感激したわけではないが、この小説を続けて2回読んだ。
小説の題名「土漠の花」は耳なれない言葉で冒頭から躓いた。
小説の舞台は北アフリカ一帯を占める「サハラ砂漠」の
東部に連なるソマリア周辺であるが、小説の第1行で
「一面の土漠と佇立する岩山 」からは、私が生まれ育った
、 鳥取市の北部に広がる鳥取砂丘とは、その規模の大小は
別にして、まったくイメージの異なる情景であろう。
現地氏族間の抗争を避けて保護を求めてきた女性アスキラ
を救出したことから、追い打ちを仕掛ける現地人兵士と
陸上自衛隊の激しい銃撃戦が、小説の全ページをつうじて
間断なく展開される。
現地人兵士の銃弾に直撃されて次々と倒れる当方隊員の
生い立ちや生き様は克明に描写され、生き生きとした人間
像が読者に伝わる。
その反面、「土漠の花」であるアスキラを前面に出す描写が
乏しいと思ったのは、私の読みが浅いからかもしれない。
小説の題名「土漠の花」は耳なれない言葉で冒頭から躓いた。
小説の舞台は北アフリカ一帯を占める「サハラ砂漠」の
東部に連なるソマリア周辺であるが、小説の第1行で
「一面の土漠と佇立する岩山 」からは、私が生まれ育った
、 鳥取市の北部に広がる鳥取砂丘とは、その規模の大小は
別にして、まったくイメージの異なる情景であろう。
現地氏族間の抗争を避けて保護を求めてきた女性アスキラ
を救出したことから、追い打ちを仕掛ける現地人兵士と
陸上自衛隊の激しい銃撃戦が、小説の全ページをつうじて
間断なく展開される。
現地人兵士の銃弾に直撃されて次々と倒れる当方隊員の
生い立ちや生き様は克明に描写され、生き生きとした人間
像が読者に伝わる。
その反面、「土漠の花」であるアスキラを前面に出す描写が
乏しいと思ったのは、私の読みが浅いからかもしれない。
いつもコメント有難うございます。
「土漠の花」を2回続けて読まれたとの事
きっと深い読みをされていると思います。
たがさんの読書力にはついては行けませんが
いつもとても良い所に目をつけられていますね。
3日程、姉妹と旅行します。また帰りましたら
宜しくお願い致します。
印象の重さといい、 登場人物の描写の
きめ細やかさといい、
最近書店に並ぶ新刊のなかで、
格別すぐれた作品だと思います。
借りた本で、先月末に返却して手元にないため
記憶に残る箇所を抜き書きできませんが、
主人公がアスキラに寄せる心情の描写が
爽やかだった印象を大切にします。
2)新緑の季節にご姉妹と旅行、
素晴らしいですね。
帰宅後、落ち着かれたら、旅の思い出など
お聞かせください。