敵に塩を贈る。

ＲＫＢ４８メンバーの華々しき活躍は先日の記事でご紹介したが、そういえば我が家の練習せん姫もメンバーのひとりだったんだわと今更ながら思い出した。
実は彼女、この週末に勝負のレースを控えている。
東京マラソンにも徳島マラソンにも落選した籤運ゼロが代替大会として選んだのが岡山の「吉備そうじゃマラソン」。
大阪を離れて地方でひっそりこっそりとフルマラソンに挑戦してくる作戦らしい。
大阪ハーフでの不甲斐ない結果を反省して最近とみに練習に励み出だしたのはいいが、初フルでさらりとサブフォーを達成した頃の勢いはどこへやら。
「ぜ～んぜん速く走れないよ～。何でやろ。」と全く覇気がないご様子。
家庭内ライバルがこうも不調だと私の士気も下がるじゃないかっ！
あんたが、私に危機感を持たせるような好タイムタイムでゴールしてくれなきゃ困るんだよ～。
しゃ～ないな。それでは。
ちょっとでも元気になれるように、愛の餞別でも持たせてやるか、と用意したのが・・・・・・・・。





「tacoco特製フルマラソン快走セット」！！＠使用説明書、処方箋付き。
　　　　　　

スタート前摂取分、20～25キロ地点で服用分、30キロ過ぎて飲食分、35キロ過ぎで処方分、ラスト用の魔法の薬ｅｔｃ。
まさに敵に塩を贈る！
先輩からの心優しき忠告を受け止めて、せん姫よ、諦めずに目指せ自己新！
私だって篠山マラソンを諦めない！と決心したのだから。
今、これほど気持ちが熱いのは、先週末のＲＫＢ４８メンバー達の頑張りに触発されたのが一因。
だが、時同じくしてこんな本を読んだ影響が大いにある。


北京五輪の１００Ｍ４継リレーで銅メダルに輝いたメンバー4人の陸上との格闘を描いたノンフィクションだ。
塚原、高平、末次、朝原。スーパースプリンターの激しく厳しい練習と走る事への情熱がひしひしと伝わってきた。
練習で一瞬、死ぬんだってね。それ位ぎりぎりまで追い詰めるんだってさ。
実業団でもなく日の丸も背負っていない私だけれど、この年齢でこのレベルの市民ランナーとして。
自身のレベルの限界まで頑張ってみよっかな、と。何事にも感化され易い単細胞人間は思ってしまったのだな～。
だが、反面覚めやすいのもこれまたその性分。
やっぱ篠山はファンランにするわっ！と、と投げ出さす可能性もおおアリだ。
この感動があと１週間持続してくれれば良いのだが・・・。
やっぱ繋ぎの意味を込めてライバルせん姫の快記録が必要だっ！！
頑張れっ、せん姫。