<奥祖谷二重かずら橋>
剣神社への参拝を済ませ、
剣山の頂に別れを告げると、
いよいよ酷道439号線との
対面が待ち受けていました。
とは言え、実際に国道が
「酷道」へと変貌するのは、
県境や峠の近辺に限られています。
今回私が通ったルートに関しては、
多少ヒヤッとする箇所はあるものの、
そこそこ整備された舗装道路が続き、
全体的には快適なドライブとなりました
(とは言え、ほぼ一車線ですけど……)。
今朝の出発があまりにも早かったせいか、
スケジュールに余裕が生じたため、
途中、奥祖谷二重かずら橋に立ち寄り、
道路掃除をしていた地元のおばあさんに、
昔の祖谷の暮らしなどを聞きながら、
剣山の空気にたっぷりと浸ります。
山頂から幾分下がっているとは言え、
まだ標高は1000m近くあるでしょう。
かずら橋(および野猿)を見学すべく、
山間を流れる川のほうへ降りて行くと、
そこかしこに剣山から流れ落ちる
朝の冷気が充満していました。