今日は一日仕事休みで月一回の定期通院の日である。
日勤同様にいそいそ出かけて来たが、外来は混雑して立って待つ場所すら無い。
何でこんなに混んでいるのだ。
採血に呼ばれるまでしばし本を読んで待つ。
30分も待ってやっと呼ばれた。
血を採ってすぐに外に出る。
あの外来で何時間もじっと待っていたら間違いなく風邪を感染されてしまう。
と言ってもまだ10:00過ぎだからな。
何処行こうかな。
この凍結路面を徒歩で海を見に崖や浜までの坂道を歩く気にはならない。
結局また岸壁に来た。
風は穏やかで暖かい。
空腹感無くて忘れていたけどまだ朝食も摂ってなかった。
でもこんな早くから営業している飲食店無いし、コンビニ弁当やパンは
このきんかんなまなまな凍結路面を歩いてまで買って食べたくない。
どうしようかな。
岸壁の商業施設の中の食堂を覗いたら、もう営業していた。
またボンゴレにした。
これは鉄板焼きうどんでない一般的なパスタである。
貝付アサリごろごろ。
ウマいよ。
まだ11時。
市立図書館で本を読めるといいんだけど、あそこはもののけが犇めき合っていて
壁や柱を背にして座ってると背中からいろいろ話しかけて来るから落ち着いて読めない。
食べ終えて外を少し歩く。
暖かいと思ったが、それでもちゃんと綱が凍ってつららが垂れている。
空と水が同じ色だ。
こういう時もある。
小さく融けた蓮氷の断片が何故か港から川上に向かって流れて来た。
何で河口から上流に向かうんだろう?
茶屋で暖を取ろう。
本の続きを読む。
川面を小さい船が行き来するのが見える。
丸太を牽引する船だ。
丸太の後ろにも船。
茶屋で暖まりながら本を読んでいると元気な婆さん達の団体が来て会合を始めた。
話題は次から次から湧いて来る。
まず細川たかしの歌唱力を讃え、聴いて夫と二人で興奮した話。
次に柔軟な筋肉を付けるにはケーキだの甘いもん食ってる場合でない、
しかしカリカリくんウマい、という話。
(カリカリくんでなくてガリガリくんね。)
ホトケさん(仏壇)に上げた菓子を「線香臭い」と嫌がって食べない孫がめんこくない話。
あらあんた食べる前に手を拭きなさいよ、いいよトイレで洗ったから、…?低温やけどの話に。
「私、肌弱いから。けけけけ頭も弱いんだわ。」
そしてせんねん灸が腰痛に効く話。
更にダンナとの相性、干支が回って回ってぐるぐる。
代金を集め始めた。
「おつり合ってる?」
「けけけちゃんと計算しなさいよ」
「あら私いっつも家に帰ったら百円合わないんだわ。
毎年お金出して家計簿買って付けてるけどね、
残高なんかいちいち合わせてられないんだわははは何だかお金少ないなと思ったら」
いきなり年金のと家計の話に飛んだ。
「電気代上がったからねぇ」
「1年間の合計を12で割ったらさぁ」
「年金しか収入無いっしょ、だからちゃんとしないと」
「金持ちがなに言ってんのけけけ」
おし、後は葬式と墓の値段の話がシメに登場するであろうな。
あ、そうかダンナの介護費用の問題が出たか。
そうだなそっちの方が先だわ順序から見ても。
切実だのう。
・・・・・(ここで、私はしばし読んでいる本からメモを書き取った。)
婆さん達解散し、帰って行った。
楽しそうだ。
ええのう。
今が青春なんだな。
あれっ。
本読みに没頭している間に川の様子が変わっている。
蓮氷の群れが岸壁すれすれに、河口から流れ込んで来た。
この前来た時にもこの光景を見たと思う。
いつだったかな。
何で河口から上流に向かって逆流して来るんだろう?
海から来るんだろうか。
店主に聞いてみた。
どうやらこれらの蓮氷は海から来るのではなく風で押されて川を遡って行くらしい。
へぇ~
川が逆流しているのかと思った。
川が逆流するのを見たのはM8震度6の大きな地震と共に津波が来た時ぐらいだったから
正直驚いたし、警戒した。
そうか。
風が運んでいたのか。
さて、そろそろ14時だ。
病院に戻ろうかな。
光の氾濫する岸壁。
目が眩む。
湿原に向かって遡って行く。
病院に戻った。
待合室のテレビでお江戸の街に雪が景気よく降っている。
あの雪の中、お江戸の人々の靴裏には滑り止めのガラス繊維や刃が仕込まれていないとか、
車は夏タイヤしか持っていないと言うのは本当だろうか。
本当なら恐怖だ。
生命が幾つあっても足りない。
ほぼ一日がかりの通院を終え、薬局で薬を受け取り、
明日からの弁当に使う食材の買い出しをして帰宅。
年のせいか、最近コンビニのものがどうも食べられなくなったので
今は昼食の弁当は全部自分で作らねばならない。
白菜煮込みを作らないと。
日が暮れる。
日が長くなって日没の方角が南西から西へ、毎日少しずつ移動している。
煮ものをしているので暖房をケチったら冷え込んできた。
今日は早く寝ないと。
明日は早出。
日勤同様にいそいそ出かけて来たが、外来は混雑して立って待つ場所すら無い。
何でこんなに混んでいるのだ。
採血に呼ばれるまでしばし本を読んで待つ。
30分も待ってやっと呼ばれた。
血を採ってすぐに外に出る。
あの外来で何時間もじっと待っていたら間違いなく風邪を感染されてしまう。
と言ってもまだ10:00過ぎだからな。
何処行こうかな。
この凍結路面を徒歩で海を見に崖や浜までの坂道を歩く気にはならない。
結局また岸壁に来た。
風は穏やかで暖かい。
空腹感無くて忘れていたけどまだ朝食も摂ってなかった。
でもこんな早くから営業している飲食店無いし、コンビニ弁当やパンは
このきんかんなまなまな凍結路面を歩いてまで買って食べたくない。
どうしようかな。
岸壁の商業施設の中の食堂を覗いたら、もう営業していた。
またボンゴレにした。
これは鉄板焼きうどんでない一般的なパスタである。
貝付アサリごろごろ。
ウマいよ。
まだ11時。
市立図書館で本を読めるといいんだけど、あそこはもののけが犇めき合っていて
壁や柱を背にして座ってると背中からいろいろ話しかけて来るから落ち着いて読めない。
食べ終えて外を少し歩く。
暖かいと思ったが、それでもちゃんと綱が凍ってつららが垂れている。
空と水が同じ色だ。
こういう時もある。
小さく融けた蓮氷の断片が何故か港から川上に向かって流れて来た。
何で河口から上流に向かうんだろう?
茶屋で暖を取ろう。
本の続きを読む。
川面を小さい船が行き来するのが見える。
丸太を牽引する船だ。
丸太の後ろにも船。
茶屋で暖まりながら本を読んでいると元気な婆さん達の団体が来て会合を始めた。
話題は次から次から湧いて来る。
まず細川たかしの歌唱力を讃え、聴いて夫と二人で興奮した話。
次に柔軟な筋肉を付けるにはケーキだの甘いもん食ってる場合でない、
しかしカリカリくんウマい、という話。
(カリカリくんでなくてガリガリくんね。)
ホトケさん(仏壇)に上げた菓子を「線香臭い」と嫌がって食べない孫がめんこくない話。
あらあんた食べる前に手を拭きなさいよ、いいよトイレで洗ったから、…?低温やけどの話に。
「私、肌弱いから。けけけけ頭も弱いんだわ。」
そしてせんねん灸が腰痛に効く話。
更にダンナとの相性、干支が回って回ってぐるぐる。
代金を集め始めた。
「おつり合ってる?」
「けけけちゃんと計算しなさいよ」
「あら私いっつも家に帰ったら百円合わないんだわ。
毎年お金出して家計簿買って付けてるけどね、
残高なんかいちいち合わせてられないんだわははは何だかお金少ないなと思ったら」
いきなり年金のと家計の話に飛んだ。
「電気代上がったからねぇ」
「1年間の合計を12で割ったらさぁ」
「年金しか収入無いっしょ、だからちゃんとしないと」
「金持ちがなに言ってんのけけけ」
おし、後は葬式と墓の値段の話がシメに登場するであろうな。
あ、そうかダンナの介護費用の問題が出たか。
そうだなそっちの方が先だわ順序から見ても。
切実だのう。
・・・・・(ここで、私はしばし読んでいる本からメモを書き取った。)
婆さん達解散し、帰って行った。
楽しそうだ。
ええのう。
今が青春なんだな。
あれっ。
本読みに没頭している間に川の様子が変わっている。
蓮氷の群れが岸壁すれすれに、河口から流れ込んで来た。
この前来た時にもこの光景を見たと思う。
いつだったかな。
何で河口から上流に向かって逆流して来るんだろう?
海から来るんだろうか。
店主に聞いてみた。
どうやらこれらの蓮氷は海から来るのではなく風で押されて川を遡って行くらしい。
へぇ~
川が逆流しているのかと思った。
川が逆流するのを見たのはM8震度6の大きな地震と共に津波が来た時ぐらいだったから
正直驚いたし、警戒した。
そうか。
風が運んでいたのか。
さて、そろそろ14時だ。
病院に戻ろうかな。
光の氾濫する岸壁。
目が眩む。
湿原に向かって遡って行く。
病院に戻った。
待合室のテレビでお江戸の街に雪が景気よく降っている。
あの雪の中、お江戸の人々の靴裏には滑り止めのガラス繊維や刃が仕込まれていないとか、
車は夏タイヤしか持っていないと言うのは本当だろうか。
本当なら恐怖だ。
生命が幾つあっても足りない。
ほぼ一日がかりの通院を終え、薬局で薬を受け取り、
明日からの弁当に使う食材の買い出しをして帰宅。
年のせいか、最近コンビニのものがどうも食べられなくなったので
今は昼食の弁当は全部自分で作らねばならない。
白菜煮込みを作らないと。
日が暮れる。
日が長くなって日没の方角が南西から西へ、毎日少しずつ移動している。
煮ものをしているので暖房をケチったら冷え込んできた。
今日は早く寝ないと。
明日は早出。
私は長靴履かなくて、持っていないのですが、
北海道のものと違うんですか?
それきは知りませんでした。
建物の構造も、着るものも(ダウンジャケットの材質とか)
いろいろ違うとは聞いておりましたが、
長靴まで違うとは。