虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

脚本完成!

2006年06月08日 | 脚本
脱肛!
もとい
脱稿!
某高校演劇部がHPF(高校演劇祭)にて上演する作品の脚本が、提出期限を大幅に遅れて、先日ついに最終脱稿した。クタ~っ!
♪ぞ~うさん、ぞ~うさん お~鼻がながいのね~・・・。
誰もが知っている童謡「ぞうさん」。
作者である、まどみちおがこの歌に込めた想いを知っているだろうか。
彼はこう言っている。
 「この地球上の動物はみんな鼻は長くないのです。そういう状況の中で『お前は鼻が長いね』と言われたとしたら,それは『お前は不具だね』と言われたように受けとるのが普通だと思います。しかるにこのゾウは,いかにも嬉しそうに『そうよ,母さんも長いのよ』と答えます。長いねと言ってくれたのが嬉しくてたまらないかのように,褒められたかのように」
この話を知ってから、長い間「ぞうさん」の歌詞に秘められた作者のこの思いについて考えていた。自分なりの解釈が確立した時、次回作の脚本のテーマにしようと決めた。

プロットを練り、半分ほどを書き上げた或る日、私は、ブログ上で知った一人の少女に魅せられてしまう。理由は『こっぱずかしくて』書けないが、この子を主役に「書きたい!」という想いは日々強まり、遂にテーマを方向転換。
難病と明るく闘う少女が主役となった。

しかし、これが苦労の始まりやった。
題材を実在の人物から取った抑圧に加えて、この病気に関する知識の希薄さ。
顧問の先生からもその辺の指摘が、激しく入った。
思慮の浅さを反省しつつ、今一度、奥深いこの病気のことをお勉強。
改稿、改稿で苦しみつつ、やっと脱稿。
これで、私の手から離れた~。
今週から、演劇部では本読みを開始したそう。
8月の本番では良い作品に仕上がることをただ祈るのみ。


ネタ提供を快諾してくださった、りささん&こりさちゃん、ありがとうございました。

また、困った時のネット頼りと、何処かしことヤフッてたお陰で、知り合えたかわいいブログ友達のおんたまちゃんもありがとね。君の情報も大いに役立ちました。