TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

SPIKE

2013-07-04 07:58:46 | TABIと暮らす日々
夕方、夫とバックヤードで涼んでいたら飛び込んできた犬。


パパと遊んでるところ

ヨーキーの男の子。
首輪にはSPIKEと名前が刺繍してあり、夏向けに毛がクリップされてて手入れはちゃんとしてある。このへんでは見かけない子。炎天下を歩き続けてたのか、すごく喉が渇いてる様子。とりあえずお水をあげる。

ものおじせず家の中にも入ってゆき、TABIのご飯の残りなどつまんでいる。お腹が空いているのか。鶏肉のかけらでは満腹にはならないだろうと、買い置きしてある缶フードをちょっとだけあげてみる。ヨーキーがどれだけ食べるのかわからないので、小皿にちょっと。ものすごい勢いでたいらげた。

男の子でしかもテリアなのに、TABIとはニオイ嗅ぎしただけでうまくやっている。だけど、迷子には違いないし、飼い主は青くなって探しているに違いない。そこで、夫がTABIを散歩に連れてゆきながら近所を回り、聞いてみることに。

お向かいもお隣も「さあ?見たことない」と言っていたが、三軒先で「ああ、この子はあのうちの子だよ」と教えてくれた先は、他にもチワワなど小型犬を多頭飼いしている近所のうち。いつも犬達は放し飼いで、とくにチワワはよく庭を脱走しては車にひかれそうになったり、よその犬を攻撃したりしてみんな迷惑している。

SPIKEを連れてゆくと、飼い主夫婦の奥さんのほう(三十代とおぼしき女性)はパティオに腰かけスマートフォンで話に夢中。

「お宅の犬?」と聞くと、「あらSPIKE、どこ行ってたのお~?(そして電話の相手に向かい)え?ううん、うちの犬よ。ヨーキーのほう。それで、それからどうしたのよ。へえ~、そおなのお、それじゃあねえ...」と、全く犬が何時間もいなくなったことには関心がない様子で電話会話に没頭。

犬はこの女になついてるし、とりあえず飼い主であることには間違いなさそうなので、犬を置いて去る。

こんなにほったらかしで、なんのために犬をたくさん飼ってるんだろう?
これじゃあ、誰かが犬を盗んでも気がつかないんじゃない?
おんなじ態度で、自分の子供達にも接してるのか?

いろいろ疑問はわいてくる。
が、結局は他人の犬なので。


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