先日、大きな感動を貰った兵庫県立医大での金本さんの講演会。
yuさんが素晴らしい詳細記事を書いてくださっている。
こんな重労働はできない私。
二番煎じは諦めて、公にされていない秘話から講演会での金本さんの魅力に迫ってみた。
font size="4" color="black" style="line-height:160%;">①クレバーな金本さん。
超一流アスリートは総じてクレバーである。
記者会見やインタビューでのやり取りを聞いていると、良く判る。
イチロー、松坂大輔、宮里藍、谷亮子、荒川静香etc
皆、受け答えが、スマートで小気味良い。
脳みそまで筋肉化した、○ホでは、超一流にはなれないんだと、つくづく感じる。
先日の講演会での当意即妙なトークを聴いて、ああ、やっぱりこの人は超一流アスリートやなぁ、と改めて実感。
センスと気配りのある受け答えにオチまで付けてくれるのだから。
例:
医学生に何かメッセージを、という要望に答えて。
「医者になられた際には、心ある医師というか、ただ治すだけではなく良心ある医者、心の頼りになるような医者になって欲しい。 あっ、あとですね。もしも開業して僕が行くようなことがあれば若くて綺麗な看護士さんを付けてください!」
爆笑。
②義理堅い金本さん。
金本さんがシーズンオフに護摩行を行うことで有名になった鹿児島の最福寺。
住職の池口恵観さんは兵庫県立医大の客員教授でもある。
学園祭の講演会で金本選手を講師に!という学生の企画を知り、携帯で金本さんに連絡を取る池口法主。
金本さんは、即座にOKの返事をしたという。
恩人の頼みとあらば、忙しいオフの一日をポンと献上する男気のある金本さんならではの秘話だ。
その池口法主との出会いと交流を記した金本さん本人の文章を発見。最福寺よりお借りして抜粋掲載する。
最初の出会いは、一九九九年六月の神宮球場でした。
当時、広島カープは、神宮球場でに対ヤクルト戦において、17連敗中でした。
「何とか、神宮球場での連敗を止めて欲しい。」とお願いして、わざわざ神宮球
場にきていただきました。
もちろん、その試合は、カープが勝ち、まさに二年ぶりに神宮球場での勝利でした。
そのときの法主の印象は、まさに「仏のような顔をしている」でした。
その夜、ゲームが終わり東京のホテルで自分もお加持していただき感激しました。
それから、打てなくなったり精神的なスランプの時はすぐ法主に連絡を取り相談するようになり、いろいろと手助けをいただきました。
そして、「行」の大切さを教えていただき、「よし、オフシーズンには行をやろう。」と、心に決めました。
法主の、「火を見るだけでいい」という甘い言葉に誘われ、十二月十五日、最福寺にやってきました。
一日の予定表を見ると、「なにが火を見るだけでいい」だ、とびっくりしました。
朝六時から夜八時まで、きっちりいろんな「行」が入っていました。
中でも五百礼、五百回立ったり座ったりを繰り返す、とんでもない「行」がありました。
話が違う・・心の中で「マジかよ」を連発しました。
プロ野球の世界は、技術・体力・精神力の勝負です。」 体力には自信がありますが、技術の方はまずまずの自信。問題は精神力です。この精神力は練習用のものと、試合用のものがあります。
練習のものとはまず、「もうこれで十分」「今日は疲れているから」とかの甘え心、怠け心との戦いです。 練習の時の精神力を養えば、自然と「まあまあの自信」で、ある技術がつきます。試合での精神力とは、まず相手ピッチャーに迫力で負けないこと。そしてプレッシャー、自分の気持ちとの戦いです。
「行」によって、法主がよく言われる「光」、つまり内に秘めている精神を磨くことができ、これで技術・体力・精神力の三つが揃うわけです。自分たちのために「行」をしてくれた法主のためにも来シーズンは結果を出します。
この苦しい行をやったのだから精神力で負けることはありえません。断言できます。
来年また一回り大きくなって最福寺にきて「行」を行いたいと思います。
この文を借りて、御法主様並びに、お弟子様方、色々とお世話になりました。感謝しております。 ありがとうございました。
成る程なぁ、甘え心、怠け心との闘いかぁ。
素人アスリートの私にも、ぐっと胸に突き刺さる言葉だ。
やはり金本さんは心の師だ。
②神頼みの金本さん
護摩行のきっかけも最初はご利益を期待しての不純な動機と、正直に語る金本さん。
勝負の世界にあっては神頼みもひとつの精神安定剤なのだろう。
池口法主が秘話として語られた、金本さんがバットのグリップエンドに貼っていると言うシールが
これ ↓
宇宙の大日如来を表しているという。
数々のピンチがありながらも、フルイニング記録を更新し続けられるのも、大日如来様のご加護のお陰?
ちなみに金本さんの子分の新井選手も真似をして貼り付けているらしい。
しかし、金本さん曰く「新井は子分じゃありません。子分以下です。」爆笑。
③正直な金本さん
医大生に冗談は通じない。
これは、笑える秘話ネタ。
講演会のお礼にと、プレゼントを用意した担当教授たち。
教授 「金本さんは、お金持ちだから、(この言い方、ちょっと、いやらしい。)
少々の贈り物では喜んでいただけないと思い、特別な品を用意しました。
金本さんが昆虫採集が趣味だと聞いていたもので、学生にこの近くの六甲山の
山で、天然のクワガタを採ってこさせました!」
金本さん「・・・・・」
教授 「なかなか見つからないクワガタを学生達が一生懸命探しました!
天然物ですよ!」(自慢げな教授)
金本さん「・・・・・・、昆虫採集が趣味?あれ?冗談ですよ!」
教授 「・・・・・・・・・・・・・・」
「迷惑ですか?」
金本さん「迷惑です!」(笑)
見え透いたお追従を言わず、正直な返答で笑いを誘う。これが、金本流話術。
かたや、哀れ、兵庫医大。
多分、事前に収集した金本情報から、「趣味は昆虫採集。」というインテリジェンスを入手。ジョークとは気付かず、真に受けての行動でしょう。
教授の命令とはいえ、金本さんの喜ぶ顔を期待しつつ、懸命に六甲山中でクワガタを追う医大生達の姿を想像すると、可笑しいやら、あほらしいやら。
④マスコミも味方の金本さん。
間違ったデータで自分の怪我歴に関する質問が発せられた時、
「おい、○○(某スポーツ紙記者)、俺、この時期に怪我なんかしとった?」
と、客席に陣取る記者に気安く問い掛ける金本さん。
マスコミとの人間関係が上手く築かれているんだなと実感する。
そういえば、彼がマスコミの取材からひたすら守る家族。
世界記録達成の時ですら、球場にいる家族への取材は一切シャットアウトされていた。
花束を手渡す金本さんの一人娘のショットなど、スポーツ紙としては咽から手が出るほど欲しいはずなのに、各紙何処も抜かなかった。
良好な人間関係の元、完璧な紳士協定が結ばれているのだろう。
徹底した金本流、家族の愛し方、守り方だ。
私生活まで男らしいじゃないか。
私は、金本さんから、生きていく上での、たくさんの示唆と教訓をいただいている。
金本さんの頑張る姿を見ると、勇気と希望が満ちてくる。
いままで、色んな有名人のファンになってきたけれど、これ程、恩恵を受けたのは金本さん以外にいない。
阪神ファンの芥川賞作家小川洋子の小説「博士の愛した数式」で、覚えた完全数の定義。
完全数6を背負うに最も相応しい男
金本知憲!
このことが、大変良く理解できた、講演会でした。
兵庫県立医大の良き企画に深謝。
巨人と阪神の地位が逆転したのは、ベテランが周りの模範となる人材かどうかがあると思う。人工芝のせいもあるが、巨人の選手があまりにも長続きできない。
リバーサイドの後、走って帰るより、夜にでも軽めに毛馬くらいまで走った方がいいです。続けて走り筋肉に負荷が続くと、故障の引き際になる。
でも10kmはめいっぱい走るのと、ウオームアップはやや長目にしたら(5km)いいですよ。
完全数が似合うという意味では、江夏よりも、むしろ金本のほうがフィットする気がする。「永久欠番」というのはあまり好きではないのですが、28と6だけは、特別な選手にだけ付けてもらいたい気持ちです。
金本さんは廻りの模範となる選手ですもんね。
私は、いつも金本さんの後姿を見て頑張っています。
枚方公園まで家から16キロくらいでした。
やっぱり走って行きます。
なが~~い、アップの後の10キロ出場です。
今はまだ縦じまのNO.6を他の誰かがつけることなど、想像も出来ませんが!
野球選手が昆虫採集が趣味なんて聞いたことない。。
それにしても、金本さん。
完全すぎて眩しい人です。
やっぱり私には「ぬるい」今岡さんがお似合い~ららら~(苦笑)
そのさりげなさが、誰にも真似の出来ない金本式完全なんですよねぇ。(はーと)
今岡さん、来季は我が家のしゃもじの値打ちが上がるように活躍してね。
受験生も居るんやから家出は程々に・・・ネ。
31番を軽々しく誰にでも与えるなぁぁ!!!!
・・なんか、急に興奮してきた。
益々お会いするのが楽しみになってきました!
わたくしのゼッケンNO.GO!世界一金本さん、よ~!をヨロシク!
メインは山中先生の応援ですからっ!
先生のゴールをフィニッシュ地点でお待ち申し上げます!