TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ホワイトアスパラ

2010-09-28 13:40:28 | インポート
ヒットラーの大好物だったそうな。

実は私も子供の頃、缶詰のホワイトアスパラが大好きだった。
あの、くた?とした感触!アスパラって白いものだと思っていた。
その後、新鮮な緑色のアスパラに出会って、本来は緑なんだと初めて知った。

緑のアスパラは、カナダでは初夏になると地元の農家が売り出す。
竹の子と同じで、とれたては生で食べられる。えぐみが全くないのだ。
ま、八百屋で売っているのはさすがに調理しないとダメだが。

だけど白の生アスパラは、こっちで売っているのを見たのは今回が初めて。
ちょっとグルメなスーパーに新鮮ハーブを探しに行ったら、ホワイトアスパラ
が山になって売っていた。もちろん、輸入ものであるが、なんと緑のよりも
安いのだ。これは驚きである。普通は逆だろうが。

早速買ってきたが、調理法がわからないのでネットで検索。
やっぱり調べて良かった。緑のやつとは料理法が全く違うのである。
ドイツで非常に人気のホワイトアスパラだが、白いから柔らかいのかと思った
ら逆で、皮を丁寧にむかないと茹でても食べられないという。しかも、ドイツ
では二十分くらいクタクタになるまで茹でるという。その上からバターたっぷり
のソースをかける。アスパラはカロリーセロだが、ソースが無茶苦茶カロリー
が高い。日本人成人女子の一日の必要カロリーの半分以上もある。ドイツ人は、
これを前菜にハムとオーブン焼きポテトを食らうのである。どうりで彼らは
老若男女みなデカイわけだ。

ドイツ風でなくシャキシャキ感を残す調理法も見つけたので、そっちを試す。
先端だけ残し皮を丁寧にむき(すっごく筋っぽく、これじゃむかなきゃ食え
ないなと思う)、レモン汁と塩を入れた熱湯で十分茹でる。茹で汁は美味しい
スープになるので、冷蔵庫で保存。一応マスタードソースを作ったが、
一つ試しに茹で上がったアスパラを食べたらこれが美味!夫も「このまま
いけるね」と言うので、ワインを飲みながら前菜として茹であがりをあっと
いうまにたいらげてしまった。

夫と私の、生ホワイトアスパラ初体験。
また見つけたら買って来よう。