虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

口熊野マラソン

2008年02月04日 | ランニング

2月3日はえらい日だったようだ。
関東では大雪で青梅マラソンが中止となったらしい。
関西でも木津川マラソンが雨で欠場者続出、寂しい大会となったと聞く。
で、この日、私が参加予定のレース、紀州口熊野マラソンも。

行きの道中の高速道路はこんな状態。
       
積雪の為レース中止か、高速道路封鎖で大会に間に合わないか、
その両方が脳裏を掠めた程。
が、そこはそれ今年は幸運当たり年のド根性&強欲のわたくし。
レースにはちゃんと間に合い、雨も雪もスタート時は小雨と変わって、無事スタート。

あわよくばまた記録更新を・・・。
とは、それこそ強欲だった、とスタート直後に思い知る。
現地でたまたま遭遇した元祖師匠にも厳しく言われた。
「ハーフと言えども2週連続のエントリーは無謀。そんな事が可能なのは30歳
まで!!」と。
そうだつい一週間前は市民ハーフを檄走したんだっけ。
おまけに前日は「虎」の決起集会があり、「レース前日は断酒!」の禁も破っている。

そんなこんなで、5キロ地点のしんどさで心の中では既に敗北宣言。
東京マラソンのハーフ想定ランへと作戦を変更する。
キロ5分のイーブンペースで走ろうと決意。
ゴールタイム1時間46分少し。ほぼ想定通りのペースでゴール。
結果、部門別成績8位だった。
う~ん惜しい。6位までなら入賞で表彰台、副賞ありだったのに~。



雨で濡れた身体を大急ぎでお風呂とカレーうどんで温めた後は仲間のお出迎えだ。
  カレーうどん200円。安くて美味!
今回初出場のこの大会は地元の暖かい支援もあって素晴らしい大会だった。
出店ブースには紀州梅を始めとする現地特産品のお店が立ち並び、
しかも試食では大盤振る舞いの大サービス。
ほんと和歌山の人は優しくて人情味豊かであったかくて素敵だ。
(実はわたくしも和歌山産なり。)

今回この大会にエントリーした理由にはもうひとつの大きな目的があった。
このレースを初フルで迎える大切なラン仲間の生き証人になる、という。

待つ事数時間。いい加減身体が冷え切った頃。
彼女は笑顔でゴールにやってきた。
雨の中、5時間も走りきっての満面の笑顔。
身体に電流が通ったような感動。人のゴールでこれだけ心が熱くなるとは。

だって、
       
完全サポート役に回ったご主人様と手をつないでのゴールだよ。
さしものtacocoさんも持ち前の毒舌もなりを潜めてちょっと視界が霞んだよ~。
しかし、感動の余波が静まった頃には・・・・・、
「私ならパートーナーと5時間も肩を並べて一緒にいたら窒息するわ。
どっかの時点で逃げ出して、後は唯我独走やな~。」
との悪態発令で本領を発揮したかも。

走ってはそれなりの快走、ゴール後は快食、地元からは歓迎、仲間には感動、
帰っは心地よい快眠と。
青梅マラソンをエントリーされたランナー達の無念をよそにどこまで続くtacoco
さんの快運。

来年は、体調万全を期して、
     年代別優勝を狙おう!

と、決意したちょっと罰当たりな位、快適過ぎる節分の日の休日でありました。