狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

何をいまさら大発狂、「是正指示」に対し

2016-03-08 06:15:32 | 普天間移設

 

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よろしくお願い致します!
担当(090-2588-5051)
実行委員会準備会
 
 

 

 

国と県との代執行訴訟は、和解が成立し、国は和解案の通り、県に対して「是正指示」をした。

国は「辺野古移設が唯一」と考えており、県は「辺野古移設阻止」という基本姿勢のままの和解成立。

したがって、国が県に是正指示を出しても当然の行為である。

早速翁長知事が不快感を表明したが、見当違いも甚だしい。

» 翁長知事「残念だ」 国交相の辺野古承認取り消し是正指示

ところが今朝の沖縄タイムスは、あたかも国が和解案を踏みにじって「是正指示」したかのように大発狂している。社説を含む合計五面を使った発狂見出しを紹介しよう。

■一面トップ

政府、県に是正指示

辺野古 和解から3日

知事反発 係争委申した出へ

■二面トップ

新たな訴訟 必至

辺野古「是正指示」

国 工事再開へ着々

県 戦術練り直し

県議会反応

与党・中立 「歩み寄る姿勢なし」

野党自民「普天間の危険除去」

■社会面トップ

和解ムード はや霧散

是正指示 県民あぜん

「円満望めぬ」県弁護団

協議に水 知事不快感

 

辺野古裁判和解から3日 政府、沖縄県に是正指示

沖縄タイムス 2016年3月8日 05:05

 

 承認取り消しをめぐる今後の手続き認取り消しをめぐる今後の手続き

【東京】政府は7日、名護市辺野古の新基地建設をめぐる代執行訴訟での国と沖縄県の和解を受けて、翁長雄志知事に対して、埋め立て承認を取り消した処分は違法だとして是正するよう指示した。是正指示は和解条項に基づく手続きの一環だが、和解から3日、協議再開前の早期の指示に、翁長知事は「大変残念」と反発。知事は国の是正指示に従わず、国地方係争処理委員会(係争委)に審査を申し出る見込みで、再び法廷闘争に持ち込まれる見通しだ。

» 社説[国、是正指示]協議する気はあるのか

 是正指示は文書によるもので同日午後に石井啓一国土交通相が翁長知事宛てに郵送。15日までに埋め立て承認取り消し処分の取り消しを指示している。

 一方、防衛省は同日、沖縄防衛局長による翁長知事の承認取り消しに対する審査請求と執行停止の申し立てを取り下げた。県は関係文書を確認した上で8日にも抗告訴訟を取り下げる。

 菅義偉官房長官は記者会見で、「是正指示は裁判所の和解勧告に従って出した。お互いが確認したわけだから当然のことだ」と強調。その上で「(新たな訴訟の)判決が確定するまでに普天間飛行場の返還および埋め立て事業の解決に向けて協議する」と述べ、法的手続きと並行して県側と協議する考えを示した。

 是正指示は地方自治法に基づく手続き。指示に不服があれば、県は1週間以内に国の第三者機関の係争委に審査を申し出ることになっている。翁長知事は近く審査を申し出る見込みだ。

 その後、係争委が是正指示を違法ではないと判断し、県が不服なら1週間以内に是正指示の取り消しを求める訴訟を提起。逆に係争委が是正指示を違法と判断したにもかかわらず、国が期間内に指示の取り下げなど必要な措置を講じない場合、県は1週間以内に是正指示の取り消し訴訟を起こす。

 和解条項では、判決が確定するまでの間、国と県は「円満解決」に向けた協議を行うとしている。和解からわずか3日での是正指示は「辺野古が唯一の選択肢」とする安倍政権のかたくなな姿勢を鮮明にした格好で、「辺野古は認めない」とする県側との協議はかなり難航しそうだ。

 翁長知事は県庁で記者団に「(国は)誠意ある協議をしたいというような言葉も使っていた。入り口でこういう形になるのは大変残念な気持ちだ」と述べ、協議がないまま是正指示を出した国の対応を批判した。

 
                                                     ☆
>是正指示は和解条項に基づく手続きの一環だが、和解から3日、協議再開前の早期の指示に、翁長知事は「大変残念」と反発。
 
沖縄タイムスは国の是正指示が和解条項に基づく手続きであることは、承知の上で、発狂見出しで読者を欺いたことになる。 捏造新聞と呼ばれる所以である。

再度確認するが和解に際して国も県も基本的姿勢は変わっていないから、国が是正を求めるのは当然である。国は県に承認取り消しを撤回するように「是正」を指示を出しました。

是正指示は「和解条項」の3に明記されており、いまさら翁長氏が不快感を示すことは検討違い。

 

「3 原告は被告に対し、本件の埋立承認取消に対する地方自治法245条の7所定の是正の指示をし、被告は、これに不服があれば指示があった日から1週間以内に同法250条の13第1項所定の国地方係争処理委員会への審査申出を行う。」

 

 国の是正指示を不服と思うなら、県は国地方係争委員会に不服審査申し立てをする。
 
では和解案にいう「協議」とはなにか。
 
県の審査申し立てにに対し、国地方係争処理委員会が、県に不利な結果を出して、それを不服として県が不服訴訟をしてからの協議である。

処理委員会に出す前は、国は「辺野古移設が唯一」で、県は「辺野古移設阻止」であるからいきなり協議しても昨年8月の集中協議の二の舞を演じるだけでである。

「協議」の期間については「和解条項」の8項にこうある。

「8 原告及び利害関係人と被告は、是正の指示の取消訴訟判決確定まで普天間飛行場の返還及び本件埋立事業に関する円満解決に向けた協議を行う。」

繰り返すが今回、国が県に「是正指示」をしたのは、「和解条項」に従がった手続きの一環に過ぎない

さらに裁判長は、国と県に次のような言質を取っている。
 
「和解条項」の9には判決が出た場合は、当然のことだが、判決に従がうという条項がある。 
「9 原告及び利害関係人と被告は、是正の指示の取消訴訟判決確定後は、直ちに、同判決に従い、同主文及びそれを導く理由の趣旨に沿った手続を実施するとともに、その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する。」 
安倍首相が多少の工事の遅れは受け入れ、急がば回れの戦略に出たのが今回の和解成立である。
 
それを和解3日後に「是正指示」を出したからと言って、あたかも国が和解案を踏みにじったかのように発狂するのは止めて欲しい
 
 
和解案成立の翌日に是正指示をしなかっただけまだまし、と思っても良いのではないか。
 
あらためて、
 
恐るべし、安倍首相!
 
 
承認取り消しをめぐる今後の手続き
 
関連リンク

 

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