狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

玉城知事、復帰50年の「政治利用」に政権困惑

2022-05-16 04:38:54 | 政治

 

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黒人女性の記念碑的処女作
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きょうの沖縄タイムスは、合計八面を使って沖縄返還をめぐる「政府の裏切り」に関し恨みつらみの大合唱の大見出しで埋め尽くされている。一々紹介するのは面倒なので省略する。

これは沖縄タイムスの恨み節を「県民の声」にすり変えているに過ぎないから。

ちなみに沖縄タイムス・朝日新聞で行った世論調査によると県民の85%は、「沖縄返還は良かった」と答えている。

玉城知事、復帰50年の「政治利用」に政権困惑

10日に玉城氏が訪問してくるのを前に、首相官邸スタッフは頭を悩ませた。玉城氏が首相に手渡す予定の「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」が異例の内容を含んでいたからだ。敵基地攻撃能力の保有などを挙げて「県民の平和を希求する思いとは全く相いれるものではありません」と書き込まれていた。

一般的な安全保障政策への見解を沖縄県民の総意として表明するのは事実に反する。官邸内では「北朝鮮の弾道ミサイルから国民を守る手段を否定するのか」と反発の声が上がり、建議書受け取りを拒否することも検討されたが、首相は玉城氏と会うことを決めた。

               ★

全国民が祝賀する沖縄返還の記念祝典の場で、ウクライナ戦争に何も学んでいないデニー知事が旧態依然のイデオロギーで政府を批判。

この非常識な対応には、大多数の県民も呆れかえっている。

岸田首相が「キャンプ瑞慶覧」の一部を返還前に日米で共同使用する、とコメントした。

これでデニー知事は「米軍専用施設の70%が沖縄に集中」という「売物」の一角が崩れ去ることに気が付いているのだろうか。

口も軽いがオツムも軽いオミコシ男のデニー知事には理解できないだろう。

その一方、デニー知事は「補助金寄越せ」の要求書だけはしっかり突き付けている。

もはやデニー知事をまともな人間と思う県民は一部のジジ・ババ活動家だけだろう。

 

【おまけ】

地理的優位性生かし新時代へ

 
 

沖縄が祖国日本に復帰して50年という喜ばしい節目を迎えた。だが、玉城デニー沖縄県知事の行動が祝賀ムードに水を差している。復帰50年に際し、政府に対して意見を申し立てる「建議書」を作成し、首相官邸を訪ねて岸田文雄首相に手渡したからだ。

その内容は、革新イデオロギーが色濃く現れている。早期移設が願われている米軍普天間飛行場(宜野湾市)については「現在政府が進めている辺野古新基地建設は、県民に新たな基地負担を強いるもの」と明記した。日米両政府が合意した沖縄本島の嘉手納基地以南の米軍施設の整理縮小に伴う基地負担軽減計画を理解しない乱暴な解釈と言えよう。

沖縄では復帰前年の1971年11月、当時の琉球政府の屋良朝苗主席(県知事に相当)が支持母体の革新系諸団体からの強い要請で「復帰措置に関する建議書」を作成。この中では、米軍基地の撤去や自衛隊の配備反対を掲げた。

玉城知事の建議書の内容は、力で現状変更を試みる大国に囲まれた現在の安全保障環境にはそぐわず、国民・県民の理解を得るのは困難であろう。

沖縄県民の最大の関心事は、安心で豊かな生活を送ることだ。県が昨年実施した調査によると、沖縄が重点的に取り組むべき施策で、前回5年前の調査で2位だった「米軍基地問題の解決促進」は4位に後退した。

1位は前回に続いて「子供の貧困対策の推進」だ。50年にわたる沖縄振興策のおかげで社会資本整備が整い、暮らしやすくなった。圧倒的多数の県民が「復帰して良かった」と感じる理由の一つだ。ただ、県民一人ひとりの暮らしに目を向けると、県民所得は依然として全国の7割程度で、子供の貧困率の高さが際立つ。貧困の負の連鎖を断ち切るための一層の努力が求められる。

離島県という不利性もあって50年の間に産業が育たなかったこともある。その一方で、アジア諸国と近い「アジアのゲートウェイ」としての地理的優位性を生かしたインバウンド観光や物流産業を伸ばしてきた。日中米などの多様な文化を受け入れ融合した「チャンプルー文化」、世界との懸け橋となる「万国津梁(しんりょう)」に見られるようなソフトパワーを生かしていくことが肝要だ。

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