たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

剣山とスサノオ

2017-12-05 09:16:05 | 剣山・イスラエル

<四国中央市>

 

祇園祭が古代ユダヤの伝承の再現であるように、

毎年7月17日に行われる剣山のお祭りも、

渡来人との関連を無視することはできません。

山から神様をお招きするのではなく、

「山頂に向かってお神輿を上げる」

という不思議な習わしは、お神輿という船を

アララト山に見立てた剣山に運ぶことで、

故郷の神への畏敬の念をあらわし続けた

ユダヤ人の残影なのでしょうか……。

 

7月17日と聞いて思い出すのは、

有名な京都八坂神社の祇園祭であり、

ご祭神である牛頭天皇ことスサノオです。

もともと剣山でお祀りしていた主祭神は、

素盞男命(すさのおのみこと)だとされ、

同月同日にお祭りが行われる祇園祭と同様、

ヤハウェそしてスサノオへの信仰心が、

今なおこの四国・剣山の山中にも、

引き継がれているのかもしれません。