虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

ご贔屓のお寿司屋さん。

2006年07月10日 | ランニング
JR学研都市線の某駅駅前に巨人ファンの店として少々有名な寿司屋がある。
安くて旨いこの店は「今では」私のご贔屓店の筆頭となっている。
というのもこの店のオーナーは私の所属するランニングクラブの会員でもあるからだ。
「今では」と書いたとおり、ランニング仲間から愛されるこの店に、私は約2年間も足を踏み入れられずにいた。
「今日はNさんの店で二次会するけど、君を連れて行ったら
絶対暴れる!と思うからからなぁ。行かない方がいい。」といわれ続けていたから。
その原因はこれ↓




風景描写を聞き、「ぐえ~、そんなとこ、蕁麻疹出るわ!ずえったい行かない!」と、2年間近寄らなかった。
ところが或る日、とある大会の打ち上げで酩酊の末に連れて行かれた、くだんのお店。
確かにGグッヅで埋め尽くされてはいたが、寿司の「旨さ」と「安さ」と何よりマスターの人柄の虜となり、爾来すっかり「異端」の常連客となった。というのもやはりここはGファンの砦。
虎は、ここでは異端児なのだ。
厚顔無恥な私は、それでも構わず敵地で「タイガース愛」をぶちかまし続けた。
先週末の土曜日、久しぶりにおっちゃんの顔が見たくてお店に行った。
「おお、久しぶりやなぁ。」と、おっちゃん。
「元気?」
「元気な訳ないやろ。」
「やっぱり。」
「ああ、野球のない国に行きたいわ。」と、おっちゃん。
「何言うてんのん。ウチらは何年そんな苦しみ味わってきたと思ってるん。まだまだ修行が足らんで。」と私。
その夜、球児のセーブで勝った試合を見届けて「ごっとさん!」と上機嫌でその店を後にした。

4月、快進撃を続ける贔屓チームに気をよくして武庫川駅伝で好タイムを出したおっちゃん。
3ヶ月たった今、贔屓チームをこき下ろすおっちゃん。
巨人ファンで、私が初めて好きになった愛すべき人。
ええねんで。それでも好きやろ?止められんへんやろ巨人ファン。
ウチらは、あの暗黒時代ですら、あのチームを見捨てられずにきたんやで。
おっちゃん、野球のない国になんか行ったら窒息するで。
負けても負けても生涯野球は好きやんなっ!
負けるな巨人ファン!!
今日の記事は、おっちゃんへのオマージュ。

しかし、ひとんちのことを思いやっていられない状況がウチにも・・・・。
タイムリー欠乏症!!

ああ、残塁のない国に行きたい。。。。