<剣山・見ノ越>
剣山山頂では、毎年7月17日になると、
山の頂を目指してお神輿を担ぎあげる、
古くからのお祭りが行われるそうです。
7月17日と言いますと、
京都祇園祭のハイライト・山鉾巡幸の日であり、
ノアの箱舟がアララト山に到着したとされる
古代ユダヤの記念日のひとつですね。
「失われた十支族」との関連を指摘されるのも、
やはりこのお祭りの影響が強いのでしょう。
ちなみに、この劔山本宮劔神社例大祭は、
平家や安徳天皇を慰霊する行事とも言われ、
平家のシンボルである赤旗を掲げながら、
ほら貝を持った修験姿の崇敬者などが、
六根清浄(ろっこんしょうじょう)を唱えて、
「平家の馬場」と呼ばれる草地を進むそうです。
また、それと同時に御旅所においては、
阿波忌部の一派・木頭忌部(きとういんべ)氏
に伝わる劔の舞が奉納されるのだとか。
ここ剣山では、神道、仏教、修験道、
そして古代ユダヤまでもが混在した、
「日本らしい」光景が脈々と生き続けていました。
【参考サイト】
ダイドードリンコ 日本の祭り