23日撮影。
98.<白梅>
99.<初烏>櫻弁平咲き。花弁は表裏とも紅色で、目はぼかし。
江戸時代から伝わる古花で、単純ななかに愛らしさが宿る。
江戸末期。
100.<母の恵> 盃咲き。花弁の裏側は淡紫桃色、表は酔白で底桃。
花数多く、花茎が著しく伸びる特色がある。
大鐘あぐり女史の実生花。
101.<浜名の重> 鑼重ね弁、狂い抱え咲き。
花弁は酔白色で早咲き。性質は強く野生的で繁殖力はよい。
浜松に在住された岩崎 覚氏作。
102.<花霞>櫻弁掴み先。花弁の表は純白裏は薄桃色。
竹岡泰通氏作。
104.<春告鳥>
106.<春の雪>
107.<春の詩>桜弁受け咲き。薄桃色。中村 宏氏作。
108.<春の海>桜弁掴み車咲き。
表白うら薄紫色。伊丹 清氏作。
<春の海>花の裏側から撮影
109.<晩春> 鑼弁の最大輪。裏桃色表移り白。