TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Christmas Gone to The Dogs

2002-12-23 07:18:12 | インポート
毎年恒例のChristmas Gone to The Dogsに行ってきた。

TABIの学校の、アジリティ・フライボール・ドックダイビングのクラスの面々が参加。
今年のSPCAは、シェルターに収容されている犬が驚くほど少なかった。
去年は裏の犬舎にもあふれるほどだったのに。
今年は捨てられる犬が少ない、という結果であれば喜ばしいことだ。
しかし、収容所内で伝染病が発生して大量安楽死の結果だとしたら、悲しい。

私たちがお世話した犬は、KWANZA。アムスタッフのミックスで、3歳のメス。
小柄でブリンドルのコートがきれいな犬だが、乳房が張っていてどうやら出産した
ばかりらしい。それも初産ではなく、過去に何度もお産しているようだ。
とても人懐こいのだが、他の犬が恐いらしく、少しでも近づくと気が狂ったように
吠えまくり暴れまくり、リードもちぎれそう。

Paulaとも話したが、おそらく彼女はバックヤードにつながれっぱなしだったのだろう。
全く社会化ができておらず、基本的躾も何もされていない。
バックヤード・ブリーダーにブリーディング・ストックとして飼われていたのかも。
生まれた子犬は、純血アムスタッフとして高値でドラッグ・ディーラーや闇の
ドッグ・ファイティング用に売られていたのだろうか。
TABIと同じ年格好なのに、たぶん発情のたびに交配させられ、生後半年くらいから
何度も子を産まされたのかもしれない。
彼女にとって、他の犬の姿を見るのは無理やリオス犬と交配させられる時だけだったのか。

この子のこれまでの犬生を思うと、胸がつまる。
どうか忍耐強い新しい飼い主が見つかって、リハビリがうまくいきますように。


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