国と県との代執行訴訟は、和解が成立し、国は和解案の通り、県に対して「是正指示」をした。
国は「辺野古移設が唯一」と考えており、県は「辺野古移設阻止」という基本姿勢のままの和解成立。
したがって、国が県に是正指示を出しても当然の行為である。
早速翁長知事が不快感を表明したが、見当違いも甚だしい。
⇒» 翁長知事「残念だ」 国交相の辺野古承認取り消し是正指示
ところが今朝の沖縄タイムスは、あたかも国が和解案を踏みにじって「是正指示」したかのように大発狂している。社説を含む合計五面を使った発狂見出しを紹介しよう。
■一面トップ
政府、県に是正指示
辺野古 和解から3日
知事反発 係争委申した出へ
■二面トップ
新たな訴訟 必至
辺野古「是正指示」
国 工事再開へ着々
県 戦術練り直し
県議会反応
与党・中立 「歩み寄る姿勢なし」
野党自民「普天間の危険除去」
■社会面トップ
和解ムード はや霧散
是正指示 県民あぜん
「円満望めぬ」県弁護団
協議に水 知事不快感
辺野古裁判和解から3日 政府、沖縄県に是正指示
沖縄タイムス 2016年3月8日 05:05
【東京】政府は7日、名護市辺野古の新基地建設をめぐる代執行訴訟での国と沖縄県の和解を受けて、翁長雄志知事に対して、埋め立て承認を取り消した処分は違法だとして是正するよう指示した。是正指示は和解条項に基づく手続きの一環だが、和解から3日、協議再開前の早期の指示に、翁長知事は「大変残念」と反発。知事は国の是正指示に従わず、国地方係争処理委員会(係争委)に審査を申し出る見込みで、再び法廷闘争に持ち込まれる見通しだ。
是正指示は文書によるもので同日午後に石井啓一国土交通相が翁長知事宛てに郵送。15日までに埋め立て承認取り消し処分の取り消しを指示している。
一方、防衛省は同日、沖縄防衛局長による翁長知事の承認取り消しに対する審査請求と執行停止の申し立てを取り下げた。県は関係文書を確認した上で8日にも抗告訴訟を取り下げる。
菅義偉官房長官は記者会見で、「是正指示は裁判所の和解勧告に従って出した。お互いが確認したわけだから当然のことだ」と強調。その上で「(新たな訴訟の)判決が確定するまでに普天間飛行場の返還および埋め立て事業の解決に向けて協議する」と述べ、法的手続きと並行して県側と協議する考えを示した。
是正指示は地方自治法に基づく手続き。指示に不服があれば、県は1週間以内に国の第三者機関の係争委に審査を申し出ることになっている。翁長知事は近く審査を申し出る見込みだ。
その後、係争委が是正指示を違法ではないと判断し、県が不服なら1週間以内に是正指示の取り消しを求める訴訟を提起。逆に係争委が是正指示を違法と判断したにもかかわらず、国が期間内に指示の取り下げなど必要な措置を講じない場合、県は1週間以内に是正指示の取り消し訴訟を起こす。
和解条項では、判決が確定するまでの間、国と県は「円満解決」に向けた協議を行うとしている。和解からわずか3日での是正指示は「辺野古が唯一の選択肢」とする安倍政権のかたくなな姿勢を鮮明にした格好で、「辺野古は認めない」とする県側との協議はかなり難航しそうだ。
翁長知事は県庁で記者団に「(国は)誠意ある協議をしたいというような言葉も使っていた。入り口でこういう形になるのは大変残念な気持ちだ」と述べ、協議がないまま是正指示を出した国の対応を批判した。
再度確認するが和解に際して国も県も基本的姿勢は変わっていないから、国が是正を求めるのは当然である。国は県に承認取り消しを撤回するように「是正」を指示を出しました。
是正指示は「和解条項」の3に明記されており、いまさら翁長氏が不快感を示すことは検討違い。
「3 原告は被告に対し、本件の埋立承認取消に対する地方自治法245条の7所定の是正の指示をし、被告は、これに不服があれば指示があった日から1週間以内に同法250条の13第1項所定の国地方係争処理委員会への審査申出を行う。」
処理委員会に出す前は、国は「辺野古移設が唯一」で、県は「辺野古移設阻止」であるからいきなり協議しても昨年8月の集中協議の二の舞を演じるだけでである。
「協議」の期間については「和解条項」の8項にこうある。
「8 原告及び利害関係人と被告は、是正の指示の取消訴訟判決確定まで普天間飛行場の返還及び本件埋立事業に関する円満解決に向けた協議を行う。」
繰り返すが今回、国が県に「是正指示」をしたのは、「和解条項」に従がった手続きの一環に過ぎない
「9 原告及び利害関係人と被告は、是正の指示の取消訴訟判決確定後は、直ちに、同判決に従い、同主文及びそれを導く理由の趣旨に沿った手続を実施するとともに、その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する。」
「菅氏、沖縄と協議調整…政府、早期是正指示方針 2016年3月5日」
http://mainichi.jp/articles/20160306/k00/00m/010/054000c
>政府は5日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる沖縄県との和解を踏まえ、菅義偉官房長官と県幹部が協議する調整に入った。
>和解条項に双方が「円満解決」の協議を行うことが盛り込まれたため。
>一方、政府は翁長雄志(おなが・たけし)知事の埋め立て承認取り消しに対し、早急に是正指示を出す方針で、協議と訴訟が並行する展開になりそうだ。
>福岡高裁那覇支部での和解により、双方は新たな訴訟に一本化して争う方向だ。
>政府は普天間返還に向けて「辺野古移設が唯一の選択肢」(安倍晋三首相)との立場は不変だが、和解で工事の遅れは必至だ。
>在沖縄海兵隊のグアム移転にも影響するため、政府は近く米国と対応を協議する。
>中谷元(げん)防衛相は5日、埼玉県内で記者団に「和解内容を誠実に実行し、県と協議を進めたい」と述べた。
>これまで沖縄振興策などについて、菅氏と沖縄県の安慶田光男副知事を中心に会議を開催しており、両者は近く協議のあり方を検討する。
>政府はまた、早急に是正指示を出し、県からの新たな訴訟に備える。
>高裁が和解案を提示したため工事中止を受け入れたが、「今度、裁判をやれば負けない」(官邸筋)との見方が強いためだ。
>ただ、移設阻止に向けて「あらゆる手段を使う」(翁長氏)とする県側との隔たりは今後の波乱要因で、歩み寄りの糸口も探る考えだ。
>【青木純、村尾哲】
こういう記事↑がタイムス、新報から出てこない不思議。
「早急に是正指示を出す方針」、「協議と訴訟が並行する展開」は、すでに5日には、記者たちには、分かっていることだ。
ということは、翁長知事、県幹部も承知のこと。
知らないのは、県民。
だから、記事(情報)が必要。
だが、「国vs県」の構図を煽るために「国は和解案の『協議する』ということまでも、反故にした」と↑のような解説を隠蔽する。
共産党は、いつも火の無いところに煙を立てて、「正義感による怒り」のエネルギーと、「知らぬ間に差別(差別なんか無いところに差別を作り出すから知らぬ間は当然なんだが)してしまったという自己嫌悪」からくる「贖罪のエネルギー」を集めてきた。
「良い」人達の「良心」を利用してきたのだ。
慰安婦問題、靖国問題。
最近の「火の無いところに煙」は、
パチンコ屋の倒産を応援するブログ「共産党と言えば偽装 2016年03月06日」
http://ttensan.exblog.jp/22952609/
>以下、共産党について不思議な事を簡単にまとめておきます。
>
>・慰安婦問題は解決済み
> →なぜか志位が慰安婦の賠償に全力を尽くすと約束している
>
>・根拠不明の女子高生3割売春ネタを広げるインチキ弁護士伊藤和子
> →なぜか共産党衆院議員が認めろと抗議
>
>・政党と無関係の大学生団体が反安保、反安倍、なぜかしばき隊とも共闘
> →なぜか街宣車が共産党の街宣車
> →なぜか主要メンバーに共産党議員の子息が多い
>
>・政党と無関係なはずの高校生の団体も同様に反安保、反安倍をアピール
> →なぜか街宣車が共産党の街宣車
> →なぜか幹部は共産党議員の子息
>
>・在特会と戦う韓国・朝鮮人の暴力団体
> →なぜかリーダーが共産党市議の息子
>
>・なぜか志位和夫などが民潭や韓国などで外国人参政権を約束
>
>・保育園落ちたの私だのデモ
> →なぜか共産党の国会議員が参加
> →なぜかプラカードがほぼ統一されている。
>
>・憲法を守れ、民主主義を守れと叫ぶ
> →政権を取ったら独裁政治に移行するのが党の方針
> →近年まで独自憲法制定と主張していた
> →なぜか一貫して護憲を主張してきたかのように主張
>
>・政党とは一切関係無いはずのりぼんぷろじぇくとは
> →なぜか共産党関係のデモ参加を煽り、なぜか反安倍、反安保の政治運動を展開中
>
>・政党とは一切関係ないはずのアニメ製作のNOddinは
> →なぜかエグゼクティブ・プロデューサーが共産党県議
> →なぜかアニメの監督は志位るずなど共産党系のデモで街宣ばかり
>
>・政党助成金を受け取れば党員から党費を搾取(表向き出ている数字)する必要がなくなるのに
> →なぜか政党助成金だけは金に色がついているからと受け取り拒否
> →でも給与や政務調査費などはしっかりと取って使っている
> (政党助成金だけは1円単位で誰が使ったかきちっと収支報告を出さないとならないためでしょう)
> →なぜか無職の人ばかり共産党に多額の寄付を行っている共産党の収支報告書
>
>などなど、
>共産党ほど表と裏が露骨に存在し、
>言っている事とやっている事が常にデタラメな組織というのも相当珍しいと思います。
>
>偽物を使って世論工作を仕込むのは
>コミンテルン直伝の共産党の基本戦略なのでしょう。
>こんなものに騙され続けている信者というのは相当に頭が悪いとしか思えません。
http://news.mynavi.jp/news/2016/03/07/128/
>沖縄県の町田優知事公室長は共同通信の取材に「(是正前に)せめて一度は協議すべきではないか」と不快感を表明した。
「辺野古裁判和解から3日 政府、沖縄県に是正指示 2016年3月8日 05:05」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157507
>翁長知事は「大変残念」と反発。
>知事は国の是正指示に従わず、国地方係争処理委員会(係争委)に審査を申し出る見込みで、再び法廷闘争に持ち込まれる見通しだ。
勧告を出すタイミングは打ち合わせ済みなのに、何、白々しいこといっているのかしらねぇ。
反対派の為に「国に虐められています」の芝居ですか?
【参考】
「辺野古訴訟、国と県が和解した場合どうなる? 2016年3月2日 08:39」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=156506&f=i
>2月29日の代執行訴訟の和解協議で、和解した場合は地方自治法に基づく是正措置を具体的な日数も挙げながら速やかに実行する内容が「暫定案」に加わったもようだ。
>和解後に国側が出す「是正の指示」のタイミングや、県側の審査申し出の時期について意見が交わされたとみられる。
http://mainichi.jp/articles/20160306/k00/00m/010/054000c
>政府は5日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる沖縄県との和解を踏まえ、菅義偉官房長官と県幹部が協議する調整に入った。
>和解条項に双方が「円満解決」の協議を行うことが盛り込まれたため。
>一方、政府は翁長雄志(おなが・たけし)知事の埋め立て承認取り消しに対し、早急に是正指示を出す方針で、協議と訴訟が並行する展開になりそうだ。
「暫定案」合意の段階で是正指示は既定路線。
それは、
「国が沖縄県に是正指示へ…辺野古訴訟和解受け 2016年03月07日 13時48分」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160307-OYT1T50088.html
>埋め立て承認取り消しは違法だとして、翁長雄志知事に是正を指示
したのは、このままでは
>沖縄防衛局は7日、埋め立て承認取り消しの執行停止請求を取り下げた。
>これにより翁長氏の埋め立て承認取り消しの効力が戻り、国による埋め立て工事の法的根拠は失われた。
から。
取り下げと是正勧告は、
「和解条項」
http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/henoko/documents/h280304wakaiseiritu.pdf
2 利害関係人沖縄防衛局長(以下「利害関係人」という。)は、被告に対する行政不服審査法に基づく審査請求(平成27年10月13日付け沖防第4514号)及び執行停止申立て(同第4515号)を取り下げる。利害関係人は、埋立工事を直ちに中止する。
3 原告は被告に対し、本件の埋立承認取消に対する地方自治法245条の7所定の是正の指示をし、被告は、これに不服があれば指示があった日から1週間以内に同法250条の13第1項所定の国地方係争処理委員会への審査申出を行う。
に従ったもの。
なのに、
「翁長知事「残念だ」 国交相の辺野古承認取り消し是正指示 2016年3月7日 18:02」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157466
>是正を指示する文書を郵送したことに、翁長雄志知事は「大変残念だ」と不快感を示した。
裁判所が判決を下すまで、翁長知事が「辺野古反対のポーズ」と取り続けることは、打ち合わせ済みなんでしょうね。
ネット用語で言うなら「プロレス」。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160304-OYT1T50205.html
>福岡高裁那覇支部が新たに示した暫定案の修正案を受け入れ、和解した。
>沖縄県の翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しに対する政府の是正指示の是非を巡る争いは、まず総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」で審査される。
>審査結果に不服がある場合は、改めて訴訟に持ち込まれ、その判決には政府も県も従う。
>この間、政府と県は解決に向けて協議し、政府は埋め立て工事を中止する。
>これらが和解の柱である。
>辺野古移設を推進する政府と、これに強く反対する県の主張は、大きく隔たっている。
>安倍首相と翁長氏が和解後に会談し、円満な解決に向けて協議することを確認した。
>しかし、両者が妥協点を見つけるのは簡単ではあるまい。
>結局は、訴訟で決着を図ることになるのではないか。
>複数の裁判が同時並行で長々と続くよりも、裁判を一本化した方が手続きが円滑になる可能性はある。
>政府と県は今回、判決に従って互いに協力して誠実に対応すると「確約」した。
>この約束を順守せねばなるまい。
>懸念されるのは、国地方係争処理委員会の審査や、その後の訴訟が長期化することだ。
>その間、工事は中断されるので、代替施設の完成が遅れ、普天間飛行場の返還がずれ込むことは避けられない。
>市街地の中心にある飛行場の危険な状況も継続する。
>係争処理委員会などには、迅速かつ公正な審査・審理を行うことが求められよう。
「懸念されるのは、国地方係争処理委員会の審査や、その後の訴訟が長期化することだ。」
「その間、工事は中断されるので、代替施設の完成が遅れ、普天間飛行場の返還がずれ込むことは避けられない。」
「市街地の中心にある飛行場の危険な状況も継続する。」
「協議無し」と「是正指示」を非難するタイムス、新報だが、「普天間の危険性」の継続を心配する記事は見つからない。
これで、県民の立場に立った新聞と言えるだろうか。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157501
>和解を受け入れたなら、少なくとも是正指示と並行して県と協議の場を持つべきだ。
お宅の県知事は、国とちゃ~~んと結託(調整)して、芝居を打っているのよ。
いかに翁長知事が頑張ったかを、どうしたら演出できるか。
そんな猿芝居にジャーナリストが騙されちゃ駄目。
タイムス、新報が応援してきた知事だが、ここらで知事のうさん臭さ、矛盾の塊、「良い」人の「善意」を弄んできたことを追及すべきでは?
そうでなければ、翁長知事を信じてついてきたシュワブ・ゲート前のオジー、オバーはかわいそう過ぎる。
県民に寄り添うのが、タイムス、新報の考えなら、そろそろあの人達が騙されていることを、教えてあげるべきでしょ。
あれ? これ最近見ませんでしたか、この話。
そうです、翁長知事の「取り消し」を国交大臣が「取り消し」したことを不服として、昨年10月、国地方係争委へ「不服申し立て」をした。
「沖縄県、国地方係争処理委員会に申し出へ 2015年10月29日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=139255
>沖縄県の翁長雄志知事は29日、名護市辺野古の埋め立て承認取り消しの執行停止を受け、国と地方公共団体の争いを扱う「国地方係争処理委員会」へ週明けに審査を申し出ることを決めた。
>午後に、国土交通省に対し事前の通知を送る。
その後、国地方係争処理委員会に却下(門前払い)された。
そして、その却下を不服として、翁長知事は、2月1日に「係争委訴訟(多見谷寿郎裁判長)」を起こした。
2回の口頭弁論で2月29日に結審し、3月17日に判決が言い渡されることになっている。
さて、今回の国地方係争委へ「不服申し立て」と前回の違いは、県に「取り消しの取り消し」を指示しないで、直接国(国交相)がしてしまったので、身内で良いようにしたという気持ちが沖縄県にあったことと、国と県の争いは国地方係争処理委員会に馴染まないということで、門前払いされたという感じがある。
「国の司法手続き批判 緊急辺野古シンポジウム 2016年2月29日 05:22」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=155977
>県側の竹下勇夫弁護士が解説。
>「地方自治法や行政不服審査法が定めた手続きを国は経ていない」と批判した
今回のは、八重山教科書問題で、沖縄県教育委員会に出された「是正指示」と同じ構図。
あの時、県教育委は、どう対応したか。
竹富町に「教科書無償措置法に従うよう」指導をせず、放置した。
結局、無償法の改正、教育委と教育長の関係の法改正などを済ませていたので、文科省は違法確認訴訟を起こさず、竹富町は「我」を通した。
あのようにな無視による「我」の通しをさせないために、「和解条項」に
3 原告は被告に対し、本件の埋立承認取消に対する地方自治法245条の7所定の是正の指示をし、被告は、これに不服があれば指示があった日から1週間以内に同法250条の13第1項所定の国地方係争処理委員会への審査申出を行う。
が入る。
もし、県が無視で「我」を通そうとすれば、現在は、翁長知事の「取り消し」だけが生きているのだから、「取り消し」が成ってしまう。
その場合は、国は違法確認訴訟を起こすだろう。
だが、そのときは、産提案の趣旨「円満解決」を県が破ったことになる。
○ 暫定案
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157444
【東京】
>名護市辺野古の新基地建設をめぐる代執行訴訟で国と県との和解を受け、石井啓一国土交通相は7日午後、県の埋め立て承認取り消しは違法だとして翁長雄志知事へ是正を指示する文書を県へ郵送した。
>15日までに取り消し処分を取り消すよう指示している。
>指示に不服があれば、県は1週間以内に第三者機関の国地方係争処理委員会(係争委)に審査を申し出ることになっており、翁長知事は近く審査を申し出る方針だ。
>係争委が是正指示を違法ではないと判断し、県が不服なら1週間以内に是正指示の取り消しを求める訴訟を提起。
>逆に係争委が是正指示を違法と判断したにもかかわらず、国が期間内に指示の取り下げなど必要な措置を講じない場合、県は1週間以内に是正指示の取り消し訴訟を起こす。
超高速なら
3月 7日 国)是正指示
3月15日 県)第三者機関の国地方係争処理委員会(係争委)に審査を申し出
4月15日? 係争委判断
4月22日?
係争委が是正指示を違法ではないと判断 1週間以内に
県)不服なら是正指示の取り消しを求める訴訟を提起
係争委が是正指示を違法と判断かつ国が期間内に指示の取り下げなど必要な措置を講じない場合 1週間以内に
県)是正指示の取り消し訴訟を起こす
5月22日? 裁判所判決
6月1日?~ 工事再開
だとすると、参院選前ね。
その時は、「和解合意」は「国の柔軟な姿勢を示す」選挙対策というのは、崩れるわね。
それとは別に「決着のついた辺野古移設について、反対を公約に入れられない」という意味でも選挙対策には、なる。
反対派は、「是正指示」は、選挙後だと思っていたのかな。
選挙で使おうって思っていたのは、反対派じゃないかしら。
それまで、グダグダ反辺野古キャンペーンはやれるっとね。
国は辺野古を進めるだか進めないだか態度不明で、沖縄県は膠着状態を「反対派の勝利、抵抗運動の結果」と誇る。
これを反対派とタイムス、新報は「暫定案で和解」に期待していたが、それとは真逆の「辺野古移設加速」になったわけで。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-234278.html
>翁長雄志知事が8日の本会議で行政報告として和解内容を説明
「密室協議」だったわけね。
仲井真前知事が承認したときも、翁長知事が和解に応じたのも、知事の権限の内で議会との協議は必要ない。
必要ないにも関わらず、仲井真前知事はバッシング、翁長知事はお咎め無しなら、タイムス、新報はダブスタ。
翁長知事の報告、朴大統領の「慰安婦合意」報告と同じ筋立てかしらん?