虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

サブ3.5

2012年12月25日 | ランニング

フルマラソンを3時間半を切ってゴールする事は女子市民ランナーにとって特別な意味を持っていた。
東京女子マラソンがあった頃のこと。
市民の部という参加枠が設けられていてその参加資格タイムが3時間30分以内だったからだ。
国際ランナーにはあと一歩届かない女子でも準エリートランナーの証しとしてそこを目指して頑張っていた。
届かず挫折はしたが私もその一人だった。
レースは無くなってしまったがそのタイムが大きなターゲットポイントであることは変わらない。
さてその頂きにクラブの若手MMコンビが挑戦する。
舞台はここ。
    
応援が少ない。単調なコース。エイドに彩りはない。
という三重苦で記録を狙うしか何の楽しみもないという最高の大会、「加古川マラソン」。
おまけにラスト10キロには加古川名物「向かい風」から強い精神力が授けられるという特典付。
本当に素晴らしい大会だ。出る資格もつもりもない私は応援隊として参加してきた。
寒風吹きすさぶ中、懸命に声援を送ったが期待の二人は両名とも惜しくも目標に届かず。
でも意地悪な風に耐えて良く頑張ったと思う。
ただMMコンビの片方、せん姫さまは、どうしたもんだろう。
今回もレースへの執念が希薄で見ていて本当に歯がゆい思いをした。
以下本人談の呆れたレース記。
もともとレース前にアップなどする気などさらさら無い奴だとは知っていたが今回はあろうことかスタート直前にお餅の振る舞いを見つけその列に並んで焼き餅を喰っていたという。
その後またまたトイレの行列に並んだからスタート地点に立ったのは号砲ぎりぎり。
当然一般の部の相当後方からスタートしていた。
あんな後ろからスタートして何やってるねん!と応援の私のほうが地団駄踏んでいた。
延々と続く大渋滞で10キロ地点くらいまで満足に走れなかったとか。当たり前じゃ。
しかもレース前の喰いすぎのせいで2回もトイレ休憩を取ったという。
     おんどりゃ~っ!
       レースをなめとんかいっ!

   (只今不適切な発声がありましたことお詫び申し上げます。)
真面目だけが取り柄の母(何か?)を見習っておれば記録に手が届いていたのでは・・・・
と悔しいやら情けないやら。
だが本人は何故か満足気。
どや顔で見せた完走証には、まさかの「4位」の文字が!
そう。こんなええ加減ランナーであっても悪運だけは強かった。
年代別の入賞4位に食い込んでいたのだ。
自己新を逃しても表彰台はゲット。
7回転んでもタダでは起きない!
このド根性だけが母譲りであったとは・・・・・。

せん姫さん、名古屋牝馬特別では性根を入れ替えて真面目に走ろうね。