TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

The Tudors

2010-09-23 13:59:25 | インポート
ファイナルシーズンが今日から。

若くてヤリ放題だったキングも晩年となり、ヒゲにタモリみたいなオールバック。
ま、史実ではもっとトシでメタボだったようだが。自分の娘より若いカミさん
をもらって、第二の青春。

弁護士ドラマ・医者ドラマ・警察ドラマばっかり!の昨今、The Tudorsの
ような歴史ものは新鮮で見がいがある。私はもともと歴史ものが好きで、
日本ではNHKの大河ドラマとか見てたから、アメリカやカナダでどうして
こういうドラマがもっと作られないのか不思議に思っていた。このテのドラマ
が視聴率を上げにくいのは何故なのか?インテリジェンスのない国民が多い
ってことか?The Tudorsのヒットは、このテのものとして異例と言っていい。

歴史ものは、ロケやセット、衣装にものすごくお金がかかるからやりたくない
のはわかる。でも今の時代、お城とか風景なんかCGでごまかせるじゃないか。

ヒットの要因はもちろん、史実とかけはなれた若くハンサムなキングを主役
にもってきて、若い女優の裸をお茶の間に提供(笑)することで視聴者の
支持を得たことだろう。歴史ものは史実にあまりに忠実だとおもしろくない。
ホンを書く人のイメージの中で作り上げたキングのほうが、魅力的でカッコいい。
ロンドンの蝋人形館でヘンリー八世と六人の女房を見たことがあるが、あの
王様じゃあちょっと現代ドラマはつらいかもしれない。

楽しみに見てきたこのドラマだが、今度がファイナルシーズン。王様が死んだ
ところで幕である。実際にはチューダー王朝は、ヘンリーのあとエドワード、
メアリーと続き、エリザベスで打ち止めになるのだから、そこまでやって
欲しかった。でも映画があったからな、エリザベスは。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする