TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬の気持ちは…

2006-02-09 06:56:39 | インポート
NADACのルールがまた変わってしまった。

GamblerからWild Cardへ、そして今はChance。たった一ヶ月でこの変化。
ところで、リストでは「アジ犬にも休暇が必要だ」と話題になっている。
そりゃそうだ。年中ジャンプばっかしてられない。カナダじゃあアジの季節は
夏だけだったから、あとはずっと休養みたいなもんだった。でもアメリカでは
年中競技会があるから、やろうと思えば毎週末競技することは可能だ。

去年の秋、クラスで一緒だったアジ友達は、なんと5つの団体に入ってほぼ
毎週末競技に出ている。その他にウィークデイには個人レッスンを受け、ランスルー
に参加し、また新しくクラスに入ったし、セミナーにも必ず出る。
お金も体力も恵まれている彼女だが、犬はどう思っているのか?

競技会の様子を見る限り、犬は「もう勘弁してよ」といったかんじ。まだ二頭
とも若いが、さすがに休みなく走らされて、間違えれば叱られるし、ストレスで
一杯。結果だって、NQばかりだ。ハンドラーのストレスも溜まり、悪循環。
早くタイトルを取りたい気持ちはわかるが、二年間毎週出てるのにまだノーヴィス。

先週末は珍しく競技会がなかったが、なんとカリスマハンドラーのセミナーに
出て犬をしごいてきたらしい。彼女のブログによると、その後犬は発熱して
獣医に診せたところ肺炎と診断されたそうだ。過労だよ?
それなのに、今週末はまた競技会、そして来週末、休みなしだ。

「鉄は熱いうちに打て」が彼女の信念らしいが、打ちすぎてぺったんこになって
しまったらどうするんだ?すでに一頭は昨年肩を負傷し、競技を休んでいる。
それがアジリティのやりすぎだという証拠はないが、どう考えても彼女のやり方は
犬の気持ちを無視しているように思う。

ま、私たちが何を言ったところで馬の耳に念仏。


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