趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

セッコク ・ 長生蘭 1

2010-04-30 | らん

 
  セッコク・長生蘭を栽培しはじめて30余年になる。 富貴蘭や山野草の栽培暦よりも数年はやい。
  10年前までは毎年5月初めに愛蘭会の長生蘭展を開催し、その出展のため植え替えや株分け
  などの手入れをしてきたが、展示会を中止して以来その出番がなくなり、人目にもふれないため、
  約100鉢ほどのセッコク・長生蘭は屋外で年中雨風に晒されたまま、庭の隅っこの棚のうえで、
  すっかり継子扱いにされてきた。 そのため作落ちしているものの、この時季花が咲いてくれる。
  その馥郁とした香りを味わうため、南面する庭の一等地へ移動する手間(?)だけは惜しまない。

   <セッコク・長生蘭>の作棚。約100鉢。
    置き場所は庭の西端~蘭舎の前。
              


<セッコク・長生蘭> 開花中。

<竜馬> 梅弁と呼ぶべきか、兜咲きに近いのでそう呼ぶべきか、
とにかく丸い花である。


        

                   
     <昭代> 葉の羅紗地が強くなり、丸葉の小型になっているので、
    <京丸牡丹>=希少品種に変化したものと見てよい。

<黄流し> 並葉に黄色の三光中斑が入る大型種。<墨流し>の系統か。

<極黄流し> 黄三光中斑の<黄流し>の斑が派手になったものだが、
その境界ははっきりしない。

<白楽天> 

<杏丸>

<土佐紅花>   4月29日撮影。

<セッコク> 不詳

<清澄>

<紀州赤尾> 4月30日撮影。

       5月9日撮影。


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新緑の庭木や山野草

2010-04-29 | その他

 肌寒い日がつづいた4月もおわりに近づき、新緑の5月を迎える。
 数日まえから気温も上がり、庭木や鉢の草花の芽吹きや開花の
 早さが目立つ。 ふうらん・富貴蘭の一部は蘭舎から庭に出した。

 

     
       新緑のサクラとハクモクレン。画面右端の枝は街路樹。4月30日撮影。



               
               <オオデマリ> 4月28日撮影。大鉢と小鉢。
                数日まえまで花はみどり色だったのに、純白に変化した。


<エビネ> 2鉢。4月28日撮影。
      
        コオズ・エビネ<黄の舞> 花の盛りを過ぎる。
           
               <エビネ> 産地不明。未開花。 4月29日撮影。
                   

   
         4月3日やっと開花。



           
                  <エビネ> 産地不明。4月3日撮影。   

<タツタソウ>  4月29日撮影。 花のあと結実中のもの5輪。


   <ロードヒポキシス> = アッツザクラ。
    花後ほったらかしでも、毎年よく咲く。



        
            <ミヤマオダマキ> 5月9日撮影。








  黄色の虎斑やそれに近い富貴蘭は4月半ばから庭に出し、
  直射光に当てて炙っている。


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今月棚入れした富貴蘭14品種

2010-04-20 | ふうらん、富貴蘭


蘭舎のなかで富貴蘭=ふうらんは葉の皺を展ばして活動しはじめてきましたが、
今年の2月と3月は寒い日が多かったので、 まだ根は動いていないようです。
会の展示会はウチョウランの展示とセットで行うため、 その開花にあわせて
例年6月上旬に開催してきましたが、そのウチョウランを出展する会員が少なく
なってきましたので、今年初めて6月下旬(6月22日~27日)に開催することに
決定しました。 いままでは富貴蘭の花がまだ開花しない時期の展示会でしたが、
今度の展示会でやっと花を見ることができるだろうと思います。

我が家でも今から富貴蘭を庭に出し、少しづつ陽に馴らしていけば、花付きもよく
なるので、そのための準備として庭の東端から西の蘭舎まで長さ約5メートルの
シルバーネットを二重に張って約50%の遮光の下で管理します。
曇天や雨天の場合は、下段のネットをアコーデイオンの要領で自由に折り畳む
ことができます。(上段のネットは固定式)。

今月はじめ下記の14品種を買い足して、蘭舎の棚に加えました。


     <星車> 中型で細葉。紺性は浅い。花に距がなく、6弁花。 
      泥軸で泥根。30本立ちの大株。               


   <出雲金斑> 葉は細く肉も薄い。 折り下げがよく、葉先は受け葉になる。   
    紺性が浅く、葉縁の薄い部分全体に境界のはっきりしない浅黄の乗り斑を
    あらわす。 作により全体に金斑が広がる。泥軸で泥根。


     <羅因の光> 葉反りが浅く肉厚の中型黄縞品種。 
      地合いの紺性が強く、そこに切れ込み状の
      淡い黄色の縞が入るのが本種の特徴である。
      古葉になると黄の強い縞になる。泥軸泥根。


     <紀州緑風> やや大型になる。葉幅広く反り葉。
      和歌山県産の緑花である。
      <翡翠>に比べると緑色はやや薄く女性的。



               
        <胡蝶の舞> 青軸青根の花変わり品種である。 
         花は主弁と副弁はやや退化するが、蕊柱・舌・距は       
         標準花以上に大きいことから「蝶咲き」とか「胡蝶咲き」
         といわれている。25本立ちの大株。
         下段の写真は以前から棚にある<星車>と並べて撮影。
 


   

     
       <羅紗王> 未登録の新品種。羅紗葉で青軸青根。20本立ちの大株。
        上は正面、中段はウラ側、下段は横から撮影。
             

   <桃源> 富貴蘭界で最初の花物登録品種である。
    戦前は本種のみであった。高知県の産。葉丈が長く垂れ葉で、
    しまりのない姿である。 桃花として高名であるが、
    花の色調が淡いところがふうらんらしいと、かえって喜ぶ人も多いとか。
    30本立ちの大株。


     <富嶽> 葉幅が広く、よい木姿をしている。泥軸泥根。
      実生散り斑縞を総称して<富嶽>と称している感じで、
      大型・中型とさまざまな系統がある。 


     山採り<四海波> どこの産地か聞き洩らしたが、美しい縞模様。

     <建国殿> 中斑状に黄樺色の縞が2~3本というんが多い。
      派手な中斑になると<羆>になる。柄は葉裏までとおらないのが
      普通である。秋には柄が冴えて美しい。泥軸泥根。
      柄のある木はルビー根。


   <慶賀> 葉肉の厚い白散り斑縞。半立ち葉で力強い。
    軸に少し泥があるが、根は青い。幽霊葉に近い派手木ほど喜ばれる。


     <立司殿> 小型の立ち葉。葉重ねよく、葉数が多い。
      はっきりしない紺縞である。泥軸で泥根。
      新葉の中間から基部にかけて雪白の耳摺り斑が出る
      こともあるが、いずれ暗む。


     <羆錦> 白の先ハゼで後に白黄覆輪になる。 
      葉肉も厚く、中型でも大きい部類で、姿も整然としている。
      泥軸泥根。


     <十二単> 葉幅の広い立ち葉で、葉先鋭くとがる。
      襟組み・葉重ねよく、老木になるにつれ大きく一方に曲がる。
      子吹きもよい。青軸青根。
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さくらそう開花 3

2010-04-18 | さくらそう


 




品番102 <香炉峰>




品番103 <酒宴の床>




品番104 <神代冠>




品番105 <高根の雪>




品番106 <天女>




品番107 <桃の精>
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さくらそう開花 2

2010-04-16 | さくらそう







               品番80 <天ケ下>


     品番81 <綾瀬川>


     品番82 <有明>




     品番83 <宇宙>


      品番84 <鶯宿梅>


     品番85 <乙女の袖>



          
             品番86 <思の儘>


      品番87 <隠れ蓑>


      品番88 <金孔雀>



               
                     品番89 <寿>



               品番90 <志賀の都>




     品番91 <紫光梅>

          

                        

                  
                        品番92 <獅子奮迅>

     

              
                    品番93 <石橋>


   品番94 <蜃気楼>



             
                    品番95 <雪中花>


品番91 <紫光梅>         


              
                品番96 <月の宴>


    品番97  <濃紅梅>


    品番98 <初烏>



         
                品番99<飛天の舞>



             
                     品番100 <フェニックス>


          
               品番101 <優美の姿>

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遅咲きの春蘭

2010-04-15 | らん


                

     
     
            
                     <大納言>

     

          

                
                     <山の端>



      

          
                    <桃園>  
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さくらそう開花1-2

2010-04-12 | さくらそう



          
             品番61 <三田自慢>


品番62 <峰の雪>


品番63 <三保の古事>


品番64 <妙智力>


品番65 <武蔵野>



品番66 <紫鑼>


品番67 <紫式部>


品番68 <群千鳥>


品番69 <目白台>


             
                品番70 <紅葉川>


品番71 <桃の盃>


             
               品番72 <八ケ岳>


品番73 <やすらぎ>


品番74 <所縁の袖>


           
                  品番75 <雪野山>


品番76 <夢殿>


            
                    品番77 <陽春>


品番78 <羅生門>


品番79 <瑠璃殿>
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さくらそう開花 1-1

2010-04-10 | さくらそう


          




品番1 <青葉の笛>


品番2 <赤蜻蛉>


品番3 <天晴>


     
         品番4 <十六夜>


品番5 <浮間白>


品番6 <空穂猿>


品番7 <江戸紫>


品番8 <沖の浪>


品番9 <鹿島>

          
            品番10 <喝采>


品番11 <公達>


         
              品番12 <銀覆輪>


品番13 <喰裂紙>


品番14 <源氏車>


品番15 <小桜源氏>


品番16 <琴の調>


品番17  <讃歌> (4月7日撮影)


       
         品番18 <汐煙>


品番19 <獅子頭>


品番20 <標野行>


品番21 <柴垣の桃園> 4月7日撮影。

品番22 <白鷺>


品番23 <新梅ケ枝>


           
               品番24 <十二単>


品番25 <春湖>


          
              品番26 <十州の空>


品番27 <白鈴>


品番28 <白蜻蛉>


品番29 <神通力>




品番31 <墨染源氏>


品番32 <墨田の花火>


品番33 <前代未聞>


品番34 <草紙洗>


品番35 <田島濃紅>


品番36 <但馬の舞>


品番37 <田鶴>


品番38 <伊達男>


品番39 <玉川>


品番40 <玉の宮>


品番41 <唐縮緬>


           
                品番42 <遠山桜>


            
                 品番43 <朱鷺の雛>


品番44 <流れ星> 


品番45 <南京小桜> 


品番46 <濡れ燕> 


品番47 <白梅> 


              
                   品番48 <花筏>


品番49 <花霞>


          
               品番50 <母の恵>


品番51 <浜名の重>


品番52 <春霞>


        
              品番53 <春の海>


品番54 <日暮し>


品番55 <人丸>


品番56 <冨士越>


              
                    品番57 <藤の里> 


           
              品番58 <舞紅葉> 


品番59 <松の位> 


               
                     品番60 <松の雪>  



 




  
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さくら咲く

2010-04-02 | 庭木


     庭のさくら(=ソメイヨシノサクラ)がやっと見ごろを迎えた。 3月に入って寒の戻りにあい、開花が遅れていた。
     昨年のブログを見ると、 3月30日付けで「さくら咲き始める」、 4月7日付けで「さくら満開」、 4月11日には
     「さくら散り始める」 の記事を書いている。  今年もほぼ同じペースと思われるが、花の色が美しいように感じる。 

     
          となりの駐車場から撮影。          
          
             となりの駐車場から撮影。                
                       道路側から撮影。
          
               道路側から撮影。
                    
                       2Fのベランダから撮影。
                               
                                   2Fのベランダから撮影。
                                  
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