10月9日甲子園球場。
5万人近い人々がひとりの男の花道を見届けた。
セレモニーを見て金本知憲という男の素晴らしさを再認識した方も多かったのではないだろうか。10年間金本さんを追い続けて心技体、全てに図抜けた彼の資質を喧伝してきた私ですら引退会見後の数多の報道でその偉業の大きさを再認識したくらいだから。
野球が大好きだった少年、広島カープの大ファンだった少年が夢を叶えてプロ野球選手になった。レギュラーの座を得る為にひたすら練習に打ち込んだ。
試合に出続けるという信念を貫く為に過酷なトレーニングを自らに課した。
優勝という目標の為にはチームプレーに徹した。
「信念を貫く強い気持ち」
は、多くの記録として結実した。
その姿を見て多くの後輩たちが師事し、多くのファンが勇気付けられた。
試合開始直後から一挙手一投足何を見ても涙ぐんでしまう。
この日のチケットをゲットしてくれた舎弟B氏は試合後半誰かの醜態を見たくないからとこっそりと席を移動していたらしい。
試合終了後の引退セレモニー。
いまだかつてあれほど完璧な引退スピーチを聞いたことがない。
球史に残る名場面だと断言できる。
両親への感謝で始まりファンと野球の神様への感謝で締めくくられた言葉は金本ファンならずとも心揺さぶられたはずだ。
ありがとうと言いたいのは私たちの方だ。
10年間いつ甲子園に行っても勇躍するあなたに会えた幸せ。
二度の優勝をいただいた幸せ・・・・・。
ああ駄目だ。
個人的感情を込めた文を綴ると涙腺が決壊してそれ以上書き込めなくなる。
だからこんな俯瞰的な表現でしかあの日の感動を語れないのだ。
あの日現地で我を忘れた自分の姿を反芻すると逃げ出したB氏の判断は正しかったと思える。
タイガースで完全数6を背負う男は金本さん以外に考えられない!!
今年の大阪マラソンでは万感の思いを込めて金本さんユニで走ろう。
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偉大な人ですよね。
試合早々からあんな異様な空気の甲子園は初めてです。
もう乗っけからボールの行方や試合展開よりも、金本の一挙手一投足に釘付けでしたから。
最後のセレモニーもアニキらしくて本当によかった。
あんな選手もうでてこないでしょう。
来年から本当に「アニキのいない甲子園」が訪れることに不安と悲しみがこみ上げます。
そうか、金本監督が実現したら再び「フルイニ」が始まるんですね。
その日が訪れることを待ち望むことにしましょう。
こちらは何故か両手をお祈りポーズにして自宅でテレビ観戦しておりました。何をするにもため息ついて見ていました。
しかし、舎弟Bさんの行動には愛を感じました。
チケットを取り、たくさん撮影し、席を外す。
なかなかできるもんではありませんよ~。
惚れますでしょ?
来季から誰を目当てに聖地巡礼すれば良いのやら・・。
熱気というか厳粛というか哀歓というか表現しようのない雰囲気でしたね。
かの甲子園球場にあんな独特なムードを創り出すこと事態、計り知れない磁力を持った方です。
わたし、あの胴上げを見て思いました。
これは近未来のタイガースだと。
金本監督の優勝胴上げのシュミレーションだと!
ほんまに万人を虜にする方ですから。
金本さんも素敵ですが、ご指摘の通り舎弟Bの働きも中々のもんでした。(笑)
私は何度再生してもその都度号泣して家族に笑われてますから~。