TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

今日のTABIご飯

2016-01-23 17:13:42 | 今日のTABIご飯
良い牛肉が手に入ったので、生食。



生牛肉の刺身、牛レバーの煮たの、煮干の出しガラ。
このところお天気が悪くて外散歩の時間が短かったので、食事量を減らしている。そのせいかTABIはおなかが空くらしく、夕食が終わっても「なんかくれ!」とキッチンをウロウロ。


「夜食になんかないの?」

さて、今日は肉屋さんでスープ用牛骨も買ってきた。
今、ブロス(broth)が大流行。日本でいうところの豚骨スープとか鶏がらスープとか、そんなかんじ。コトコト煮込んだスープをこした栄養満点のだし汁を、コーヒーがわりに飲むのが人間の間で流行っている。


コトコト煮込み中

この牛骨スープについては前にも書いたが、人間だけでなく犬の体にもとってもいいらしい。とくに病気療養中で食欲のない犬、食が細くなってきた老犬、ガンの抗がん剤の副作用で食べ物が入らない犬などに、少量で十分な栄養を与えるのにもってこいだそうだ。

作り方は簡単。

スープ用骨(牛、豚、鶏など) 鍋いっぱい
リンゴ酢大さじ2杯(骨からカルシウムなどミネラル分を溶かしだすため)
骨がかくれるくらいの水
好みで、ハーブ類、椎茸などキノコ類

これを24時間コトコト煮る。骨を取り出し、スープを漉して、一晩くらい冷蔵庫で寝かせる。分厚い脂肪がスープ表面に固まるので、脂肪分を取り除き、ゼリー状になったブロスだけを使う。うちはスロークッカーを使うが、薪ストーブの上でコトコト煮てもいいかも。「丸一日煮るのはとても…」というのであれば、骨のまわりの肉が柔らかくなる程度まで煮てもいいと思う。

脂肪分を取り除くので、おなかが弱い犬や老犬でも大丈夫。この脂肪は捨てず、うちでは野鳥のエサとして使う。ブロスには、犬の胃腸の荒れをおだやかに治す成分が含まれている。人肌にあたためたブロスを飲ませてやると、ちょっとくらいのおなかの不調はいずれ回復する。関節部分の骨を使えば、グルコサミンなど関節にいい成分がブロスにたっぷり出て来る。老犬だけでなく若い犬にも、ブロスはとっても体にいい。

人間も寒い冬の夜にはあたたかいシチューが美味しいように、犬もあたたかいブロスがほっこりしてホッとするんだろうね。


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