東京ドーム観戦と関東夏合宿のダブルコーディネート。
今年の夏旅は「一粒で二度美味し」かった。
早朝6時に到着した新宿から更に1時間程掛けて、着いた所は、
手賀沼エコマラソンで有名な千葉県手賀沼。
先日偶然読んだ「ヨムマラソン」(著者吉田誠一)という本の中に、某大手新聞社のサッカー記者だった著者がマラソンにのめり込んだきかっけとなったランニングコースとして紹介されていた。作品中に度々登場し、著者が絶賛していたコースだった事もあり、ここを走るのを楽しみにやってきた。
確かに絶賛も頷けるほどの、風光明媚で素晴らしいランニングコース。
そう、本当に素晴らしいコースだった。
しかし、その美しい景観に、漏れなく付いてきたものは、
灼熱地獄!!
見よ。
太陽の光をさえぎる物が一切ないこの恐ろしいコースを!
30度超の真夏日の中、こんな所で10数キロのランですって。
ランニングマゾでなきゃ、だ~れもやらない、絶品の娯楽。
この後、バーベキュー&ビアで締めて、関東合宿初日を満悦す。
2日目は、関東Rランの名プロデューサーDさん企画の
「東京都心マラニック、第二弾」
昨年、大いに楽しませていただいた第一弾に続く企画物。
今年は、東京国際女子マラソンに出場するKりんの為にと、その下見ランをコンセプトに企画していただいた。
お決まりの皇居ラン1周の後、日比谷公園からマラソンコースを逆走して行く。
途中、私の為にと前夜の熱狂冷めやらぬ東京ドーム正面玄関まで寄ってくださる。
最高のメモリアルショーを魅せてくれた器に改めて感謝&御礼。
この後、国立競技場まで。
ゴールゲートを擬似フィニッシュ。
このコースを走る事を夢見て、涙の練習をした事もあったなぁ。
と、ちょっとしみじみ。
自販機で買ったペットボトル6本。
走行距離20キロ。
こうして、真夏の都心ランは熱中症に襲われる事もなく、無事終了。
そして、最後のトピックスが、
ランナーズステーション、へデビュー!
最近、増殖著しい皇居ランナーズのメッカという事で関西人にも噂に高いスポット。
以前から是非一度潜入してみたいと願っていた希望が叶う。
興味津々に館内をチェック。
受付スペースには使用自由なパソコンが設置されていて、様々な情報
検索が可能となっている。
掃除が行き届いた館内は居心地がよい。
シャワールームには、中腰で座ってシャンプーが出来るように椅子がいいあんばいで取り付けられている。
練習後のランナーへの行き届いた配慮だ。
シャンプー、リンス、ボディーソープ完備というのも嬉しい。
パウダールームではドライヤーも無料で使用可能。
ロッカーに入らない旅行用カバンを親切に預かってくれたスタッフの方のホスピタリティーも素晴らしい。
これで使用料500円というから、文句のつけようがない。
「施設利用型スポーツクラブでもなく、銭湯でもない、ランナーをサポートする施設」
というコンセプトが示す通り、ランナーの理想の空間だった。
でも、これで採算が合うの?
と、逆に経済面を心配してしまう。
大阪のランナーのメッカ、大阪城公園周辺にもこういうの欲しいっ!
と、痛切に思った。(これに近い施設はあるにはあるが・・・。)
「お楽しみてんこ盛り」の関東遠征夏合宿。
楽しい思い出を満載して閉幕。
お世話になった関東メンバーの皆様に改めて感謝いたします。