たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

日本らしい光景

2017-12-04 09:13:18 | 剣山・イスラエル

<剣山・見ノ越>

 

剣山山頂では、毎年7月17日になると、

山の頂を目指してお神輿を担ぎあげる、

古くからのお祭りが行われるそうです。

7月17日と言いますと、

京都祇園祭のハイライト・山鉾巡幸の日であり、

ノアの箱舟がアララト山に到着したとされる

古代ユダヤの記念日のひとつですね。

「失われた十支族」との関連を指摘されるのも、

やはりこのお祭りの影響が強いのでしょう。

 

ちなみに、この劔山本宮劔神社例大祭は、

平家や安徳天皇を慰霊する行事とも言われ、

平家のシンボルである赤旗を掲げながら、

ほら貝を持った修験姿の崇敬者などが、

六根清浄(ろっこんしょうじょう)を唱えて、

「平家の馬場」と呼ばれる草地を進むそうです。

 

また、それと同時に御旅所においては、

阿波忌部の一派・木頭忌部(きとういんべ)氏

に伝わる劔の舞が奉納されるのだとか。

ここ剣山では、神道、仏教、修験道、

そして古代ユダヤまでもが混在した、

「日本らしい」光景が脈々と生き続けていました。

【参考サイト】

ダイドードリンコ 日本の祭り