TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

光なき瞳

2003-07-23 10:49:16 | インポート
いつもの公園は、犬連れがたくさん。

「あの子は全く目が見えないのよ」とDebraが指差す方向には、若いメスの
ハスキーがいた。シルバーグレイのコートが美しい、まだ1歳ちょっとの犬。

DebのチョコラブやうちのTABIと、コングの追っかけをして全速力で走る様子
からは、目に支障があるなんて微塵も感じられない。どんなに接近しても
ぶつかったりしないし、ものすごく敏捷だ。ブラウンとグラスのバイアイも
美しく、この瞳に光がないとは信じがたい。

すべてニオイと音を頼りに動いているのだそうだ。

おまけに泳ぎも達者。川に投げられたテニスボールを追って飛び込むTABI、
それを追うハスキーとラブ。泳ぐハスキーも珍しいが、ラブと互角にストローク
する姿はそり犬とは思えないほど。まして全盲とは。

飼い主もこの犬を特別扱いするのでなく、ごく普通に扱っている。
周囲の犬も、別に同情するでも距離を置くでもない。ごく普通。
だから私たちも、ごく普通の犬と同じように遊んであげた。

そういうのって、いいな。

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