今年も行われたGW恒例の春季合宿。(と言ってもまだたったの2回目)
所は丹波自然運動公園。
立派な陸上競技場を備えたこの大公園は中高生の陸上クラブの合宿
所としても名高い。
「は~いっ!チーズっ!」 爽やか~。
こ~んなキャピキャピの女子高生達に混じって、
こ~んな、ごった煮集団が合宿を張る。
「ぐぉ~い、ヂーズ!」 ざわやか~。
体育会系の若者達との接点は本当に清清しい。
顔を合わせるたびに、元気な挨拶が返ってくるし、厳しい練習風景を
目の当たりにしては刺激を貰い、今もって冷厳と存在するらしき縦の関係のけじめなども垣間見させてもらった。
真摯に頑張る若者の姿を見て、この国はまだまだ大丈夫だ、などと突拍子もない安堵感を持ったりなどしてしまった。
若者達に触発されて、負けじとおっさん達も頑張った。
初日は、約26キロのロードラン。
かつて開催されていた丹波30キロロードレースのコースだ。
走力に応じてグループ別に走る。
初夏を思わせる激しい日差しの下、アップダウンもある結構なタフな
コースは、折り返してからの後半がかなり厳しかった。
ゴール後プチ熱中症を発症した者が出るほどだったのだから。
(何を隠そうそれはわたくし。)
2日目は、トレイルラン&リレー。
このリレーが最高に盛り上がった。
坂道ダッシュと障害物アトラクションを盛り込んだオリジナルリレーだ。
名付けて、 「ラ杯・障害物リレー競争」
3チーム6人編成でスタート!
バトン代わりに手にしている赤い四角い「ブツ」がこのリレーの秘密を
物語る。
前半、筋肉破りの急坂300メートルを上りきると、そこに待ち受ける
のがこれっ!
「巨大滑り台」!
そう、手に持っていたのはこれを滑りきる為の「おザブ」だったのだ。
(一枚、50円でレンタルしてくれる。)
但し公序良俗に反しない為にこのリレーには厳然たる事前ルールを設けた。
時あたかも「子供の日」
子供が並んだ時はこれを優先する事!
「脅し」「すかし」等による順番抜かしをしてはならない!
皆これを忠実に遵守しつつ、尚且つ
「また大人が来た~。」「大人は滑ったらあかんでぇ~」などと言う
ちびっ子達の厳しい声にも耐えて・・・・・・・、
デッドヒートの末に優勝チーム、感動のゴール!
とまぁ、この様におっちゃんたちも高校陸上部に負けない位、
厳しくも楽しい練習に励んだ2日間だったのだ。
高校生達と違うメニューと言えば、これくらいか。
やっぱり・・・・・・・・・。