TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬の幸せって

2008-09-15 06:31:52 | インポート
競技会から帰宅。

ララミーは、昔日本で一世を風靡したというテレビの「ララミー牧場」の舞台。
私は生まれてないからどれだけ人気があったかわからない。だけど、今の
ララミーもほとんど開拓時代から変ってない田舎で、な?んにもない。
ただ、「犬はつなげ」みたいな法律がないので、どこでもリードなしで自由に
歩かせることができる。野生動物にさえ気をつければいい。古き良き時代の、
西部の田舎である。

さて、今回ははるばるネバダから参加した人々と隣あわせになる。
Melissaはララミーに家を買い、定年退職後はこっちに引っ越して住むのだと
いう。椅子を持ってこなかった私たちに、ピクニック用シートと椅子を貸して
くれた。お友達のMarlaは休暇をとって一緒に来たらしい。

双方とも、いつもは州境を越えてカリフォルニアまで競技に出かけるそうだ。
あそこはアジリティ熱が高くて、毎週のように競技会があるもんね。
クラスやセミナーも、同様に加州まで出かけているという。

そのせいか、彼女たちはカリフォルニアの競技者独特の、非常に勝負に厳しく
犬にも厳しい態度が明らかである。Qが全て、タイトルが全て、みたいな。
Qしなかったときは犬はクレートに直行。Qしたときは、特別のご褒美を食べ
させてあげる。「こうすることで、犬は反省し、うまくいったときは美味しい
オヤツが待っていると理解するから」だそう。

そうだろうか?
ま、彼女たちのトレーナー(この世界で有名な人たち)がそう教えるから、
そのとおりにやっているのだろうが。犬にはよくわかんないと思うよ、その
違い。飼い主が喜んでいるのと、怒っているのの違いはよくわかっても、
「なぜなのか?」ってのはサッパリわかんないと思う。だってアジリティの
ルールなんて、犬にとっては摩訶不思議で理屈に合わないことばかりだもの。
「ああ、自分はコンタクトをミスしたから、オヤツをもらえずクレートに
閉じ込められているのか。次回はちゃんとやらなくちゃ」なんて考えてる
犬はいないよ。

まあどっちにしろ、犬は飼い主と遊べるのがうれしいんだからね。
あちこち連れていってもらえて、それはそれで幸せなのかも。

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