鳥取県にある「名探偵コナン」の里へプチ旅行してきた。
総勢28名、民宿を一軒借り切っての大人の遠足だった。
原作者の青山剛昌氏の出身地,栄町や記念館のある北栄町は街全体コナン一色。
橋やマンホールまでコナン君だ。
三朝温泉にも近いので観光スポットとして人気も高いのだろう。
我々も脚を伸ばして湯治に繰り出した。
52度あるという源泉を薄めて湯舟を満たしているというが、熱いのなんのって。
全員茹で蛸状態で身体はぽっかぽっか。
これならさぞかし「アレ」が旨いだろう、と。
観光もそこそこに宿に戻りこんな風景が繰り出されることになる。
これが正しい大人の遠足。
6時半から始まった宴会は同じ場所でそのまま二次会へ突入して12時過ぎまで。
何と延々6時間も。貸切りだからこそ許される無礼講だ。
宿の瓶ビール42本。買い出しの缶ビール類140本。
6時間で消えたアルコールの数だという。
これが恐ろしい大人の遠足だ。
それでも翌朝6時から周辺の散策ジョグに繰り出す。
これが大人の遠足、いや年寄りの遠足か。
早朝の倉吉の街は風情或るたたずまいでええ感じで、「三文」得した気分になった。
今回の旅にはオプショナルツアーが用意されているという。
連行された所にはこんな不可解なゲートが設営されてあった。
しかも、こんな身体で10キロも走れというではないか。
遁走防止用にとゼッケンやらIDチップまで植え付けられた。
ムカムカした。腹が立ったからではなく、二日酔いの吐き気で・・・・・。
脱走不可能だと観念して渋々スタートする。
アルコール分が汗で排出されるまでの5キロがしんどかった。
脚に疲れが溜まって来た次の5キロはもっとしんどかった。
やっとこさゴールしたら、甘いご褒美が待っていた。
極旨のスイカが食べ放題!!
そしてお腹に優しい「ながいも汁」(美味)まで。
「すいかながいもマラソン」
オプショナルツアーの名をそういうのだそうだ。
その名の通り美味しいツアーだった。
冒頭にあるコナン画像は完走証と参加賞のTシャツにあるイラスト。
美味しく可愛い大会である。
帰り道、湯原温泉に立ち寄り露天風呂でレースの汗を流す。
これが小粋な大人の遠足である。
一泊二日。
これだけコンテンツ満載の旅で掛かった費用は何と、15,000円也。(レース代含む)
これが賢い大人の遠足だ。