TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Dying to be beautiful…化粧と女

2009-12-28 08:20:24 | インポート
女って悲しい生き物。

サンタはヒカリもののほかに、OPIのネイルも買ってくれた。赤い靴下に
子犬がアップリケされてるやつがオマケについてきた。とっても可愛くて
足元が暖かい!でも一日履いただけで、編地がほごれちゃったよ。

そのネイルと一緒に化粧品販売会社が入れてきたパンフレットをなにげに
見てたら、思わず「ゲゲ!」と言ってしまう画像。レーザー治療を受けた
女性のすっぴんと、その上に化粧を施した顔が並んでいる。レーザーでシワ
やシミをとる治療はハリウッド女優だけでなく、一般の人にも人気のようで、
知り合いのアメリカ女性も「十歳若返ってウキウキよ!」みたいに言ってた。
しかし、治療後の顔は因幡の白兎も真っ青の赤むけ、痛々しくて目を覆う。

「でもこのメイクを使えばこのとおり!治療後すぐにメイクして外出もOK」
ってのが、このパンフの内容。なんと、刺青も一塗りできれいに隠せるそう
だから、すごいカバー力である。レーザー治療の専門医が「うちの患者にも
喜ばれてます」とコメントしている。

ちょっと待ってよ、それって変じゃない?
こんなに皮膚が炎症を起こしている時、するべきことは刺激になるようなもの
は一切つけずに紫外線を避け、安静を保つことじゃないのか。そりゃこの顔
じゃあ外出できないだろうが、だいたいシワなんて命に別状ないものを「治療」
したんだから、不具合は我慢すべきでは。

こんなひどい状態の皮膚にベタベタ化粧しては、せっかくシワやシミをとった
のにすぐにまたシワやシミができてしまうのじゃないか。ま、そうなればまた
専門医にかけこんで高額治療を受けるだろうから、医師にとってはボロ儲け。
マッチポンプとはよく言ったものである。

こっちの女は小学生から化粧するし学校でも禁止しないから、若いのに厚化粧
して二十歳を越えるころには化粧ヤケで素顔はとても見られないのが多い。
笑っちゃうのが、十代のころはオトナに見られたくて化粧するのに、三十過ぎる
とやたらアンチエイジングと騒ぎ出し、年よりも若く見られるため奮闘努力。
どうして、ありのままの今の自分を受け止めないのか?

いや、日本の女も化粧が濃くて、一緒に温泉など入ると素顔はシミとシワで
びっくりする。彼女達に「えっ、あなたファンデも塗ってないの?!すごい
肌綺麗なのね」と驚かれるが、健康な肌を塗って隠す必要がどこにある?

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