TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ゆとりのある暮らしということ

2005-10-23 16:28:45 | インポート
今日は夫とスーパーで食料の買出し。

買い物に行くたびに、アメリカという国はなんと豊かなのだろうと驚く。
歯磨きひとつをとっても選択の幅が信じられないくらい広いし、なんせなんでも
安い。カナダのようなしみったれた貧乏国から来ると余計そのギャップがすごい。

今日行ったスーパーだって、「10個で10ドル」セールだ。
コーラ1ダース入りの箱を10箱で10ドルとか、とにかくすごい安さ。
品物だって安かろう悪かろうでなく、オーガニックのアイスティーとかもある。
これじゃあ儲けにならないだろう、とも思うが、当然のことながらすごい人で
ごったがえしている店内の様子から売り上げは相当なものと予想される。
単価の儲けが少なくとも、品数を多く売ってよその店より多く集客すれば
結果的には売り上げはのびる。お客にとってもこういう超低価格はうれしい。
しかも、50ドル以上買うと10ドルまけてくれる。信じられない!
カートに山盛り買って、100ドルですむのだ。

夫の上司が最近買った新型BMWは、なんとたったの2万8千ドル!
スバル・レガシーのL.L.Beanエディションより安く買える。
だから近所のアメリカ人はみな一家で4台も5台も車を持っているのだ。
ま、保険とかメンテにお金がかかるだろうが、車自体が安いのだから、どんどん
買い換えたり子供の誕生日のプレゼントにしたりできるわけだ。

カナダからアメリカへの頭脳流出が盛んなのも、うなずける。
一度こういうゆとりのある暮らしを知ってしまったら、もう帰りたくないだろう。
共産国から資本主義国へ移住するのに似ている。

アメリカ人に愛国主義者が多く、なにがなんでも国を守ろうとする姿勢が強い
のは、こういう豊かな生活を保っていきたいからだ。本当に恵まれている。
同じ大陸にありながら、この違い!なんてかわいそうなカナダ人たちよ。


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