虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

加古川マラソン

2007年12月24日 | ランニング

コンディション
   天候  :  最高
   体調  :  最高
   調整  :  完璧
   練習  :  不安
   気合  :  不足

という感じで臨んだ第19回加古川マラソン。

前日までの予報では雨。
気合不足は雨ならDNSと決め込んでいたが為だ。

    

ゲストランナーは土佐礼子さん。
ラスト7キロの強烈な向かい風ルートを彼女の粘りにあやかって疾走したい・・。
と、ここで初めて少しだけ気合が入った。


9時40分、スタート。
3年連続応援で訪れていたこの大会。
苦手な向かい風と忘年会シーズンに開催されると言う事であれ程忌避していたレ
ースのスタートラインに自分が立つとは・・・。
やれやれ、どうなることやら。

追い風を受けて走った10キロは、やはり突っ込みすぎ。
設定タイムより2分も速い。
「ゆっくり粘れよ~。」
それを見かねた仲間のT氏が声を掛けて追い抜いていく。
この大会は折り返しが2回ある。
河川敷で退屈かと思っていたが、すれ違うランナー達とエール交換しながら走るの
で、かなり楽しい。
10キロを過ぎ対岸コースへ。
一転しての向かい風にタイムは大幅失速する。
ここを何とか堪えて、帰りの追い風で挽回するぞっ!
の、つもりが・・・・・。
一度落ちたペースを立て直すのは至難の業だと痛感。
脳は確かに加速を伝達したのだが、「足」は一大謀反を起こすのだ。

くっそ~、この足どもめ。
よし、作戦NO.01。
30キロ地点でカーボショッツを援軍に差し向けよう。そこでギアチャンジだ。
ところが、この秘密兵器ですら「へぼ足」の返り討ちにあってしまう。

へぼ足に悪態をつきつつなんとか35キロ地点へ。
さあ、ラスト7キロ。
「かつめし」と並ぶ、加古川名物の向かい風コースのお出ましだ。

何を隠そうこの時点ではまだ自己ベストが射程圏内だったのだ。

しかし、ここの向かい風は関東の某球団のなりふり構わぬ大型補強に匹敵する手強さ。
加古川名物に完膚なきまでに叩きのめされた。
一生懸命走っているのに全然前に進まない・・・、という夢を何度も見た事がある。
あの世界がここに現実に展開されている。
走っている感覚で想定していたラップより30秒も遅い1キロのラップを見た時には
絶句、悶絶した。
「何これ?嘘?時計狂ってる?」
狂っていたのは、あなたの頭と足。

この後、完全にドロップアウト。FUNRUNモードでヨチヨチとゴールへ。
「あと1キロや。頑張れ~!」
無様な姿を見かねたかYさんが檄を飛ばして追い抜いていく。
これに触発され気を取り直してランモードへ切り替えたが、時既に遅く平凡なタイム
にてのフィニッシュ。

瓢箪からは駒も出なかったし、棚からぼた餅も降ってこなかった。
マツリダゴッホ(2007年有馬記大穴馬)も出なかった。
練習での成果が全く振るわなかったので、予想通りの結果だ。

まぁ、そんな事はもういい。
さあさぁ、とにもかくにもこれで年内のノルマは果たした。

お待ちかねのこの風景。
        
今回の打ち上げは地元在住のH氏のご自宅にて。

完敗を喫した加古川名物をここではやっつけてやる。(違っ!)
      


このレースを最後にフルマラソンの記録短縮狙いから撤退しようと考えていた。
打ち上げの席で、この日自己ベストを出してすこぶる上機嫌のA氏、M氏に挟まれた
事が運の尽き。
私の課題をやんやと指摘され、またその対策を滔滔と講義されまくり、何だかまだ活
路がありそうな気持ちになる阿呆。
そして、また性懲りもなく木に登ろうとしている阿呆。

その気にさせた方々、木に登ったアホを見捨てないで責任とって来シーズンもご指導くださいましね~。 

本年の走り収め、完。

さ~、忘年会出まくるぞ~っ!