TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

やさしい子

2012-06-29 15:02:02 | TABIと暮らす日々
夕食前に、みんなで森へお散歩に。

ブラックベリーが生い茂るあたりにさしかかったところで、聞きなれない鳥の鳴き声が。あたりを見渡すと、右手の茂みに一羽、左手の茂みに一羽。両方で鳴き声を交換しあってる様子。TABIパパがカメラのズームでなんとか撮影に成功。どうやら、野生のウズラらしい。


頭にかんむりがあるでしょ

鳴き声は、どんどんかん高くなる。

TABIはどこへいるかと思ったら、足元の地面をじっと見つめて動かない。ヘビでも出たかと思ったら、パパが声をひそめて「カメラ、カメラ」。そおっと近寄ってマクロでとらえたものは…。


ぴよぴよ

なんと、ウズラのひな鳥!

茂みで鳴いていたのは、親鳥だったのだ。ウズラは、地面の穴にヒナを隠して育てる。私たちが通ったので、警戒してギャーギャー鳴いていたらしい。ヒナは、じっと動かずおとなしくしていた。TABIも、ただじっと見つめているだけ。

ほんとに小さくて、ウズラの卵に毛が生えたくらいの大きさ。かわいいから触ってみたかったけど、親鳥が心配してるからみんなで立ち去ることにした。

ご近所さんにその話をしたら、「まあえらいわね。うちで飼ってたゴールデンだったら、あっという間にヒナを食べちゃうところよ」と言った。そうだよね。テリアとかでも、やっぱりバクッといっちゃうだろうな。テリアは食べるというより殺すのがおもしろくてやるんだよね。ハンターとしては、立派な行為だけど。

TABIは、前にウサギが庭で赤ん坊を産んだときもそうだけど、赤ちゃんを傷つけることはできない性格らしい。こういう子は野生では生き延びられないだろうけど(笑)、やさしい子なのね。

ウズラといえば、スーパーで売っているウズラの卵のパック、あの中の一個くらいは有精卵がまじっていることがあるらしい。上手に孵化させる実験をした人がいて、なかなかおもしろい。一回目はうまくいかなかったみたいだけど、二回目は成功してかわいいヒナが!へえ~、あのお弁当のおかずがねえ、ヒナになるのね。


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