TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

不思議なピーチパイ

2005-10-16 10:06:16 | インポート
こないだ作ったパイが美味しかったので、またピーチパイを焼く。

レシピをちょっと変えたら、前のより良くできた。高度の高いこの地方では
オーブン料理をするのに工夫が必要だ。材料の割合や温度、時間など調整しないと
とんでもない結果になったりする。今回は桃と粉の量を増やして温度も変え、
大成功。とーっても美味しい!バンザーイ!

作りながら、竹内まりやの「不思議なピーチパイ」を思わず歌ってしまう。
あんな可愛い歌が流行っていたのはいつだろう、と検索してみたら、なんと!
25年も前であった。。。
母が資生堂で試供品をもらってきた覚えがある。マリアンも可愛かったよね。

かくしきれない気分はピーチパイ
わたしの気持ちは 七色に溶けて
いい事ありそな気分はピーチパイ
春のざわめきが 手のひらに舞う


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ホントかよ

2005-10-13 14:07:25 | インポート
雪で、アジリティ練習はお休み。

たいした量じゃないのに、アメリカ人はまことにヤワで困る。
ま、仕方ない。予定が空いてしまったので、ペットIQ診断というのをやってみる。

TABIの結果は、IQが141。「NASAから迎えにくるかも、の天才犬」だって(爆)
夫ともども大笑い。そんなにアタマ良くねーよ。大体、あんまり頭の切れる
犬というのは人間と暮らすのに向いてない。私はテキトウに学習能力があって
テキトウに間が抜けている犬のほうが好きだ。TABIくらいのおとぼけ犬が
ちょうどいいのだと思う。

ところで飼い主の私はというと、これは知能指数ではなく「飼い主としての適正度」
であるが、127。犬よか低いのかよ!と、ちょっとムッとする。

「均衡感覚バツグン、愛犬にとって頼りがい十分タイプ」だそうだ。
「ときにはきっぱりとした態度でボスであることを犬に示し、
かわいがるときには思いっきりかわいがるわんこにとっても頼りがいのある
バランスのとれたタイプ。
思慮分別に富み、愛犬の立場にたったものの考え方のできる飼い主さんです。」

そうですか、そうですか。
TABIよ、お前もそう思うかい?デスクの下の彼は、ふあ?とアクビをして
寝返りするだけ。ちっとも感謝してねーな、お前!
ま、いいか。そんなものだよ。


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初雪

2005-10-10 15:05:15 | インポート
アイスホッケーの試合で出かけた夫が電話で「雪だ」と言うから外を見る。

冗談かと思ったらほんと!一面雪景色!
昨日はTシャツで芝刈りをして、日焼けまでしたというのに。
これがウワサに聞いた山の気候というやつか。

TABIはあいかわらず、雪野原をうひゃうひゃ走りまくっている。


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桃の幸せ

2005-10-09 15:22:44 | インポート
庭の桃が大収穫。

農薬を撒かないので虫にやられたものも多いが、籠いっぱいに大きいのがとれた。
店で売ってるのは固くてまずいけど、うちで完熟したのはやわらかくて美味しい。
生でも美味しいが、夫がパイを焼いてくれというので焼いてみた。

桃のクリームパイ。「結婚73年目で亡くなったお婆ちゃんのレシピ」だそう。
カスタードにかくれた桃がとろりと甘く、クセになる美味しさ。
TABIもよだれダラダラ。

73年って、銀婚式をはるかに超える。離婚全盛の昨今、貴重な記録だ。
そんなに長く一緒にいて連れ合いを失ったお爺ちゃんは、さぞ悲しんだろうに。
「いや、『あと2年もってくれたらフロリダ旅行に無料招待されたのに』って
くやしがってるよ、きっと」と、夫。

こういうお婆ちゃんは、知識の宝庫だ。子供服からなにから、なんでも手作り
だったに違いない。お婆ちゃんとともに、伝統が消える。いまどきのお婆ちゃんは
なにも知らない、単に孫のいる年寄りばかりだ。自分でパイを焼くより、
スーパーで買ってくる。孫が遊びにきたら、ピザの出前だ。料理なんかしない。
だってお婆ちゃんは、キャリアウーマンの走りだもの。定年前に蓄えた金で
なんでも買うのさ。

73年のお婆ちゃんのおかげで、今日私たちは桃の幸せを味わう。


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黒犬COBY

2005-10-09 15:02:24 | インポート
裏の家で飼われている黒犬COBYは、ひみつのお友達。

引っ越したばかりのころは、塀の向こうから吠えてばかりいた。
ドスのある吠え声にてっきりロッティかなんかデカイ犬かと思った。ある日
塀によじ登って見たら、中型の丸い大きな目をしたテリア系雑種じゃないか。
両隣の住人にも吠えて威嚇しているが、実は飼い主の無知により社会化ができて
いない小心者なのだ。

菜園のレタスに水をくれていたら塀の向こうで吠え出したので、ホースで
思い切り水を浴びせてやった。キャン!と叫んでスタコラ逃げ、しばらく
近寄ってこなかった。ザマミロ。ハハハ。

塀の隙間からこっそりのぞいているから、ジャーキーをあげてみた。「Sit」と
言っても反応なし、こいつは全く訓練が入っていない。塀のわずかな隙間に
鼻をつっこむTABIのニオイをくんくん嗅いでいる。ジャーキーがどれほど
美味しかったのか、その日から私たちに吠えなくなった。そのかわり、私たちが
庭にいると塀の向こうで「クンクン」とさみしそうになく。COBY、と呼ぶと
塀の隙間に鼻をくっつけて待っている。そんな彼に、クッキーをくれてやるのが
日課になった。

うちのダイニングの窓から、COBYの家のパティオが見える。
COBYは、パティオの窓に足をかけて、飼い主家族が夕食を食べながら楽しそうに
話している様子を見ている。パティオのドアをかりかり引っかいて、「ぼくも
中に入れてよ」とクンクンないている。でも、誰もドアを開けてくれない。

COBYは、雨でも嵐でも外にいる。完全な外犬だ。散歩に連れてってもらって
いるところを見たことがない。生まれてからずっと、あの狭い庭が彼の世界
なのだ。よその犬と遊んだことがあるのだろうか。TABIだけが、塀を通して
出会う唯一の犬友達なのだろうか。

そんなCOBYに、今日もクッキーを用意して庭に出る。


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