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夏の甲子園、高校野球は佐賀北高校の劇的な逆転優勝で幕を閉じた。
県立高校で「野球特待生」無しで全国優勝を遂げた佐賀北高校に県民栄誉賞が授与されるという。
佐賀県民でなくとも拍手を送りたい。
佐賀北高校野球部に県民栄誉賞(08/24)
次の野球は北京オリンピック。
星野ジャパンが、北京市で行われた北京五輪プレ大会決勝で中国と対戦し、5-2で勝ち、5戦無敗で優勝を決めた。
【8/25】星野ジャパンが凱旋帰国-北京五輪本番へ手応えつかむ
星野ジャパンは凱旋帰国をしたが、世界では野球強国の中に入る台湾が今回は参加しなかったので「スポーツと政治の問題」は起きなかったようだ。
だが、星野ジャパンが北京で戦っていた数日前、地球の裏側のベネズエラでは、中国と台湾の「スポーツと政治」に絡む問題で起きていた。
ベネズエラで世界少年野球で行われる予定だった。
だが、親中国のチャべス政権のベネズエラ政府が台湾チームへのビザ発給を拒否した。
これに対する主催の国際野球連盟(IBAF)の取った毅然とした態度は見事だった。
IBAFは「政治的事情をスポーツ活動に関与させるべきではない」として制裁として同大会の中止をベネズエラ政府に言い渡した。
一方、この中止措置に対する日本野球連盟の態度の見苦しかったこと。
以下は大会中止を伝える朝日記事と「事件」の経緯を「台湾の声」の記事からの引用。
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台湾の中央通信によると、国際野球連盟(IBAF)は15日、南米ベネズエラで17日から開幕予定だった世界ユース選手権大会(16歳以下)を中止にした。親中国の同国政府が台湾チームへのビザ発給を拒否したことへの「制裁」措置。国際大会の開催直前の中止は極めて異例。IBAFは「政治的事情をスポーツ活動に関与させるべきではない」と指摘した。
日本など多くの代表チームがすでに現地入りしており、国際親善試合として一部の対戦は実施されるという。
急進左派で親中反米のチャベス政権の姿勢がビザ発給拒否の原因とみられる。台湾の「中華民国棒球協会」は「その他の参加国には申し訳なく思うが、我々の大会参加権を重視してくれたIBAFの措置に感謝したい」とコメントした。
ブログ「台湾は日本の生命線!」より
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/
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長年の仲間を裏切るな!
日本野球連盟は目覚めろ!
台湾研究フォーラム会長 永山英樹
国際野球連盟(IBAF)はベネズエラで十六日に開幕予定だった第十三回世界ユース(AA)選手権大会(16歳以下)の中止を決定した。よくやったIBAF!それでこそスポーツマンシップの発揮と言える!
ことの経緯はこうだ。中国への傾斜を強めるベネズエラは、出場予定だった台湾チームへのビザを拒否した。チャべス大統領の指示だと言う(台湾紙「聯合報」)。
「スポーツに政治を持ち込むな」と言われるが、これはその最たる例だろう。台湾は中国の一部であるとする中国の意を汲んで、そのチームの出場を阻止したのである。
そこでIBAF(本部:スイス・ローザンヌ)は十六日、同大会の開催中止を決めたのである。これに対して台湾の野球連盟は「他の国には申し訳ないが、IBAFの問題に関心に感謝する」と述べた。たしかに各国代表の子供たちには気の毒である。しかし悪いのはベネズエラ政府だ。ここは台湾チームの気持ちになって悔しさに耐えて欲しい。
ところが一部の報道によると、すでに現地しているチームは、国際親善試合を実施すると言う。では日本チームはどうするのか。ここはIBAFと歩調を合わせ、直ちに選手団を引き揚げさせ、ベネズエラに道義の在り処を教えるべきだろう。
そこでそれを伝えるため、日本野球連盟(JABA)に電話したところ、驚くべき話を聞かされた。「国際親善試合」とは「世界ユース」の看板を外しただけの、実質的な大会実施に他ならず、台湾チーム抜きでやるのだと言う。
だから日本チームに引き揚げる気など一切ないのだ。それどころか、本日(日本時間十七日)、IBAF本部で会議が行われるので、JABAの職員はそこで、「大会中止への抗議を行う意向だ」とも悪びれずに言っていた。
そこで事情に詳しい担当の職員に電話口に出てもらった。そして「抗議するなど持っての他だ」と訴えた。相手は慌てて言を翻し「抗議するのではない。どういうことか問い合わせるだけだ」と言った。
「日本と台湾の少年野球の交流は四十年に及ぶ。その仲間である台湾チームの苦境を何とも思わないのか」と言うと、相手はやっと状況が呑み込めたようで、「そのとおりだ」と答えるのみだった。
間もなくIBAF本部の会議は始まるらしい。JABAに電話、メールで訴えよう!
「IBAFの決定を支持せよ」「ベネズエラに抗議して親善試合をボイコットせよ」「仲間である台湾チームの立場に立て」と。
中国がスポーツの国際試合に圧力をかけるなら、日本も圧力かけろ!中国のそれが不正の横槍なら、日本のそれは道義にかなったもので行け! そうしなければいつまで経ってもこのような不条理な状況は続くのである。
(財)日本野球連盟(JABA)事務局
電話03-3213-6776 FAX03-3201-0707
E-mail:baseball@jaba.or.jp
日本野球連盟様
インターターネットで見ました。
国際野球連盟に抗議してはいけません!
日本代表が、台湾と同じ目にあったらどうしますか。
こんなことは繰り返させてはいけないでしょう?
制裁で中止するのは当たり前です。
少年野球は戦後の子供たちを健全に育成してきました。
今は、へいきで外国の不正行為を認めてしまうのですか。
試合の他なら、反則、不正はありですか?
台湾とはリトルリーグで切磋琢磨してきた相手ですね。
応援しなくていいのですか?
台湾が出られなくなった。日本も抗議して出なければいいんじゃない?
そうやって、スポーツマン精神を教えるのが本当ではないの?
本当に怒りがおさまらない!
最近私の地域の野球チームはイジメだらけ。弱い子供は仲間はずれ。
大人がこれではイジメはなくならないですね。
抗議をしたら、日本野球連盟は日本の恥です!
親善試合も出るのですか?
台湾の問題を無視して、自分たちだけが楽しめればそれでいいのか。
台湾チームは本当にかわいそうです!
いったい台湾チームがどんな悪いことをしたのですか。
どんな犯罪を犯して入国を拒否されたのですか?
ベネズエラへの制裁は当たり前です。
ところが制裁措置に抗議するなんて、
日本野球連盟は道徳というものがなさすぎます!
一市民
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